紙さま、ありがとう

ネットの反響がものすごいのは当たり前だけど、紙媒体もすごいのだ。特に、お年寄りにはね。

月イチのタブロイド版「鎌倉朝日」が市内の朝日新聞に折り込まれた今朝から、僕のケータイが、鳴る、鳴る（笑）。

実は「ひと」というコーナーで紹介されたのである。

出てみると、ほとんどが場所について。住所は書かれているのだがよくわからないのでと電話で問い合わせてくるところも紙媒体ならではか。いや、紙媒体世代ならではというべきか。

それにしてもありがたいこと。今日はケータイを耳に当てながら、お辞儀しまくっていた（笑）。

また「新聞を見て、見学に来ました」と息を切らして階段を３階まで上がってきてくださるご年配者多数。ホント、申し訳ない。

中には、記事を切り抜いて持参くださった90に近いご婦人も。この方は「贈書」させてほしいとのことで、後日お宅に伺うことになった。
この方にとって大切にとっておいた貴重な本らしいが、「記事を見てご縁だ」と思ってくださったそうだ。

涙を抑えるのに苦心した。
お帰りの際には１階までご一緒したけど、駅まで見送りたかった。

こんな体験はなかなかできないぞ。ありがたい。もっとしっかり取り組まなければと、襟を正したのである。Tシャツだったけど。