湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

賞賛サッカー

2011-04-25 20:38:05 | 湘南ライナーで見る


先日『浅草映画研究所』という本を立ち読み(笑)していたら、水道橋博士が「2000年代で一番おもしろかった作品」というような評価をしていて嬉しくなった。

実は、僕はこれまで観てきた映画の中で最も好きなのが、『少林サッカー』(2002年公開)なのだ。
映画館で観て大笑いし、DVD(デラックス版 パイオニアLDC 3800円)を買って、何度も通しで観て笑い、さらに場面場面を繰り返し観てニヤニヤしているのである。
ただ、「一番好きな映画は?」的な話になった時にこれだと言うと、たいていみんなにバカにされるのだ(笑)。「くだらねえ」とか「B級じゃん」とか「サッカーが好きだからだろ」とか。
いやいや、少林カンフーを普及させるための手っとり早い方法としてたまたまサッカーが選択されただけで、別に少林卓球でも、少林バレーボールでも、少林フィギュアスケートでもよかったわけ。事実、本編の中でもサッカー大会優勝後、主人公は活躍の舞台をボーリングに移してエンディングとなる。

じゃあ、この映画のどこが好きかと問われると「全部好き」と答えるしかない。映画のあらゆる要素が織り込まれた、これぞエンターテインメントなのだ。
笑いはもちろん、愛と感動、涙と汗、疑惑と復讐、スペクタクル、ファンタジー、サスペンス、サクセスストーリー、そしてパロディも。さらに、制作の半分を費やしたというCGなのに、これがまたバカバカしくて楽しい。

まあ、一つ一つ語り出したら一晩じゃあ終わりそうもないので止めておこう(笑)。少なくとも、わかってくれる人が(水道橋博士)がいたということが、僕にとっては何よりである。

最後に、練習試合でのひとコマを紹介しておこう。
あまりに激しい攻撃を受けていると、いつのまにか戦場シーンになってしまう。
「ひどすぎる、なぜ止めない?」
という主人公の問いに、審判をつとめていた自軍の監督が答えるのだ。

「サッカーは戦争だ!」

ベタベタなんだけど、これをビジュアルとして本当に見せちゃう映画といえば、なんとなく伝わるかな? ぜんぜん伝わらねぇか(笑)。

そしてカンフーハッスル!

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