東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小雨の中、綿の種まきと藍の苗の植え付け完了

2020年05月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年は大人数で綿の種まき,藍の苗の植え付け,そして桃の袋掛けなどをしました。今年はコロナ惨禍のための自粛で、おまけに小雨のだったこともあり、ほんの数人で手短かに作業しました。作業が終わる頃からだんだん雨が強くなりました。この恵みの雨で、綿の芽生えや藍の苗の活着が進むと思います。なお、去年は在来種の和綿をまきましたが、今年は洋綿のバルバゼンセにしました。ところで、藍の苗がだいぶ余ったため希望する方に差し上げようと思います。雨が強くなったため、桃の袋掛けは諦めました。後日しようと思います。

       窪みに並べて植えた藍の苗、この後雨が強くなる


 綿の種をまく場所は麦畑の東隣にしました。最初に種をまく場所を決めて、その場所に巻き尺を張りました。そして、巻き尺に沿って1m間隔で種をまきました。去年のようなネキリムシの被害を考えて1ヵ所に4粒の種をまきました。種をまくと2cm程度土を被せました。この雨で、早ければ数日後には芽生えるのではないかと思います。

   綿の種をまく場所に巻き尺        1ヵ所に4粒の種
 

 綿の種をまき終わると、次に藍の苗を植え付けました。植え付ける前に、平クワで筋状に窪みを作りました。それが終わると、藍の苗を分け合ってその窪みに苗を10cm位の間隔で置いていきました。置き終わると、平クワで根本に土を被せておきました。この頃になると、少しずつ雨が強くなってきため急いで作業しました。綿の種まきと藍の苗の植え付けが終わると、雨が降り込まない木の下で休憩した後に解散しました。小雨の中、来ていただいた方々ありがとうございました。

  良く育った藍の苗    藍の苗を窪みに置く   10cm位の間隔で
  

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