普通自動二輪MT 技能教習第一段階の9時間目です。
この時間は第一段階の最終、いわゆる「みきわめ」って言うやつです。
以前、私が6時間目の教習をした時、前を走っていた高校生がその「みきわめ」で、
坂道発進で何度も失敗していたけれど、「次からは第二段階ですよ」ってOKをもらっていたのを見て、大丈夫だろうと、軽い気持ちで臨みました。
卒業検定とかなら多少緊張しますが。
で、いよいよ教習スタート。
の前に、まずバイクを出さないといけませんでした。
教官があらかじめ2台にキーを差していて、「どちらでも好きな方を」と言われました。
一台はシートにガムテープが貼ってあって、結構ボロボロそうなCB。
もう一台は、普通の状態でしたが、かなり出しにくい位置にあったので、仕方なく出しやすいボロボロの方を選んで出しました。
今回は、ウォーミングアップは無しで、いきなり総合コースを走るとのこと。
「ウォーミングアップをさせてくれー」って思いましたが、指示に従いました。
で、エンジンを掛けて、暖機をする暇も無く発進。
普通なら、次の時間に二輪の教習があるなら、バイクは全部収めずに、数台出ているはずですが、それが無かったということは、前の時間はだれも二輪教習をしていなかったということです。
実際、前の時間は二輪の教習が空きでした。
ということは、エンジンはかなり冷え切っているはずです。
しかし、この寒い時期、しかも真っ暗になってかなり冷え切っているのに暖機もできず…。
そのまま発進しましたが、あらら…。
ひと言で言うと、「無理」
酷いですよ。
今までのCB400SFが別のバイクになったかのような感じがもの凄くしました。
スロットルをほんの少し戻すだけでもの凄いエンジンブレーキが掛かり、そこから速度を上げようと少しスロットルを回しただけでも「グワ」っと飛び出そうになったり。
すごいドンツキで、しかも停車する際にハンドリングまで変に感じました。
勝手に左にハンドルが切れていく感じで、押さえ込まないと危ない感じでした。
「何なんだコイツは!」という焦りと、「みきわめなのにコイツにずっと乗らないといけないのか」という不安が…。
一応、一通りの課題を含んだコースを一周走ってみたのですが、非常に疲れました。
5分も乗って無いのに。
おまけに、小回りでは大きく膨らんでしまうし、一本橋で落ちてしまうわで最悪。
今回初めて当たった教官でしたが、「今日だけとても乗りづらいんですけど…」というようなことを言ってみましたが、教官は「これだけ冷えてればバイクというのはそんなもんですよ」と。
半信半疑でしたが、そこからもうどうでも良くなっていました(笑)
もう一周同じコースを走ってみましたが、また一本橋で脱輪。
スラロームでも、初めて通る時よりもかなり下手で、パイロンにギリギリ。
「こりゃもうダメだなと」一瞬思いました。
2回も一本橋に落ちた私を見て、「他は良いからこれ(一本橋)だけ続けて」と。
計6回くらい続けて一本橋をやりましたが、その後はなんとか成功。
しかし、おかしい。
何かがおかしい。
今まで何度もクリアしてきた時のような、バイクの安定感が全くないんです。
かなり蛇行するし、ふらつきが今までの倍以上で、何とか落ちずに済んだという感じです。
で、教官から聞くと、それでも9秒くらいまで耐えていたようです。
フレームでもひん曲がっていたのでしょうかね?
ええ、もうあのCB400SFには乗りません。
しっかり番号を覚えておきましたから、今後はそいつには乗りません。 (笑)
(私は一体何者なんだろう…)
もちろん、小回りもまだ自信がありません。
(それは今回に限らずですけど)
その後は、しばらく左小回りの練習をさせられました。
教官には、「曲がる手前で一旦止まって、動き出してある程度勢いがついたらすぐに2速に入れて曲がれ」という指示を出されたのですが。
小回りするような低速で2速に入れたらエンストしそうなんですが。
それに、「クラッチを切った方が良い。」
「バイクもそんなに倒さず、ハンドルで曲げる。」と。
クラッチを切ってしまうなら1速でも良いのにと思ったり。
リーンアウト気味に曲がっていたのをそう指摘されるとは…。
実際にあまり傾けず、ハンドルで曲がってみると、すごく違和感があります。
余計大きく膨らみそうなんですが…。
なんとかそれでも曲がれていたのですが、またもや悲劇が…。
動き出して直後2速に入れた瞬間エンスト。
あとは、、、、
そうです、教習で3回目の立ちゴケです。
今回もけっこう豪快に転んで、バイクを倒した後、勢いで身体が仰向けになっていました(笑)
すぐに飛び起きて起こしましたけど、仰向けになっていたのがしばらく笑えました(笑)
あ、怪我もあの痛みもなかったのでセーフでした。
(いや、みきわめで立ちゴケという時点でアウトという気がしますが…)
その後は、急制動の前にウインカーを切り替える時にまた親指が当ってしまって「ピッ!!」
急制動の1回目は、速度不足。
で、ちょうど1本目の線と同じくらいで止まれました。
明らかに速度不足でした。
やはりあの一発試験の時と同じような感じでした。
で、クランクでまた信じられない事が…。
出口付近で、バイクが失速してふらついて、だんだん左へ進んでコースアウトしそうになっていくのですが、元々ハンドリングが変で、立て直せずそこで思わず足をついて止まってしまいました。
(やはりハンドルの感じが変なのが影響していたのでしょうか??)
はぁ… それで、徐々に傾いていって、結構踏ん張りましたが、重過ぎて…。
教習で4回目。
(人生で6回目の立ちゴケです)
ちょうど、クランクの端の段差の上に前側のエンジンガードがゆっくり乗るような形になって、それほど倒れませんでした。
なので起こすのも楽でした。
コケ方は、1時間目の時と同じような感じでしたが、今回は結構踏ん張れました。
幸い、怪我はありませんでした。
というか、コースの配置上、クランクや8の字の出口は危険です。
図を書いてみるとこんな感じです。
赤の矢印のように毎回進んでいます。
それぞれ出口手前の曲がっている最中に、左右の安全を確認しないといけないので、結構大変です。
クランクと8の字の間に道が無ければやり易いんですがね…。
はぁ、同じ時間に2回も、しかも「みきわめ」っていう時に立ちゴケなんて…。
「こりゃもうこの時間が無駄になったな」と完全にあきらめました。
「坂道発進の高校生よりもこれはひどいぞ」と思いましたよ。
「くそー、立ちゴケさえ無けりゃ」と、もう本当に投げ出し寸前(笑)
その後、この時間が終わるまではずっとクランクと8の字を続けてやることになりました。
投げ出しモードに入りそうでしたが、今後も教習で通らないといけないので、もっと上達するために頑張りました。
5回以上やった所で、教習終了の放送が鳴りました。
「バイクはそのままで良いから片づけを」と言われ、その後はため息しか出ませんでした…。
片付けが終わって、教官の所へ行くと教習原簿を返され、「それじゃ次からは第二段階なので頑張ってください」と。
え!?
良いんですかね!?
自分が思うには、今までの教習の中で一番ボロクソな走りだったのに。
一発試験とは大違いです。
はぁ、次からは第二段階です。
また録音したのがあります。
普通自動二輪 MT 技能教習 第一段階 9時間目 みきわめ 走行音 CB400SF
※誤字 暖気→暖機です。
今回は音が少しおかしくないですか?
そうでもないですかね?
若干ポコポコ言っているのは、マフラーがヘタっているからなのでしょうか。
初めのエンストからの立ちゴケは 8:35
ホーン芋は 9:56
最後のクランク出口での立ちゴケは 11:36
毎回編集して10分程度に縮めています。
いや~、教官(自動車学校)には感謝です。
次は、またシミュレーターだそうです。
この時間は第一段階の最終、いわゆる「みきわめ」って言うやつです。
以前、私が6時間目の教習をした時、前を走っていた高校生がその「みきわめ」で、
坂道発進で何度も失敗していたけれど、「次からは第二段階ですよ」ってOKをもらっていたのを見て、大丈夫だろうと、軽い気持ちで臨みました。
卒業検定とかなら多少緊張しますが。
で、いよいよ教習スタート。
の前に、まずバイクを出さないといけませんでした。
教官があらかじめ2台にキーを差していて、「どちらでも好きな方を」と言われました。
一台はシートにガムテープが貼ってあって、結構ボロボロそうなCB。
もう一台は、普通の状態でしたが、かなり出しにくい位置にあったので、仕方なく出しやすいボロボロの方を選んで出しました。
今回は、ウォーミングアップは無しで、いきなり総合コースを走るとのこと。
「ウォーミングアップをさせてくれー」って思いましたが、指示に従いました。
で、エンジンを掛けて、暖機をする暇も無く発進。
普通なら、次の時間に二輪の教習があるなら、バイクは全部収めずに、数台出ているはずですが、それが無かったということは、前の時間はだれも二輪教習をしていなかったということです。
実際、前の時間は二輪の教習が空きでした。
ということは、エンジンはかなり冷え切っているはずです。
しかし、この寒い時期、しかも真っ暗になってかなり冷え切っているのに暖機もできず…。
そのまま発進しましたが、あらら…。
ひと言で言うと、「無理」
酷いですよ。
今までのCB400SFが別のバイクになったかのような感じがもの凄くしました。
スロットルをほんの少し戻すだけでもの凄いエンジンブレーキが掛かり、そこから速度を上げようと少しスロットルを回しただけでも「グワ」っと飛び出そうになったり。
すごいドンツキで、しかも停車する際にハンドリングまで変に感じました。
勝手に左にハンドルが切れていく感じで、押さえ込まないと危ない感じでした。
「何なんだコイツは!」という焦りと、「みきわめなのにコイツにずっと乗らないといけないのか」という不安が…。
一応、一通りの課題を含んだコースを一周走ってみたのですが、非常に疲れました。
5分も乗って無いのに。
おまけに、小回りでは大きく膨らんでしまうし、一本橋で落ちてしまうわで最悪。
今回初めて当たった教官でしたが、「今日だけとても乗りづらいんですけど…」というようなことを言ってみましたが、教官は「これだけ冷えてればバイクというのはそんなもんですよ」と。
半信半疑でしたが、そこからもうどうでも良くなっていました(笑)
もう一周同じコースを走ってみましたが、また一本橋で脱輪。
スラロームでも、初めて通る時よりもかなり下手で、パイロンにギリギリ。
「こりゃもうダメだなと」一瞬思いました。
2回も一本橋に落ちた私を見て、「他は良いからこれ(一本橋)だけ続けて」と。
計6回くらい続けて一本橋をやりましたが、その後はなんとか成功。
しかし、おかしい。
何かがおかしい。
今まで何度もクリアしてきた時のような、バイクの安定感が全くないんです。
かなり蛇行するし、ふらつきが今までの倍以上で、何とか落ちずに済んだという感じです。
で、教官から聞くと、それでも9秒くらいまで耐えていたようです。
フレームでもひん曲がっていたのでしょうかね?
ええ、もうあのCB400SFには乗りません。
しっかり番号を覚えておきましたから、今後はそいつには乗りません。 (笑)
(私は一体何者なんだろう…)
もちろん、小回りもまだ自信がありません。
(それは今回に限らずですけど)
その後は、しばらく左小回りの練習をさせられました。
教官には、「曲がる手前で一旦止まって、動き出してある程度勢いがついたらすぐに2速に入れて曲がれ」という指示を出されたのですが。
小回りするような低速で2速に入れたらエンストしそうなんですが。
それに、「クラッチを切った方が良い。」
「バイクもそんなに倒さず、ハンドルで曲げる。」と。
クラッチを切ってしまうなら1速でも良いのにと思ったり。
リーンアウト気味に曲がっていたのをそう指摘されるとは…。
実際にあまり傾けず、ハンドルで曲がってみると、すごく違和感があります。
余計大きく膨らみそうなんですが…。
なんとかそれでも曲がれていたのですが、またもや悲劇が…。
動き出して直後2速に入れた瞬間エンスト。
あとは、、、、
そうです、教習で3回目の立ちゴケです。
今回もけっこう豪快に転んで、バイクを倒した後、勢いで身体が仰向けになっていました(笑)
すぐに飛び起きて起こしましたけど、仰向けになっていたのがしばらく笑えました(笑)
あ、怪我もあの痛みもなかったのでセーフでした。
(いや、みきわめで立ちゴケという時点でアウトという気がしますが…)
その後は、急制動の前にウインカーを切り替える時にまた親指が当ってしまって「ピッ!!」
急制動の1回目は、速度不足。
で、ちょうど1本目の線と同じくらいで止まれました。
明らかに速度不足でした。
やはりあの一発試験の時と同じような感じでした。
で、クランクでまた信じられない事が…。
出口付近で、バイクが失速してふらついて、だんだん左へ進んでコースアウトしそうになっていくのですが、元々ハンドリングが変で、立て直せずそこで思わず足をついて止まってしまいました。
(やはりハンドルの感じが変なのが影響していたのでしょうか??)
はぁ… それで、徐々に傾いていって、結構踏ん張りましたが、重過ぎて…。
教習で4回目。
(人生で6回目の立ちゴケです)
ちょうど、クランクの端の段差の上に前側のエンジンガードがゆっくり乗るような形になって、それほど倒れませんでした。
なので起こすのも楽でした。
コケ方は、1時間目の時と同じような感じでしたが、今回は結構踏ん張れました。
幸い、怪我はありませんでした。
というか、コースの配置上、クランクや8の字の出口は危険です。
図を書いてみるとこんな感じです。
赤の矢印のように毎回進んでいます。
それぞれ出口手前の曲がっている最中に、左右の安全を確認しないといけないので、結構大変です。
クランクと8の字の間に道が無ければやり易いんですがね…。
はぁ、同じ時間に2回も、しかも「みきわめ」っていう時に立ちゴケなんて…。
「こりゃもうこの時間が無駄になったな」と完全にあきらめました。
「坂道発進の高校生よりもこれはひどいぞ」と思いましたよ。
「くそー、立ちゴケさえ無けりゃ」と、もう本当に投げ出し寸前(笑)
その後、この時間が終わるまではずっとクランクと8の字を続けてやることになりました。
投げ出しモードに入りそうでしたが、今後も教習で通らないといけないので、もっと上達するために頑張りました。
5回以上やった所で、教習終了の放送が鳴りました。
「バイクはそのままで良いから片づけを」と言われ、その後はため息しか出ませんでした…。
片付けが終わって、教官の所へ行くと教習原簿を返され、「それじゃ次からは第二段階なので頑張ってください」と。
え!?
良いんですかね!?
自分が思うには、今までの教習の中で一番ボロクソな走りだったのに。
一発試験とは大違いです。
はぁ、次からは第二段階です。
また録音したのがあります。
普通自動二輪 MT 技能教習 第一段階 9時間目 みきわめ 走行音 CB400SF
※誤字 暖気→暖機です。
今回は音が少しおかしくないですか?
そうでもないですかね?
若干ポコポコ言っているのは、マフラーがヘタっているからなのでしょうか。
初めのエンストからの立ちゴケは 8:35
ホーン芋は 9:56
最後のクランク出口での立ちゴケは 11:36
毎回編集して10分程度に縮めています。
いや~、教官(自動車学校)には感謝です。
次は、またシミュレーターだそうです。
しかもオタクの8の字とクランクなんて、甘い甘い。うちの教習所なんて、クランクに入るために連続直角カーブ(小回り左折→小回り左折進入)からな挙げ句に、直角カーブ(更に連続小回り二回)で外周行き。これを全て二速だからな。
8の字も同様、出た瞬間連続直角右折を二回繰り返した挙げ句に、2速ストップ+一時停止で外周行き。
自分のが辛いって思う気持ちはわかるが、オタク、その教習所に感謝しな。
あれで良判定が出て一番驚いているのは私ですから。
だから皆教習所へ通うんですよ~。
試験場とは違って多少は甘く見てもらえますし…
それにしても、そのコースなら必然的にクランクと小回りの技術はかなり上がるでしょうな(笑)
私なんてまだ小回りは苦手です…
みきわめ、なんとか成りそうな気がしてきました。
元気の出る記事、ありがとうございました。