東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雨で野良仕事できず、果樹の実の生育状況調査ほか

2020年05月04日 | 樹木,果樹

 サトウキビの植え付けでもしようかと思っていたら、あいにく雨の一日でした。畑内は数日前から耕しているため、ぬかるんで歩けません。そのため農作業はお預けです。かと言ってて家に籠っているのも退屈です。そこで、果樹の実がどの程度育っているか見て回ることにしました。雨の中を、桃,ビワ,スモモ,柿,グミ,ブルーベリーなどの果樹を見て回りました。

       袋掛けが必要なほど育っていた桃の実


 一番良く育っていたのは桃でした。この時期は害虫が一斉に発生します。しかし、桃については先日小さな害虫の塊を見つけたため殺虫しておきました。果樹の害虫対策は早期に見つける事に限ります。害虫とくに芋虫は小さい頃は、群れていることが多く塊になっています。そこを叩くのです。高価な殺虫剤は必要ありません。私はフマキラーを吹き付けます。フマキラーが無い時はCRC-556のような油剤でも十分殺虫できます。それだけのことで害虫は全滅です。殺虫剤が無いからと、ほっておくことが一番良くありません。そのため、今年は桃に害虫が全く出ませんでした。

  鈴なりのユスラウメの青実        ブルーベリーの未熟果
 

 いろいろな果樹を見て回りましたが、ほんどが順調に育っていました。雨ならではの生き物を見つけました。カタツムリです。子供の頃、このカタツムリを手のひらに載せて遊んでいました。カタツムリが手のひらや甲で這うと、むず痒い感触だったことを覚えています。カタツムリなどの巻貝に病原菌がいるかも知れないとのことで、最近は子供に触らせないようです。

          新葉の付け根に育つ柿の花


 最近の子供を見ていると、どんどん自然から遠ざかっているように思います。人間も自然の一部なんですけどねえ。最近のコロナ騒ぎも起こるべきして起こった災害かも知れません。コロナなどのウィルスを退治することは不可能です。人間もコロナも自然の一部として共生するしかないように思います。殺菌や消毒をすると、その場はしのげても耐性菌が増えるだけです。それよりも、人間の抵抗力を増進した方が良いように思います。

  まだ花柄が付いたグミの実       見つけたカタツムリ
 

コメント
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