東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

周防大島で、塩漬け等オリーブの味比べと里山談義

2014年03月30日 | 野菜:果菜

 私を含む4人が、周防大島(屋代島)でオリーブ普及活動をしているSさんを訪ねました。私は、Sさんのオリーブ畑で収穫し,あく抜きに苦労し,そして塩漬けした実を瓶に詰めて持っていきました。私なりに工夫してあく抜きしたオリーブの塩漬けです。
 13:00にSさんの家に行く予定でしたが、その前に周防大島のレストランで昼食をとりました。大島大橋を渡ると左方面に向かい、しばらくして道を分かれ、長浦スポーツ海浜スクエア横を登りました。すると、こんなところにレストランが!と思うような場所にポツンと一軒ありました。肉料理が専門のレストラン(adagio:アダージョ)です。

   肉料理を前に、左からI君,Eさん,N君、 向こうに瀬戸内海


 私は石焼き丼を頼みました。1人はビーフカツレツを、2人はカットステーキを頼みました。このレストランは、目の前に瀬戸内海が広がっており、景色を見ながら料理を楽しむことができます。料理を待っていると、柳井港から四国に向かう連絡船が見えました。肉料理が専門だけあって美味しそうな肉料理が出てきました。運転するI君以外の3人はお酒が少し入り、みんなで楽しく談笑しながら肉料理に舌鼓を打ちました。

 私が頼んだ石焼き鍋、美味しそう!    果物店で柑橘類とナツメを購入
 

 レストランの入口近くに、庄地古墳の案内板がありました。こんな場所に古墳があるとは。出土物は久賀歴史民俗資料館にあるそうです。いつか資料館を訪ねて、古墳を見学しようと思います。レストランを出ると、果物屋に入り、婆様に頼まれていた柑橘類とナツメを買いました。
 果物屋を出ると、Sさんの家に行きました。Sさんの家に着くと、私が作った塩漬けオリーブやSさんが関わった塩漬けやアルコール漬けオリーブを食べ比べしました。その結果は、Sさんが関わった塩漬けオリーブの一つが美味しいことになりました。私と同じように灰を使ってあくを取った後、塩漬けしたオリーブとのこと。次点は私が作った塩漬けでした。

    各種漬けられたオリーブの実を前に、楽しいオリーブ/里山談義


 漬けられたオリーブの実を味見しながら里山談議をしました。周防大島は島の活性化活動の成果のためか、島への流入はわずかながらも増えているそうです。しかし、それ以上に亡くなるお年寄りが多いためトータルとしては人口が減っているとのこと。その理由の一つが、若い人を雇えるような有力が産業が無いためのようです。若い人は家族を養わなければならないため、どうしても雇用機会が多い都市に住まわざるをえませんので。
 周防大島はこれまでミカンで収益を上げていたようですが、果物の嗜好の変化や高齢化などに伴って収益を上げることが難しくなっているようです。ミカンに変わる作物としてオリーブは有効かも知れません。しかしながら、産業化にはいろいろと解決しなければならない問題が山積みしているようです。ところで、去年我家に植え付けたオリーブ、いつ実を収穫できるようになるのでしょう。
 Sさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

  味比べした各種漬けたオリーブ       雨中、Sさん宅前にて
 

コメント
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