キャブレターを修理した小型耕耘機(管理機)は、いつもは鈴木牧場に保管しておいて、使うときはそこから約400m離れた田畑で使います。しかし、舗装された道路をロータリー回してガチャガチャ音をさせながら移動するのは疲れます。今回、別の耕耘機に付いていた移動車輪をこの耕運機に使えるように工夫しました。
鉄管に穴開け加工 移動車輪内径に合わせテープ巻き
移動車輪が無い場合、移動中に大きな目障りなガチャガチャ音が出ますし、相当な振動が発生するので耕耘機にも良いわけはありません。キャブレター内部のニードルバルブの故障もこの振動で誘発されたのかも知れません。
加工した鉄管を移動車輪にはめる
まず、移動車輪の内径よりやや小さい鉄管を購入しました。そして、その鉄管の端にドリルで車輪固定用の穴開け加工します。そして、その鉄管を移動車輪にはめてから耕耘機のロータリーに取り付けます。耕耘機f丸軸20mmに対して移動車輪は六角軸23mmです。このため一番工夫したのは、、この軸の形状と径の太さを微妙に合わせる加工でした。
鉄管を移動車輪にはめる 耕耘機ロータリーと移動車輪を固定
軸の太さの違いはテープを巻くことなどで何とか克服しました。移動車輪を取り付けて耕耘機を動かすと、スムーズ移動できた上に何の音もなく動かすことができました。これでこの耕耘機の移動に困ることはなくなりました。点火系統の修理と言い、キャブレターの修理と言い、この移動車輪の取り付けと言い、修理が好きな自分としては日々新しい経験です。
移動車輪を取り付け終わった耕耘機