東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ヘナの挿し木を追加

2020年09月01日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 8月初めにヘナを植木鉢に挿し木しました。その後の2週間位、葉がしなびたりして勢いがなくなりました。ところが、2週間を過ぎた頃から新しい葉が展開するようになりました。つまり、挿し木後に根付いたようです。これで、ヘナが挿し木で増やせることが分かりました。そこで、今回は新しい植木鉢を購入して新たに挿し木することにしました。元々熱帯で育つ植物なので花が咲かず、種を得ることまず無理のようです。挿し木で増やして、温室で冬越ししようと思います。そして、来年の夏に本格的にヘナを育てて、染色材として葉を収穫しようと思います。

       8月初めに挿し木したヘナ、元気に葉が展開


 種から育てたヘナが二本あります。その中で、よく伸びている枝を4本選んで切り離しました。挿し木にするため、土に埋める部分の葉をすべて取り除きました。また、枝の先端はハサミで取り除きました。葉がたくさん付いていると、葉からの蒸散が多くなり枯れてしまう可能性が高くなります。挿し木する場合、一般的に葉を少なくします。購入した培養土を植木鉢に入れてから挿し木しました。ばい菌がたくさんいる畑や庭の土では、枯れてしまうかも知れません。

   良い枝を切り離す    切り離した枝      葉を取り挿し木
  

 挿し木するために取り除いた葉は、さっそく天日乾燥しました。カラカラに乾いた葉は粉にします。製粉機で粉にするほど葉は多くありません。乳鉢で擦るようにして粉にしようと思います。粉にしたヘナを水で溶かして、どの程度肌や布が染色するか確認しようと思います。藍などと違って、茶色または橙色に染まるようです。ヘナを挿し木した植木鉢は日陰に置きました。今後は毎日の水やりが欠かせません。2週間後には根付くでしょうか。

    天日乾燥中のヘナの葉        挿し木した四つの植木鉢
 

コメント
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