東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町郷土館の古い精麦機

2014年03月16日 | 農機具,工具

 田布施町郷土館の裏にとても古い2連ピストン形状の農機具があります。一目見ただけで、精米機関連の機械と分かりますが、正確に何なのか分かりませんでした。調べると、旧関戸橋袂にあった精米所より寄贈された物と分かりました。しかし、その機械を駆動する装置は何(水車?モーター?)なのか、いつ頃使っていたものか、何に使っていたのか誰も知りません。寄贈していただいた精米所は、中学高校同級生Tyさんの実家でした。さらに、Tyさんのお父さんは、同じように町会議員をしていた私の父親の知人でした。
 そこで、同じく私の中学高校同級生であるYさんを通じて、Tyさんにその機械のことを知っていたら教えてもらうよう頼みました。すると、Tyさんはその機械についてあまり知らないとのことで、代わりに弟さんであるTsさんに郷土館に来ていただく手筈を整えていただきました。Tyさんありがとうございました。

 15日、郷土館にTsさんが来館されました。Tsさんにお聞きした話によると、昭和30頃に家を作った時に水車小屋から移設したらしいとのこと。動いているのを2,3度見たことがあるそうです。精米部屋は当時ベルトがたくさん動いており危険だったため、子供にはあまり見せてもらえなかったそうです。
 寄贈していただいた機械で麦を突いていたのではないかとのことでした。麦だとすると、大麦です。殻を取るために使っていた思われます。殻を取った大麦を押し麦に圧扁加工する機械や衝突式精米機も同時に郷土館に寄贈したとのことです。ところが、寄贈したはずのその二つの機械は郷土館に届いていないことが分かりました。どこかで行き違いになったようです。
 Tsさんに、近くに住むTkさんを紹介していただくことになりました。Tkさんは、この機械のことを自分より知っているだろうとのことです。来週、Tkさんを訪問しようと思います。
 Tsさん、わざわざ郷土館に来館していただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

      寄贈していただいた機械の前で、右から私,Tsさん,そして郷土館長Nさん
 

コメント
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