東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 東田布施小学校,専福寺周辺をミニウォーキング

2013年04月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 中学高校時代の同級生3人と、大波野のうどん店に集まり談笑しました。そしてうどん店を出た後、東田布施小学校周辺の史跡を訪ねるミニウォーキングをすることになりました。そのミニウォーキング案は、私が数ヶ月先に実施する田布施川沿い史跡巡りコースの一部を確認するために提案したものでした。東田布施小学校近くの東田布施公民館に車を止めて出発しました。

              東田布施公民館の線路向かいの東田布施小学校


 最初、東田布施小学校を遠目に見ながら歩き始めました。私は麻郷小学校の生徒だったのですが、この小学校に何度か来たことがあります。まだ、木造だった東田布施小学校を覚えています。線路がすぐそばにあるこの小学校から毎朝、蒸気機関車やブルートレインが走るのが見えました。
 当初、東田布施小学校から専福寺にまっすぐ向かう予定でした。ところが、「同級生Kさんの家はどこだっただろう?」の話から、「Kさんの家を探してみよう。」とのことになりました。さらに「Kさんを訪問してみよう。」になりました。そこで訪問すると、なんとKさんとお母さんが在宅していました。お互い懐かしびっくり、家の中に招かれました。

      ここがKさんの家かなあ?         左から、Yさん,Kさん,N君,Eさん
 

 Kさんと皆で、若い頃の思い出などを語り合って楽しく過ごしました。私にとって約40年ぶりのKさんは、昔のままの話しぶりや身振りでした。Kさんがよければ、今後のウォーキングに招待してみようかと思っています。
 Kさんの家を出ると、目的地の専福寺に向かいました。途中の田畑は一面春爛漫でした。田んぼにはレンゲが咲いていました。Yさんは子供の頃、レンゲで花輪を作ったことがあるそうです。そう言えば数年前、私も田んぼでレンゲのピンクの花とクローバの白い花を組み合わせて花輪を作って小さな女の子にプレゼントしたことがあります。

               田畑の花を見ながら散策、専福寺の門が目の前に


 専福寺前に明治維新の碑がありました。この専福寺は一時、第二奇兵隊の駐屯地だったとのことです。幕末当時、この第二奇兵隊は隊名や駐屯地が目まぐるしく変わっています。戊辰戦争で亡くなった隊員は田布施町鳥越の麻郷護国神社に祀られ、今も慰霊祭が行われています。しかしながら、祀られている方の数はそう多くありません。かなりの方は脱走事件などの内紛で非業の死をとげたようです。第二奇兵隊の史跡を訪ねると、戊辰戦争での活躍と共に重苦しい歴史も感じます。

     福寺の第二奇兵隊碑         ログハウス横を通って東田布施公民館へ
 

 このミニウォーキングで、だいたいのルートを知ることができました。数ヶ月後の田布施川沿い史跡巡りの一つでは、城南の後井古墳などを見た後に行者山に登り、その後専福寺を経由して田布施街に向かうルートが良いかな、などと考えています。
 今回は、専福寺に至るルートを知ることができた上に、とても愉快なミニウォーキングでした。

                  今回歩いたミニウォーキングのルート

コメント
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