この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

一応やめといたら?とは言ったんだけど。

2010-09-21 21:56:09 | 新作映画
 今年は何だかよくわかりませんが、秋から冬にかけてやたら時代劇映画が公開されますね。

 『十三人の刺客』(9/25公開)から始まって、『大奥』(10/1公開)、『桜田門外ノ変』(10/16公開)、『雷桜』(10/22公開)、『武士の家計簿』(12/4公開)ときて、締めが『最後の忠臣蔵』(12/18公開)。そんなに日本人って時代劇が好きだったっけ?といいたくなるぐらいです。

 で、典型的な日本人であるうちのお袋が『大奥』を観たい、って言うんですよ。
 何となくテレビ版の『大奥』と勘違いしているフシが無きにしも非ずだったんですが、まぁいいんじゃないの、とテキトーに答えておきました。

 さらに『雷桜』も観てみたいとお袋。
 いいんじゃないの、とやっぱりテキトーに答える自分。

 さらにさらに『十三人の刺客』も観ようと思ってるとお袋。
 いいんじゃない、、、えぇ~~~?マジっすか???

 自分はたまにですがお袋と一緒に映画を観に行っています。そのことに抵抗はありません。
 といっても別にたくさんの(一緒に映画を観に行く)候補の中からあえてお袋を選んでいるというわけでなく、一緒に映画を観に行く相手がお袋しかいないというのが現状なんですけどね。

 ただ、何を観るかについては慎重に吟味しています。
 ホラー映画を一緒に観るってことはありえないですし(お袋が大の苦手)、過激なベッドシーンがある映画を観ることもありません(これは自分が親と一緒に観ることに抵抗があるから。『悪人』のベッドシーンですら落ち着かなかった。)。

 作品のジャンルとは関係なく、レイトショーにお袋がついてくることもないし、映画のハシゴをするときもそれは同じです。
 あと、うちのお袋は映画を観るために遠出をするのも面倒臭がりますね。うちから一番近いシネコンはTジョイ久留米(車で二十分ぐらい)で、二番目がワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野(車で三十分弱ぐらい)なんですけど、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野に観に行くのも嫌がります(シートの座り心地もあるようだけど)。

 そんなわけで、お袋と一緒に映画を観ることに抵抗はないといっても、実際今年になって試写会以外でお袋と一緒に観た映画は『トイ・ストーリー3』ぐらいです(ペア鑑賞の試写会はお袋と観ることになりますね。自分には誘う相手がいないので。)。
 
 そこにきて『十三人の刺客』ですよ。
 自分は観に行くつもりだったけど、間違ってもお袋を誘うつもりはありませんでした。
 あれは女子供が観に行く映画ではないですからね(出た、差別発言)。
 一応アクションシーンが過激みたいたからやめといたら?とは言ったんですが、北野武の『座頭市』も観に行ったことがあるから平気だってお袋は言うんですよ。
 あのさ、『座頭市』は武が一般層の観客の取り込みも狙った娯楽作だけど、『十三人の刺客』は監督があの三池崇史だよ、スプラッター的描写もあるって話だよ、絶対観ない方がいいって!!

 とは思ったけど、三池監督の映画を観てお袋がどんな反応を示すのかにも興味があったので、あまり深くは説明せず、お袋と『十三人の刺客』を観に行くことにしました。
 いやぁ、今度の土曜日が楽しみだ!!(←悪趣味)
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6 コメント

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お母さん勇気ある~! (マリーコ)
2010-09-22 08:21:28
私なら一応でもやめといたら?と言われる作品は観に行かないもん。恐ろしい!

せぷさんと近かったらいつでも試写会当ててくれたら行くのになぁ。
でも私だとお母さんより観れる映画少なそうですが(^^;
返信する
十三人の刺客。 (小夏)
2010-09-22 20:15:12
内容、イマイチ知らないのですが、一応これって真面目な時代劇なんですよね?

や、三池監督+時代劇というと、どーしても『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』のイメージが強烈なもので(というか、時代劇カテゴリでいいのか?あれ)、まさか『十三人~』はあんな感じじゃないんだよね?と不安になったもので。
ま、何事もチャレンジですけどね♪

ちなみに、↑の中では『武士の家計簿』を見に行くつもりです。
なんたって堺サン主演ですから!
返信する
Unknown (pomo)
2010-09-22 22:57:24
あ、十三人の刺客って怖いんですね。
聞いといてよかった。
吾郎ちゃんの悪役ぶりが凄いと聞き、合ってそうだな~と勝手に想像して痛快なお話だと思ってました。
ということで、やめておきます。

今週、私は「悪人」です。
先日のせぷさんのブログはネタバレしそうだったので途中で止めましたw
が、タイトルと書きだしから察するに微妙そうですね。期待せずに行って、観てからブログ読みます!
返信する
コメント、感謝です。 (せぷ)
2010-09-22 23:24:20
マリーコさん、小夏さん、pomoさん、コメント、感謝です。

>マリーコさん
>お母さん勇気ある~!
勇気があるっていうか、この場合無知だと思います。
どーゆー内容の作品なのか、まず間違いなく知らないですね。
知ってたら観に行ってみたいとなんていうとは思えないので。

>せぷさんと近かったらいつでも試写会当ててくれたら行くのになぁ。
あはは、そんな自在に試写会に行ってはいないですよ。
先日も『TSUNAMI』は落ちちゃったし。
今年の上半期は自分でも「嘘?」って言いたくなるぐらい試写会に当たりまくりましたが、下半期は例年のペースになるような気がします。

>でも私だとお母さんより観れる映画少なそうですが(^^;
お袋と観た映画なら誰と観ても大概オッケーだと思いますけどね。笑。
それはともかく、いつかマリーコさんと映画を観に行けたらいいですねぇ。
叶わぬ夢だと思うけど。

>小夏さん
>内容、イマイチ知らないのですが、一応これって真面目な時代劇なんですよね?
『十三人の刺客』は十三人の刺客が三百人(ぐらい)を相手に斬って斬って斬りまくる映画だと思ったら間違いないんじゃないですかね。
先行レビューなどを読む限りはそんな感じですが。

>三池監督+時代劇というと、どーしても『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』のイメージが強烈なもので
自分は時代劇以前に三池監督との相性がイマイチで、最初はスルーしようかと思っていたのですが、テレビブロスでの映画レビューの評価が尋常じゃなく高かったので観に行くことにしました。

>ちなみに、↑の中では『武士の家計簿』を見に行くつもりです。
『武士の家計簿』はたぶんスルーですね。
っていうか、上に挙げた六作品なの中では観に行くのはおそらく『十三人の刺客』だけですね。
もし自分のことを時代劇映画マニアだと思っているのだとしたら、期待を裏切って申し訳なく思います。。。

>pomoさん
>あ、十三人の刺客って怖いんですね。
えぇ、pomoさんは絶対観に行かない方がいいと思います。
痛快、、、なのかなぁ。
たぶんですが、十三人のうち生き残るのって、一人か二人じゃないですかねぇ、、、そんな気がします。

>先日のせぷさんのブログはネタバレしそうだったので途中で止めましたw
あはは、すみません、基本的に自分の映画レビューはネタバレありなんです。
ネタバレなしでレビューを書けるほど文章力がないので。笑。

『悪人』、pomoさんが観に行く分には悪くないと思いますよ。
素直に観たら感動するんじゃないかなぁ。
自分はひねくれてるので感動できなかったですけどね。笑。
返信する
Unknown (とおりすがり)
2010-09-23 10:42:57
あら・・。
十三人の刺客の試写会観ましたけど私(50代女性)は大好きでしたよ。
あまり、先入観で判断すること無しに大いに冒険されてみるのもいいのではないでしょうか?
色んな分野を楽しむのも悪くはないですよ~。
ところで、お母さん思いの優しい方ですね~。
うちも良く息子達と映画行きますよ♪
息子さん同様、他に観に行く相手がいないっていうのも理由の一つかもしれませんが・・。苦笑
返信する
あ、そーなんですか? (せぷ)
2010-09-23 22:37:19
>十三人の刺客の試写会観ましたけど私(50代女性)は大好きでしたよ。
あ、そーなんですか?
『十三人の刺客』、何しろ監督は三池崇史だし、映画雑誌の記事やレビューではいろいろすごいことを書いてあるし、凄惨なシーンが続出する映画なのかと思ってましたよ。
何事も自分の目で確かめなければわからないってことですね。

>ところで、お母さん思いの優しい方ですね~。
そんなこともないと思いますけどね~。笑。
休みの日には遊びまわっているので、もっと家の手伝いをしてと思っているに違いないのです(それなりにやってるつもりなんですが)。

>うちも良く息子達と映画行きますよ♪
あはは、そうなんですね。
いい年をして母親と映画を観に行くのは自分ぐらいのものに違いない、なんて僻んだことを考えていましたが、そういうわけでもないのですね。笑。

とおりすがりさん、よければまた遊びに来て下さい。
そのときは「とおりすがり」などというHNでなく、固定HNでコメントをお願いします♪
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