『1年1組せんせい あのね(鹿島和夫編集 理論社刊)』
この本は2006年2月17日に一度ご紹介したものです。
これから、たくさん楽しいことが待っていたであろう未来を、たった5年という短い命を
誰よりもいちばん愛してくれる筈の両親によって閉ざされてしまった結愛(ゆあ)ちゃんが
どれだけ悲痛な思いで書き残したであろうあの言葉が今も胸に突き刺さったまま痛みが消えません。
だからもう一度、7歳の子供たちの屈託のない目と心から紡ぎ出される感性溢れる言葉に触れてみたくて、
お母さんやお父さんに心から甘えられる平穏な家庭の暖かさ、子供たちの幸せを感じたくなってペ-ジをめくってみました。
(お母さんの心)
お乳はお母さんのこころ、赤ちゃんがのんで、お母さんのこころが赤ちゃんに伝わる。
それからおっぱいの心をいっぱいためて、心の大きい人間になってゆく。
そやから、お母さんの心はええ心でなかったらあかん。
(お母さんのたからもの)
お母さんに『お母さんのたからものは何』と聞くと『まあくんととっちゃん』といいます。
だからぼくが『お母さんの命よりもだいじ』というと、
お母さんはぼくとお兄ちゃんをだきしめて『うん』と言いました。
ぼくはとてもうれしいんです。
(安いけしょうひん)
お母さんが『きょう安い化粧品こうてきたん』ゆうたら
おとうさんが『なんぼええ化粧品こうてもむだやゆうことがやっとわかってんな』と笑いながらいうた。
安い化粧品は、おとうさんのへや-とにっくやった。
(よめさん)
お母さんがぼくに『けっこんするんやったらぶすとしいよ』ゆうた。
なんでやゆうてきいたら『ぶすは3日したらなれるけど、べっぴんは3日したらあきる』いうた。
ほんなら、うちのお父ちゃんはもうなれたんや。ほんでもぼくはぺっぴんのほうがええわ。
(くうらあ)
お父さんは、くうらあつけてねています。
いびきをかいて気持ちよさそうです。
お母さんは、でんきのめえたあのゆめをみるので気持ちよくねれません。
(お父さんのにおい)
わたしは、いつもお父さんとねていました。
お父さんといっしょにねられないときはお父さんのまくらをだいてねます。
お父さんのにおいがして、お父さんとねているようなきがします。
お父さんのまくらのにおいは、お仕事のにおいです。
もしも神様がいるのなら
結愛ちゃんのような子供たちが
もう一度生まれ変われますようにと心から祈りたい。
そして、今度生まれて来る時は
誰よりもお母さんとお父さんにたくさんの愛を注いでもらえますように
あなたのことを宝物のように自分の命に代えてでも守ってくれるお母さんとお父さんでありますように!
好きなものをお腹いっぱい食べて、友達と思いっきり遊んで、
家族と笑顔でおしゃべりして、心から幸せだな~と感じられる日々になりますように(合掌)
この本は2006年2月17日に一度ご紹介したものです。
これから、たくさん楽しいことが待っていたであろう未来を、たった5年という短い命を
誰よりもいちばん愛してくれる筈の両親によって閉ざされてしまった結愛(ゆあ)ちゃんが
どれだけ悲痛な思いで書き残したであろうあの言葉が今も胸に突き刺さったまま痛みが消えません。
だからもう一度、7歳の子供たちの屈託のない目と心から紡ぎ出される感性溢れる言葉に触れてみたくて、
お母さんやお父さんに心から甘えられる平穏な家庭の暖かさ、子供たちの幸せを感じたくなってペ-ジをめくってみました。
(お母さんの心)
お乳はお母さんのこころ、赤ちゃんがのんで、お母さんのこころが赤ちゃんに伝わる。
それからおっぱいの心をいっぱいためて、心の大きい人間になってゆく。
そやから、お母さんの心はええ心でなかったらあかん。
(お母さんのたからもの)
お母さんに『お母さんのたからものは何』と聞くと『まあくんととっちゃん』といいます。
だからぼくが『お母さんの命よりもだいじ』というと、
お母さんはぼくとお兄ちゃんをだきしめて『うん』と言いました。
ぼくはとてもうれしいんです。
(安いけしょうひん)
お母さんが『きょう安い化粧品こうてきたん』ゆうたら
おとうさんが『なんぼええ化粧品こうてもむだやゆうことがやっとわかってんな』と笑いながらいうた。
安い化粧品は、おとうさんのへや-とにっくやった。
(よめさん)
お母さんがぼくに『けっこんするんやったらぶすとしいよ』ゆうた。
なんでやゆうてきいたら『ぶすは3日したらなれるけど、べっぴんは3日したらあきる』いうた。
ほんなら、うちのお父ちゃんはもうなれたんや。ほんでもぼくはぺっぴんのほうがええわ。
(くうらあ)
お父さんは、くうらあつけてねています。
いびきをかいて気持ちよさそうです。
お母さんは、でんきのめえたあのゆめをみるので気持ちよくねれません。
(お父さんのにおい)
わたしは、いつもお父さんとねていました。
お父さんといっしょにねられないときはお父さんのまくらをだいてねます。
お父さんのにおいがして、お父さんとねているようなきがします。
お父さんのまくらのにおいは、お仕事のにおいです。
もしも神様がいるのなら
結愛ちゃんのような子供たちが
もう一度生まれ変われますようにと心から祈りたい。
そして、今度生まれて来る時は
誰よりもお母さんとお父さんにたくさんの愛を注いでもらえますように
あなたのことを宝物のように自分の命に代えてでも守ってくれるお母さんとお父さんでありますように!
好きなものをお腹いっぱい食べて、友達と思いっきり遊んで、
家族と笑顔でおしゃべりして、心から幸せだな~と感じられる日々になりますように(合掌)
どんなに辛かったのだろうと胸が締め付けられました。
私が結婚して子供が生まれたら
父や母がしてくれたように愛情いっぱいに注いで育てたいです。
あなたはお母さんの宝物だよって心からいえる母親になります。
あの言葉には泣かされましたねえ。
ゆっき-さんに初めて黒部で会ったときに思いました。
この子はいい家庭環境の中で育てられたんだな~って。
子供はね、遊ぶことが一番の仕事だからね。
幼な子が屈託ないのは今この時だけしかないからなんだよね。
両親に愛されているかどうかなんて疑うことすらしないし
今が幸せかとか楽しいかとか考えてもいないんだよね。
とにかく今が楽しくて幸せなんて幼な子にとっては当たり前のことなんだから
そしてそれを100パーセント保証してあげられるのは両親だけなんだよね。
ゆっき-さん、子供を大切に愛情いっぱいに育てようね。
子育てから学ぶこともそれはそれは沢山ありますからね。
世の中には愛情あふれる両親に育てられている赤ちゃんがたくさんいます。そして見守る周囲の大人もいます。でも目の届かないところで、取り返しのつかない悲劇が起きてしまいました。私たちにできることはほんの少しですが、子供たちの人権のために働きます。
我が子には手をあげることもありましたが・・・
孫と同じくらいの結愛ちゃんのニュースは見てあげたいくらいにつらいニュースでした。
こんなニュースを見るとおばあちゃんの立場にいる人は 知らなかったのだろうかと・・・
家庭にはいろいろあるのでしょうが、子育ての大切さを感じています。
先日子供同士のいじめの中で親を見れば・・・
娘の友達に「おばちゃんいい子に育てたね!!」言ってもらい嬉しかった。
親を見れば子がわかるとよく言ったものです。
後ろ指刺されないように生きて行かなくてはと思いました。
結愛ちゃんまだまだ、いろんなことしたかったんだろうなぁ~~
幼い命の芽をつまない世の中にしたいですね!!
意味不明でごめんなさい
今度生まれてくるときは
優しい親御さんに恵まれて
子供らしく無邪気に溌剌と生きてほしい
ただただ祈るばかりです。
鬼畜の所業は言うに及ばず、子供を守れない社会も嘆かわしい。
ご紹介の本の抜粋が、人間にとって何が大切なのかを示しているようです。
我々世代が日々に努力した夢の結果がこんな結末になるとは、、、困った社会になったもんである。
トリオさん
兵庫の釣り師さん
Blue Wing Oliveさん
山親父さん
コメントありがとうございます。
人権擁護に関わる立場から
お腹を痛めた母の立場から
ジイジの立場からなどなど
それぞれの立場からせっかくコメント頂いたのに
息子の幼少の頃のことや
孫たちの今の姿をついつい重ねてしまって
胸が詰まって思うようにコメントをお返しできません。
申し訳ありません。
子どもが犠牲になる事件は、本当に痛ましいです。
子どもは無条件に希望をもって育っていかねばならないのに、それが無残に絶たれてしまうことは悲しいです。
親から自分、自分から我が子へと命をつなぐことが、人としての責任であると考えます。
そして、子どもに無条件の愛情を注ぐことが、当たり前の人の有り様だと思うのです。
なぜ、我が子を愛せない親がいるのか、理解に苦しみます。わかりません。わかりたくもありません。
つい感情的なコメントを書いてしまいました。すみません。
兄弟げんかして叱られてばかりいたけど
親に虐待されたこともないし親を憎むこともなかったしそこそこ楽しくて幸せな家族だったかなと思います。
まともな人間ならこれ以上続けたら死んじゃうってことくらいわかりますよね。
あれは究極の弱い者いじめであの二人はそもそも親になるべきじゃなかったですよ。
普通っていう表現が適切かどうかわからないけど
もし自分が親になったらそこそこのしつけとそこそこの勉強で
あとはごく普通に元気に育ってくれて生きていてくれるだけで十分だと思いますね。