昔っから食いものの恨みは恐ろしいなんてえことを申しましてな
喰いてえ喰いてえと思いながらも時が来るまではとグッと我慢していた大好物を
横からひょいとかっさらわれでもしてみなさいなアンタ、そりゃもう悔しくて悔しくて
酒も喉をとおらず夜もねむれなくなっちまうような訳でございましてな。
そうかと思えば、ほっぺたがおっこちてしまうぐれえ旨えものをいただいたりしたら
そりやもう小躍りして喜んでしまうのも古今東西世の常でございましてな
今回はそんな天国と地獄をいっぺんに味わったような一日になった次第でございます。
4月25日、マルキュウヒトマル タラノメヤマ ノボレ!
おい熊さん、3週間待ちに待った突撃命令が遂に出ましたぜ
おぉ八っあん、いよいよだな、さあ突撃じゃあ!
歩兵49連隊の精鋭3名はリ-サルウェポンを携えてこの急斜面を勇んで突撃したのでございます。
隊長~っ!
てえへんだてえへんだあ、タラの芽部隊100余名全員、何者かの襲撃を受けて玉砕しております!
なに~っ、玉砕だと~っ!
くぅ~っ、一足遅かったか~っ!
それにしてもやるせないこの敗北感、許せ、タラノメ部隊よ!
♪う~み~ゆ~か~ば~ み~ず~くか~ば~ね~♪
♪や~ま~ゆ~か~ば~ く~さ~むす~か~ば~ね~♪
そりゃもうひどいものでございましてな
100本にも及ぶ太いタラの木が切り倒されて屍累々の光景は見るも無惨で言葉もありませんでしたな
突撃の昂揚した気分は一気に削がれて肩を落として下山したのでございます。
人間というものは何とも不思議なものでございますな
敗北感に打ちひしがれていてもお腹だけは減ってしまうものでしてな
ビ-ルをやりながら熊さんが作ってくれた大盛パスタをあっという間に
平らげてしまったという訳で、いやあ山で食すパスタもなかなかやるものでございます。
午睡のあと近くを散策しておどろいたのなんのって
八王子だと言うのにミズやイタドリ、ワサビやシドケまで自生しているではありませんか
しかも誰も手を付けていないのですから来年の楽しみがまたひとつ増えたと言う訳でして
いやあ八王子の山、おそるべし!
八王子の山を猟場とする熊さんもサスガでございましてな
タラの芽山のひとつやふたつ玉砕したからと言ってタダで起きる男ではありません。
何があっても客人を手ぶらで帰すということがない訳でありまして
この日も別の猟場でチョチョイのチョイと15本ほどのタラの芽を探し出してくれたのでありました。
いやあどこの猟場でも必ず結果を出すこの猟師魂は只者ではありません。
帰宅後、天ぷら、ポン酢のおひたし、炒め物でタラの芽を味わい尽くしたことは言うまでもありません。
旨かったあ!
そして翌日
珍しくてしかも貴重なものをいただきました。
料理人にして釣り師、北信濃在住のブログ友達からの贈り物です。
どうですか、この透明感のあるオレンジ色の肌、思わずうっとりと見入ってしまいます。
雪の下で無農薬栽培したという『スノ-キャロット』
爽やかな甘さは野菜というより果物といった方が正しい表現かも知れません。
そのまま丸かじりで頂きましたが
まるでニンジンの常識を覆すような想像を越えた美味しさに感動すら覚えます。
『馬の角をつくる!』
このスノ-キャロットの唯一の生産者の信条だそうです。
つまり『馬に角はない。だから無いものを作ること。どんなことにも探求心と好奇心を持って挑戦し続けたい』
どんな世界にもフロンティアスピリットを持って挑戦し続ける人がいる。
美味しい野菜で感動し感動させる、素晴らしいことではありませんか!
今日もまた感謝感謝の一日でございました。
喰いてえ喰いてえと思いながらも時が来るまではとグッと我慢していた大好物を
横からひょいとかっさらわれでもしてみなさいなアンタ、そりゃもう悔しくて悔しくて
酒も喉をとおらず夜もねむれなくなっちまうような訳でございましてな。
そうかと思えば、ほっぺたがおっこちてしまうぐれえ旨えものをいただいたりしたら
そりやもう小躍りして喜んでしまうのも古今東西世の常でございましてな
今回はそんな天国と地獄をいっぺんに味わったような一日になった次第でございます。
4月25日、マルキュウヒトマル タラノメヤマ ノボレ!
おい熊さん、3週間待ちに待った突撃命令が遂に出ましたぜ
おぉ八っあん、いよいよだな、さあ突撃じゃあ!
歩兵49連隊の精鋭3名はリ-サルウェポンを携えてこの急斜面を勇んで突撃したのでございます。
隊長~っ!
てえへんだてえへんだあ、タラの芽部隊100余名全員、何者かの襲撃を受けて玉砕しております!
なに~っ、玉砕だと~っ!
くぅ~っ、一足遅かったか~っ!
それにしてもやるせないこの敗北感、許せ、タラノメ部隊よ!
♪う~み~ゆ~か~ば~ み~ず~くか~ば~ね~♪
♪や~ま~ゆ~か~ば~ く~さ~むす~か~ば~ね~♪
そりゃもうひどいものでございましてな
100本にも及ぶ太いタラの木が切り倒されて屍累々の光景は見るも無惨で言葉もありませんでしたな
突撃の昂揚した気分は一気に削がれて肩を落として下山したのでございます。
人間というものは何とも不思議なものでございますな
敗北感に打ちひしがれていてもお腹だけは減ってしまうものでしてな
ビ-ルをやりながら熊さんが作ってくれた大盛パスタをあっという間に
平らげてしまったという訳で、いやあ山で食すパスタもなかなかやるものでございます。
午睡のあと近くを散策しておどろいたのなんのって
八王子だと言うのにミズやイタドリ、ワサビやシドケまで自生しているではありませんか
しかも誰も手を付けていないのですから来年の楽しみがまたひとつ増えたと言う訳でして
いやあ八王子の山、おそるべし!
八王子の山を猟場とする熊さんもサスガでございましてな
タラの芽山のひとつやふたつ玉砕したからと言ってタダで起きる男ではありません。
何があっても客人を手ぶらで帰すということがない訳でありまして
この日も別の猟場でチョチョイのチョイと15本ほどのタラの芽を探し出してくれたのでありました。
いやあどこの猟場でも必ず結果を出すこの猟師魂は只者ではありません。
帰宅後、天ぷら、ポン酢のおひたし、炒め物でタラの芽を味わい尽くしたことは言うまでもありません。
旨かったあ!
そして翌日
珍しくてしかも貴重なものをいただきました。
料理人にして釣り師、北信濃在住のブログ友達からの贈り物です。
どうですか、この透明感のあるオレンジ色の肌、思わずうっとりと見入ってしまいます。
雪の下で無農薬栽培したという『スノ-キャロット』
爽やかな甘さは野菜というより果物といった方が正しい表現かも知れません。
そのまま丸かじりで頂きましたが
まるでニンジンの常識を覆すような想像を越えた美味しさに感動すら覚えます。
『馬の角をつくる!』
このスノ-キャロットの唯一の生産者の信条だそうです。
つまり『馬に角はない。だから無いものを作ること。どんなことにも探求心と好奇心を持って挑戦し続けたい』
どんな世界にもフロンティアスピリットを持って挑戦し続ける人がいる。
美味しい野菜で感動し感動させる、素晴らしいことではありませんか!
今日もまた感謝感謝の一日でございました。
人生はこんなもんで良い最高である
『ウドノヤマ コシアブラノヤマ ウルイノヤマミズナノヤマ イラコノヤマ』も全部ノボレそしてもノボレ、お互いに古くて幸せだよ。
でも、我々の世代にはぴったりの情景描写。感覚が伝わる!
たらの木の全滅!ショックですね。
やっと生活が平常に復した昨日、今日。私も山野草を追う生活を始めてます。
でも、皆さんの野人レベルの高さにホント!圧倒されます。
私のは、お庭でこちょこちょやってるよちよち歩きの赤ん坊レベル・・・
そうそう、昨日図書館から、期限過ぎの「山野草ブック」の返還督促を頂いちゃいました。
連休に入ったら山梨方面の「タラの芽」が良い時期になると思います、ミズガキ方面に行かれるなら、御一緒に如何ですか?
時間的な都合が付くなら私は大丈夫ですよ!
それに八王子の野生児、じゃなかったナチュラリストの熊さんという頼もしい相棒さんとのコンビはとてもいいですね。
何か作るためでは無さそうだし・・・(謎)
タラの芽の時期に出る「コシアブラ」も美味しいですよね!
連休中に長野に帰ったらちょっと山の中を散策してみます。
会津もいよいゆ春ですね
山にはウドやタラの芽、コシアブラ
良い季節になりました。
連休中の茶屋は大繁盛でしょうね。
連休過ぎたら山のいで湯でゆっくりなさって下さい
古いのは仕方なかですよ
なんたって圓生世代だかんね
それにしてもバッカスちゃんもなかなかやりますな
よもぎの天ぷらも旨そうだし、薄皮を剥いだノビルの美しさは絶品だね。エシャレットみたいで旨いでしょ。野草を食べていると何故か元気をもらっているようでええよねえ。
先日はありがとうございました。
5月は忙しくて毎年なかなか連休さえも休みが取れんのですよ。
さっき幼なじみから誘いがあったので何とか一日くらいはと考えていますが渋滞だしねえ。
でも熊さんがいればOKかと考えたりして。
出かける決心がついたら連絡しますね。
あぁ仕事しなくっちゃ。
八王子の山は侮れませんぜ。
奥へ入ると別世界なんですわ。
そうそう、スノ-キャロットありがとうございました。ニンジンの常識を覆す爽やかな美味しさに感動してしまいました。いつも珍しいものを味あわせて頂きありがとうございます。
タラの芽は全滅
林業関係者にしてやられました。
連休の信州は釣りと山菜、よかですねえ。
僕は毎年、千曲川をカヌ-で下るのですが今年はどうなることやら。
気をつけて楽しんできてくださいね。