東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 大畠周辺の史跡巡りウォーキング(3/5)

2022年03月07日 | 歴史探訪他ウォーキング

 日積に向かう古道に曲がり、石神川の上流に向かって20m位歩くと宗任第一踏切がありました。その踏切を渡ってすぐ、左に向かう小道に入りました。そして、民家が並ぶ小道を山に向かって歩きました。だんだん小道は急坂になり、小道を上り詰めると崖の途中に祠がありました。住吉荒神様です。私が思うに、この崖は昔からく崩れやすかったのではないかと思います。そのため、災害が起きないための守り神なのではないかと思います。屋根が青く塗ってあり、今でも管理がされているようでした。住吉荒神様を見終わると、踏切に戻って再び柳井に向かう旧道に戻りました。

       急な坂道を登り、崖の途中に置かれた住吉荒神様を訪れる


 柳井に向かう古道はとても趣があります。しかし、行き交う人はなく犬も歩いていません。夜は怖いくらいに寂しい古道ではないかと思います。車が行き来する賑やかな国道188号線に、人も車も取られてしまったのでしょう。今の国道188号線が開通する前、この古道は行きかう人々や馬車などで活気があったはずです。

 崖途中の住吉荒神社   古道沿いに趣のある建物   国道に面した住吉神社
  

 趣のある建物を見ながら歩いていると、かつて旧大畠座があった更地の向こうに住吉神社が見えてきました。住吉神社を参拝することにしました。住吉神社に向かう道はかつては参道だったようです。しかし、国道188号線が住吉神社拝殿の目の前に通ったことにより、参拝しずらくなったに違いありません。大畠ではないのですが、国道の開通に伴い参道の向きが変わってしまった神社もあります。

  住吉漁港に面した梅ヶ崎天満宮      旧大畠役場跡地のお地蔵様4
 

  続いて、住吉漁港の堤防沿いに歩いて梅ヶ崎天満宮を参拝しました。鳥居には、立派なしめ縄が飾られていました。続いて古道に戻りましたが、国道188号線を再び横切らなければなりません。左右の車に注意しながら横断歩道を渡りました。古道に戻ってしばらく歩くと、旧大畠役場跡に着きました。広い更地になっていました。そのはす向かいにお地蔵様4が安置されていました。地域に大切にされていることが分かるお地蔵様です。

       柳井市大畠周辺の史跡巡りをしたウォーキングルート

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