東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

日野市 平山城址公園~八王子市 絹の道方面をウォーキング(2/3)

2015年02月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 都立長沼公園の展望台で少しの間休憩しました。しかし、寒いのですぐに出発しました。趣ある蒲田鳥山を通り過ぎて芝生の斜面に来ました。雪が積もると、ここは絶好のソリの遊び場となります。子供達がソリで滑った筋がたくさん付いていました。子供が小さい時に何度が連れて来たことがあります。スキーもできそうな場所です。

      焼き鳥の蒲田鳥山                   絶好のソリの遊び場
 

 長沼公園を過ぎて今度は、私がボーイスカウトの副隊長をしていた頃に活動場所の一つだった絹ヶ丘を訪れました。今は堀之内に移っていますが、この公園の傍にボーイスカウトの倉庫がありました。この公園で、子供達を相手にゲームをしたり,工作をしたり,料理したり,スポーツなどをしたりしました。今回訪れたのが平日のためか、お年寄りが散策しているだけの静かな公園でした。

                  絹ヶ丘団地、雪が残る静かな公園


 ボーイスカウトの行事の一つに奉仕がありました。大晦日、この公園傍の白山神社を清掃するのです。階段を含む境内を掃き掃除したり、ゴミを持ち帰ったりするのです。このように普段から神社仏閣などに関わっていれば、大人になってからもふるさとの史跡などに親しみを持つことができるのではないかと思います。今の子供達はお正月にしか神社に行きません。ふるさとの成り立ちにもっと興味を持って欲しいと思います。

 大晦日清掃した白山神社       公園内の稲荷神社       絹ヶ丘から見た景色
  

 絹ヶ丘団地のあちこちを散策した後、北野台団地の小道を歩きました。そして、北野台団地を見下ろせる高台にやって来ました。この場所から下を見下ろすと、団地の巨大さを実感することができます。どこまでも家が続いているように見えます。昭和30~50年代に次々に作られた団地、地方からたくさんの若者がやってきてここに住み始めました。今、この団地に住んでいる方々も高齢化しています。

                  大海原のように、どこまでも家が続く北野台団地


 幕末、八王子から町田を経由して横浜まで古道が通っていました。「絹の道」と呼ばれる古道です。その古道の途中に道了堂跡があります。今は、そのお堂も礎石だけを残しています。当時絹商人が毎日のようにこの古道を通って、絹を横浜まで運んでいました。町田駅近くの広場にも「絹の道」石碑が建っています。

   高台にある道了堂跡       礎石などが残る        雪に埋まった古道
  

 久しぶりに道了堂跡を見学しました。次に、絹の道史料館に向かうことにしました。古道の趣を今に伝えている道を歩きました。途中の日陰は雪が溶けずに残っていました。滑らないようにそろそろと注意深く歩きました。とても静かな古道です。

           今回散策した、平山城址公園~絹の道などのルート

コメント
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