東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いクボタ製発動機BHBの修理(1)

2011年04月27日 | 建設,工事,修繕

 古老などからいただいた廃棄発動機を直して稲の脱穀干草の細断などに使ってきました。故障するたびに発動機のヘッドを分解してバルブを磨いたり点火のためのマグネトーを交換しました。今回、古いクボタ製の発動機を修理することにしました。これまで使ってきた古い発動機の中では一番古いタイプのものではないかと思います。ヤンマー製ディーゼルエンジンのK2とどちらが古いでしょうか?

     これから半年位かけて、のんびり修理するつもりのクボタ製の発動機BHB


 天気が良い日中は田んぼや畑に出かけて農作業します。しかし、雨天の日は、室内でトランジスタラジオを修理します。あるいは、半室内の駐車場でバイクの点検をしたり発動機の修理などもします。いろいろな物を平行して直しています。

            クランク内を一通りチェック、長年にわたって溜まった油やゴミ


 この発動機の概観を一通りチェックすると、重要部品の欠品はなさそうです。このような発動機で一番多い欠品は潤滑油を落下させるオイラーです。このオイラーも2個あるので欠品なしです。軽微な痛みは吸入部と調速器の部分です。また、点火用高圧線に割れがあり芯が露出していました。

     傷みある吸入部と調速器             この発動機の銘板
 

 この発動機の銘板を見ると、クボタ製BHB,番号313713,1200回転時3馬力,1200回転時4馬力と読めます。古い発動機なので交換用部品は売っているはずはありません。何とか秋までに修理できればと思います。一番重要な圧縮と点火に故障がないかどうかは、次の日に調査してみようと思います。

           傷みが散見されるヘッド部分(吸入,排気,プラグ,バルブなど)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする