東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ニンニク畑の耕耘除草作業(6)

2011年04月04日 | 草刈り,整地

 前回、手の除草をあきらめた経緯がありました。手での除草に時間がかかり過ぎて、全ての畝を耕耘機が除草できませんでした。今回は、残りの畝間を再び耕耘機で除草しました。前回も同様でしたが、雑草があまりに伸びていて、耕耘機のロータリーに絡みついたり乗り上げたりとなかなか進行しませんまでした。

              垣根のようになった雑草の間(畝間)を耕耘機で除草


 雑草の生え具合をよく観察すると、牛糞厩肥が多く蒔かれているところは勢いがあります。しかし、牛糞厩肥があまり蒔かれていない場所は雑草の数自体が少ないうえに勢いがありません。このような雑草が少ない所は除草がとても簡単ですが、作物自体も痩せているようで除草しても収量は少ないのではないでしょうか。肥料が多い場所は作物も雑草も共に元気です。このような場所は、きちんと除草しただけ作物の収量は多くなると思います。

       厩肥が少なくやや痩せた畝       厩肥が多く雑草も作物も元気な畝
 

 前回、手を使って草を取り、クワで土寄せした畝を観察しました。するとニンニクの根元はすっかり乾いていました。完璧に除草したため全く草は生えておらず、ニンニクだけがスクッと立っていました。これらのニンニクがどのように成長するか楽しみです。草が生えた畝とその後の成長や収量を比較して除草効果を確認しようと思います。

            前回根元を完璧に除草したニンニクの根元、土が乾燥し草なし


 耕耘機ですべての畝間を除草しましたが、どうしてもニンニク間の除草はできません。遠くから見ると伸びた雑草が垣根のようになって連続しているように見えます。これが除草の限界のようです、もう少し早い時期(2月頃)から除草を開始していればもう少し雑草を抑えられたのではないかと思います。まだまだ雑草は伸びますので、あと2,3回は除草が必要だと思います。

         伸びた雑草にピンクの花が咲き、垣根のようになって連続

コメント
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