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本郷は坂が多いというのは幾度となく書いているが、茗荷谷あたりの坂と比べたら、たいした斜度ではないなぁと思えてきた。
昼休みに自転車でプチ遠出。
都内の坂といえば、必ずといっていいほど取り上げられる庚申坂周辺を体験しておきたかったのだ。
いやいや、今風に言えば「ハンパなく」きっつい坂ばかりだった。
とにかく急坂。
上りは、はなから諦めて自転車を降りてしまうほど。立ちこぎでも対応できず。もう、ひたすら押すのみ。
その自転車が、また重い、重い。「ハンパなく」(覚えたもんだから何回も使う)重たい。
なんとか上り詰めては自転車の向きを変え、今度はサドルにまたがって下ってみる。ブレーキがキーキーいって、これがなかなかの迫力だ。
この作業を、各坂で繰り返す。特に意味はない。
昼休みに、一人で何やってんだか…。
住宅街だが、ほとんど歩く人とも出会うこともなく、とても静か。
想像以上のアップダウンに、僕の息づかいだけがゼーハーゼーハーと、冬のように冷たい空気の中、激しく響くだけだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/49/47e22f5b4df43fdbf75c47fd04d7bdaa.jpg)
庚申坂を下った先にあるこのトンネル。平らに見えるのに途中から急にペダルが重くなる。幽霊が後ろから引っ張っているというのはウソで、単なる視覚的な錯覚。トンネルの先に見えるのは切支丹坂。
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