東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 大畠周辺の史跡巡りウォーキング(2/5)

2022年03月01日 | 歴史探訪他ウォーキング

 鳴門神社を参拝し終わると、隣の石上神社に行きました。小さな境内に入ると、傍に山陽本線の線路が見えました。続いて、下見の時に節分時の魔除けを買おうとした井本商店に行きました。最近ご主人のお母さまが亡くなられた上に、ご主人自身も具合が悪いとのこと。奇遇ですが、そのご主人は今回一緒に史跡巡りした同僚の元上司だったそうです。今年はこの魔除けを購入できませんでした。しかし、材料がタラの棘茎,煮干し,そしてユズリハの葉であることが分かっただけでも成果でした。自分でも作れそうです。2月は終わってしまったため、来年自分で作ってみようかと思います。

        石神川の下流、満潮のため橋の下に潮が満ちる


 次に井本商店の隣家に安置されたお地蔵様に行きました。ところが、隣家の壁に安置されたお地蔵様が無いのです。「どうして無いの?どこに行ったのかなあ?」など話をしていると、その話声が聞こえたようです。隣家の方がドアを開けて顔を出しました。その方のお話によると、2月初めに戒善寺にお預けしたとのこと。このお地蔵様もお世話が難しくなったのでしょう。つい2月初めまでお地蔵様が安置されていた壁が空虚に見えました。いったい何十年もの間、この場所で街道を行きかう人々の安寧を見守ってきたのでしょうか。残念ですが、仕方ありません。

  線路傍の石上神社    魚屋さんのお地蔵様2    石神川のお地蔵様3
  

 次に、国道188号線側に出ました。そして、魚屋さんのお地蔵様2を見ました。ついでに、魚屋さんのいけすを見学しました。季節柄、牡蠣が美味しそうでした。続いて、旧街道をどんどん西に進みました。石神川と旧街道が交わる地点にきました。この場所は日積からの街道と交わる三字路です。古い呉服屋さん、文房具屋さんなどの建物が軒を連ねていました。

    節分時に軒下に飾る魔除け      満潮の石神川にせり出した民家
 

 この三字路には、立派なお地蔵様3が安置されていました。このお地蔵様はまだまだ綺麗に管理されていました。大畠、柳井、日積の三方向から行き来する人々を何十年も見守ってきたのでしょう。私が幼児だった60年位前、平生,柳井,柳井港,そして由宇はとても活気があったことを覚えています。この大畠界隈も活気があったに違いありません。

       柳井市大畠周辺の史跡巡りをしたウォーキングルート

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