この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

犯人はお前だ!!

2010-11-13 23:02:37 | 読書
 今週末は忙しいです。
 映画を観に行ったり、図書館で借りた本を読んだり、録りだめしておいたビデオを見たり、テレビゲームをしたり、昼寝をしたり、ブログのコメントにレスをつけたり、、、それって本当に忙しいというのか?と突っ込まれそうですが。汗。

 あ、でも図書館で借りた本を急いで読まなくちゃいけないっていうのは本当です。
 先週借りたジェフリー・ディーヴァーの最新刊『ロードサイド・クロス』の返却期限が次の土曜日なのです。
 もちろん読み終わらなかったら借り直すつもりではあるけど(最悪読み終わらなかったら返しに行かなきゃいいんだけどそういうことはしたくない)、予約が入っていたらそちらが優先されますからね。

 リンカーン・ライムシリーズからのスピンオフ、キャサリン・ダンスシリーズ第二弾である本作ですが、さすがはディーヴァー、今回も無類に面白いです。
 現在300pまで読み進めていますが、真相、及び真犯人はさっぱりわかりません。
 ではありますが、わからないなりにそれらについて推理してみたいと思います。
 最後まで読み終えたわけではないのでネタバレしようがないですが、情報は一切遮断したいという方はこの先は読まないでください。

 さて、本作においてロードサイド・クロス事件の容疑者として疑われるのが十七歳の高校生トラヴィスです。
 が、当然のことながら彼は真犯人ではないと思います。
 理由は、ドンデン返しが売りのリンカーン・ライムシリーズで、最初の容疑者であるトラヴィスが犯人であるというのは考えにくい。

 理由はもう一つあってこのシリーズにおいて真犯人は大概白人の中年男性だからです(唯一の例外は『石の猿』ぐらいじゃないかな)。
 しかもほとんどの真犯人は外見が真っ当で人好きのするタイプですあり、なおかつ序盤から捜査陣に接近しています。
 これまでの作品でそうだったからといって、本作でもそうだというのは理屈に合いませんが、どーせだったら本作でもそうあって欲しいのです(どーゆー希望だ)。

 そう考えると真犯人は一人しかいません。
 ロードサイド・クロス事件の犯人はお前だ、ジョン・ボーリング!!

 でもさすがにこれはないかな。
 疑わしいことこの上ないキャラなんですが、なにぶんヒロインのダンスと常に行動をともにしていて、犯行を行う時間がない。
 そうなるとあいつか、有能そうな刑事として登場したデヴィッド・ラインホールド!!

 ま、おそらく二人とも真犯人じゃないでしょうね。笑。
 さ、続きを頑張って読まなくっちゃ。。。
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2 コメント

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Unknown (achi)
2010-11-16 00:28:49
聞いたことのない小説家ばかりなのでせぷさんはかなり詳しいんですね(主に推理、サスペンス系?)。
自分はあまり長いと面倒に感じて読めなくなってしまうんですよ。
そう言ってる割には話の長い『帝都物語』(荒俣宏)を今読んでいます。
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ご存知ないですか? (せぷ)
2010-11-16 23:22:06
achiさんはジェフリー・ディーヴァーと伊坂幸太郎、ご存知ないですか?
ともに売れっ子の作家なんですけどね。

achiさんにわかりやすいように映画化作品を挙げると、ディーヴァーの方はデンゼル・ワシントンが主演していた『ボーン・コレクター』を書いた人です。
あれがシリーズ第一作で、現在、、、第八作まで出てるのかな。
面白いことは面白いですが、長いので、achiさんにはお薦めしません。

伊坂幸太郎の方は主に中村義洋監督の手で映画化された作品が評判です。
『ゴールデンスランバー』や『アヒルと鴨のコインロッカー』などがそれに当たります。

伊坂幸太郎の作品はしばしば映画的と評され、さくっと読めるのでachiさんにもお薦めですよ。
初めて読むなら『陽気なギャングが地球を回す』がいいと思います。
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