東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ニンニクやネギ類の除草

2020年05月06日 | 野菜:葉菜

 広い場所ならば草刈機や耕耘機のロータリーなどを使っていつでも除草できますが、マルチ周辺の草はどうしても手で引き抜かなければなりません。乾燥しているとなかなか引き抜けません。無理に引き抜くと、作物を一緒に引き抜いてしまうことすらあります。
 しかし、雨が降ると除草のチャンスです。一昨日の雨で土が柔らかくなり、草が抜けやすくなっています。今回、黒マルチ周辺の草取りをしました。今それらの草を抜いておかないと、初夏までにどんどん大きく育って手が負えなくなります。少々腰が痛くなりましたが、綺麗になったマルチ周辺や作物を見ていると爽快な気持ちです。

   マルチ内に頭をつっこみ、たくさん生えた雑草を引き抜く


 最初にジャンボニンニクと普通のニンニクを植えている黒マルチ周辺の雑草を取りました。この季節になると、だいぶニンニクは伸びています。尖った花茎も伸びてきました。それらが目に入らないように注意しながら、黒マルチ内に頭を突っ込みます。そして、ニンニクの根本に目を凝らし、根本に生えたスギナ,ナズナ,ハコベなどをむしるように取ります。

  ニンニクの根本のスギナなど      綺麗になったニンニクの根本
 

 雑草の中にはヤエムグラのように、他の雑草に絡みつくやっかいな雑草もあります。除草で大事なことは、必ず根も一緒に取り除くことです。根が残ると、再生してまた伸びてくるのです。ただし、スギナだけは根茎がどうしても土中に残ります。一週間もしないうちにまた伸びてきます。一番強敵な雑草です。 

    マルチ内の雑草を取り、風通しが良くなったニンニクの根本


 続いて、普通のネギと小ネギ(ワケギ)を植えている黒マルチ周辺の雑草を取り除きました。小ネギの草取りは少し大変でした。理由は、小ネギは茎が細いため雑草と一緒に抜いてしまうことがあったことです。

     除草前の小ネギ          除草後の小ネギ
 

 これからの季節、どんどん気温が上がっていきます。来月は梅雨に入ります。すると、ますます雑草が元気に伸びてきます。また厄介な蚊が出るようになります、今除草をしておかないと、さらに除草が大変になります。今が雑草を叩いておく大事な時です。

       まだ小さい普通のネギ、細かな雑草を取り除く

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