錦之助ざんまい

時代劇のスーパースター中村錦之助(萬屋錦之介)の出演した映画について、感想や監督・共演者のことなどを書いていきます。

錦之助映画ファンの会の集い

2010-06-02 23:22:58 | 錦之助ファン、雑記
 もう6月になってしまった。東京ではこの三、四日、初夏らしい天気が続いている。
 先月29日の土曜と30日の日曜に錦之助映画ファンの会の集いを催した。土曜は午後6時半から、日曜は午前9時半から、東京新橋のTCC試写室で16ミリの映画を2本ずつ上映して、みんなで楽しく鑑賞した。土曜は35名、日曜は41名が参加。そのうち二日とも参加した人が28名だった。TCC試写室は座席数38名なので、日曜は満員で補助イスを出したほど。
 土曜の夜、ホテルに一泊して参加した会員も何人か居た。福岡県から2名、山口県、香川県、大阪府、京都府、静岡県、長野県から1名ずつが参加した。皆さん、熱烈な錦ちゃんファンである。
 土曜の夜は上映会の後、近くの飲み屋で小宴会を開き、前夜祭を祝った。15名ほどで、11時過ぎまで歓談。
 日曜は、上映会の後、銀座並木通りにある欧風レストラン「いちこし」でパーティを開いた。37名が参加。新橋の試写室からレストランまで歩いて3分ほどだが、みんなでぞろぞろ移動した。はた目には異様な集団に見えたことだろう。平均年齢65歳、ほとんどが初老の女性である。でも、その日は日曜、新橋寄りの銀座のこのあたりは人気(ひとけ)が少ないので、目立たなくて良かった。
 パーティには特別に入江若葉さんをお招きした。レストランに到着すると、すでに若葉さんが見えていた。黒いシックな服を着て、ヘアーメイクし、美しいお顔に、しゃれた眼鏡をかけている。いかにも銀座にぴったりの上品なお姿。若葉さんはお若い!みんなにはゲストのことを隠しておいたので、入り口のところに立っているこの麗人を見て、何人かの会員は誰だか分からず、私の方へ寄って来て、尋ねる始末。
「お通さんですよ」と言うと、驚きの歓声を上げる。中には図々しい会員もいて、すぐに若葉さんのそばへ行って、サインをねだる。写真を撮っている者もいる。会員のミーハーぶりも、困ったものだ。若葉さんは本当にいい人だから、ニコニコしながら何でもオーケーなさっている。
 レストランは貸切りで、パーティは午後4時まで続いた。マイクもあり、途中で全員に簡単な自己紹介をしていただいた。各人、錦ちゃんファンらしい熱意に満ちたスピーチで、拍手喝采。大いに盛り上る。料理はバイキングで、サンドイッチ、マリネ、から揚げ、ドリアが出て、ビールとウーロン茶は飲み放題。これで3500円。本当は最低4000円からなのを500円負けてもらったので、いささか量が少なかった。不満の声も耳に入ったが、銀座のど真ん中にある奇麗なレストランを借りて、この値段は仕方がない。日曜は休業日なのに、無理に頼んで開けてもらったのだ。幹事の苦労など、分かっちゃくれない!
 さて、錦之助映画ファンの会の総会も無事に終わり、今私はほっとしている。この日のために、第二期の収支中間報告書を作成し、挨拶状といっしょにコピーをみなさんに配った。年会費、カンパも集まった。今回参加できなかった会員には、振り込んでいただいた年会費の受領証と収支中間報告書を近日中に郵送したいと思う。しばらくお待ち願いたい。