東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

種籾の浸水

2010年04月17日 | 稲:春作業,苗作り

 そろそろお米の苗作りを始めます。苗作りに先立って種籾を浸水しています。浸水してわずかに芽生えた種を苗代に種蒔きします。去年までは、苗代に直接種蒔き したり箱苗に種蒔きしてり畑に種蒔きしていました。しかし、今年は例年になく仕事が忙しく人手がないので、すべて箱苗で苗を作ろうと思っています。

               バケツを使って浸水中の2Kgの種籾
 

 ところで、種籾は毎年農協で購入していましたが、今年分を去年の秋に注文するのを忘れてしまいました。このため、注文しようと1月頃に農協を訪れたところ「もう注文受付を終了しています。」とマニュアル的なすげない答え。
 仕方がないので、インターネットで調べたところ何箇所が見つかり注文しました。しかし、届いた種籾は不適なものでした。農協で手に入れる正規の種籾は証明書が付いています。そして、くず米など一切混じっていません。手に入れたものはくず米が混じりカビが生えた籾も混じっていました。秋に収穫したものを種籾と称して販売していたもののようです。しかし、これを使わなければ米作りができないため種籾として使わざるをえません。

            くず米や変色した籾が混じる。ほんとに種籾?

コメント
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