東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

日照りの中、ニンジンの種蒔き

2010年07月29日 | 野菜:根菜

 猛暑のため正午頃は農作業を避けて、午後3時以降に農作業しています。それでも熱気はなかなか収まりません。午後5時を過ぎて日がだいぶ傾いた頃に涼しくなります。夏キャベツ畝を崩してニンジン用の畝を作りましたが、その畝にニンジンの種を蒔きました。

    丁寧に耕耘したニンジン用畝     左手に種を持って右手で種を蒔く
 

 まずは耕耘機で畝を丁寧に耕耘し、ニンジンの種を蒔く窪みを三角ホーで引きます。そして、ニンジンの種を蒔きました。続いて、日照り対策としてたっぷりの水をジョロで流しました。そして、その上からふるいで細かな土を被せました。

      ジョロでたっぷり水をやる         ふるいを通した土を被せる
 

 梅雨明け以降、ずっと日照りが続いています。このため、最新の注意をして種蒔きしました。とにかく、播種した種が乾かない工夫が絶対に必要です。ニンジンは浅く土を被せないと発芽しないので、特に土の乾燥には注意が必要です。

           ふるいで細かい土を均一な厚さに被せる


 ふるいで細かな土を被せた後、その上に籾殻を被せました。そして、二つの日照り対策をしてみることにしました。そのため、ニンジンの種を蒔いた箇所を二つに分けました。

    籾殻を被せて日照り対策          籾殻の上に、不織布と遮光布
 

 一つ目の対策は、白い不織布を被せ、その上にさらに遮光布を被せました。もう一つの対策は、遮光布を被せて、その上に刈った麦束を広げて日陰を作りました。どちらが日照りにより効果があるでしょうか。結果が楽しみです。

        籾殻の上に、遮光布を敷いてさらに日陰用の麦束を覆う

コメント
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