東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

バインダーの刈刃を交換 1/2(キャブレター修理)

2020年05月28日 | 農機具,工具

 そろそろ麦刈りのシーズンです。来週には麦刈りをしようと思い、バインダーを小屋から出しました。実はこのバインダーは刃の一部欠けているため、刈り取りが少々うまくいきません。新品の刈刃が届いたため、今回交換することにしました。一年ぶりにバインダーを試運転してみました。するとエンジンが全くかからないのです。刈刃交換する前に、エンジンの修理をするはめになりました。やれやれです。・・・・メインノズル(燃料噴出口)の詰まりが原因でした。

    エンジン動作しない原因は、メインノズルの詰まり


 最初、プラグが煤などで汚れていることが原因ではないかと思いました。そこでプラグを磨きましたが、エンジンは動きませんでした。これはもう、キャブレターを分解修理するしかありません。最初エアフィルターを取り外し、続いてキャブレターを取り外しました。そして、フロートがある底蓋を外しました。ガソリン漏れはないのでニードルバルブの故障ではありません。

刈刃交換したバインダー   フィルターを外す    調速器連結部を外す
  

 メインノズルがゴミなどで詰ることがあるため、メインノズルを外しました。そして、中心部の穴を空に透かして見ました。すると、穴からの光がほとんど見えませんでした。これは穴が詰まっていることを示します。細い針金をぐりぐりと穴に通しました。再び透かして見ると、穴がはっきり見えました。これでエンジンがかからない故障が治りました。キャブレターを元のように組み立てると、エンジンに取り付けました。すると一発でエンジンがかかるようになりました。エンジンが治ったため、刈刃を交換する作業に入りました。

 キャブレターを外す   メインノズル取り外し    メインノズル
  

コメント
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