shiman0のおっさん日記

ネーミングセンスなしの適当なブログタイトルです。
二輪の事、役に立つかもしれない事、どうでも良い事を気まぐれに書きます

チェーン給油の必要性

2020-10-14 20:04:29 | バンディット1250F
ほとんどのバイクに使われている駆動方式の一つ「ドライブチェーン」についてです。

多くはシールチェーンが採用されており、皆さんチェーン給油はされた事があるかと思います。
各社からチェーンオイル(ルブ)も販売されており、様々な種類があります。

ふと見たYouTubeの動画で、チェーン給油は要らないというような内容がありました。
私がグダグダ説明するより見て頂いた方が早いです。
チェーンメンテ不要論【前半】チェンシコ文化の崩壊


「チェーンメンテ不要」と言ってしまうと、チェーン調整、清掃等は必要なので誤解を生むのですが、要はシールチェーンの場合、潤滑目的の給油はしなくても良いという内容です。
さらに付け加えるなら、防錆の為に給油すれば良いということです。

言われてみればそうです。
シール構造なのでいくら給油したってシールされた内部に浸透するわけはないのです。
潤滑しないといけない肝心な部分には製造時にグリスが封入されて、それが漏れないようにシールされています。
グリスが外に漏れないということは、外からチェーンオイルを注したって浸透しません。

じゃ今まで給油していたのは何だったのか という話になります。
リアホイールは汚くなるわ、スイングアームやナンバープレートの裏側にも飛び散ってこびり付くわで、頑固な汚れの原因にもなっていたわけです。
強力なクリーナーでないと汚れが落ちないし、手に付くとなかなか落ちないし。

冒頭の動画を見てから、試しに3か月間ほどチェーン給油を中断しておりました。
結論から言うと、私の場合、チェーン給油は「必要」という結論に至りました。
ただし、チェーンの錆を防ぐ目的で です。
さすがに3か月チェーン給油を全くしていないと、アウタープレートの外側に若干錆が発生しました。
それ以外で特に異常はありません。
錆はこまめに清掃したりしていれば違ったでしょうし、走行環境、バイクの保管環境にもよると思いますが。
あとチェーンのメッキの質にもよると思います。
確かに、飛び散るものを塗布していないので、ホイール周辺へのチェーンオイルの飛散は少なかったです。

今まで500km~600km目安でチェーン給油していたのを、これからは1500㎞位まで延ばしてみようかなと。
初めは月1回くらいの間隔で様子を見てみます。
塗布する量も今までよりも少なめで、錆を発生させない程度に。

今はウエットタイプ(無色)のチェーンオイルを使っているので、ドライタイプ(白色)のよりも飛び散りやすいです。
錆を防ぐ目的なら、ドライタイプのをアウタープレート全体に薄っすら塗布しておけば、ある程度は油膜が長持ちするので頻度は少なくても良いかもしれません。
白色のやつはチェーンが汚く見えてしまいますが…

チェーンオイルを注した直後は、リアホイールの回転が軽くなって満足げな気分になってはいましたが、じゃぁ回転が軽くなるその理由は・・・
どこへその油が浸透して、どの部分の抵抗が減っていたのか?
そこへも注油をしていた方が回転が軽くなるなら今まで通り注油するメリットはありますが、
注したオイルはむき出し状態なので、走行すればすぐに遠心力で吹っ飛んでいくんでしょうけれど。

奥が深いというか、これと言った最善策はないようですね。
もう人それぞれやりたいようにするしかないというか・・・
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