この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

長年の疑問が少しだけ解けた【アルプスの少女ハイジ展】。

2019-12-23 20:44:04 | 日常
 土曜日はキャナルで映画を二本観た後、博多阪急に移動して【アルプスの少女ハイジ展】を観てきました。

 『アルプスの少女ハイジ』、実は九州では最近まで放映されていたんですよ。
 でもそのことを知っている人ってあまりいないみたいですね。
 まぁ時間帯が時間帯でしたからね。
 朝の6:30からテレQで放映されていました(現在は『フランダースの犬』が放映中です)。
 自分はごくたまに録画して見ていました。
 
 このことから何がわかるかというと、自分は『アルプスの少女ハイジ』がそこそこ好きだということですね。
 まったく興味がなければまったく見ないだろうし、逆に熱烈なファンであれば毎週欠かさず見るでしょうから。

 自分は世界名作劇場の中で『ペリーヌ物語』が群を抜いて好きです。
 DVDももちろん所有していて、49話『幸せの涙が流れるとき』はたまに見返します。
 だからなのか、『アルプスの少女ハイジ』は霞んで見えるのです。

 とはいえ、『アルプスの少女ハイジ』が日本のアニメ史においてどのような意味を持つ作品なのかはそれなりに理解しているつもりです。
 前置きが長くなりましたが、自分と『アルプスの少女ハイジ』との関係性について説明させてもらいました。

 さて、自分は長い間『アルプスの少女ハイジ』に関して疑問に思っていたことがいくつかありました。
 例えば、、、『アルプスの少女ハイジ』のオープニングテーマは「おしえて」ですよね。
 くちぶえはなぜ~遠くまで聞こえるの🎵で始まる、ハイジが恐ろしく大きなブランコに乗っていることで有名なあの曲です。
 知らないという人はあまりいないんじゃないでしょうか。
 一方エンディングテーマはというと「まっててごらん」です。
 もしも小さな足音が聞こえたら🎵で始まる、「おしえて」に劣らず軽快なメロディの曲です。
 どちらもいい曲ですよね。
 ただ、「おしえて」と「まっててごらん」って歌っている人が違うんですよ。
 「おしえて」は伊集加代子で、「まっててごらん」は大杉久美子です。
 これが自分には不思議でした。
 オープニングテーマがアップテンポな曲でエンディングテーマがスローなバラードだから歌っている人が違う、というならともかく、「おしえて」も「まっててごらん」も明るく、軽快で、子供にも口ずさめるわかりやすいメロディラインの曲です。
 なぜ歌っている人が違うのか?
 通常であれば二人の歌手に一曲ずつ歌唱を依頼するよりも一人の歌手に二曲依頼する方が安上がりですよね。
 実際この後世界名作劇場において『ペリーヌ物語』まで五作連続でオープニングもエンディングも大杉久美子が担当しています。
 なぜ『アルプスの少女ハイジ』だけオープニングが伊集加代子なのか、自分には長く疑問でした(断っておきますが、歌手としての実力が大杉久美子の方が伊集加代子より上だとか、そういうことを言っているのではありません)。
 『アルプスの少女ハイジ』のオープニングとエンディングで歌っている人が違うのには何か理由が、もしくは何かしら事情があるのではないか、、、
 という疑問は今回の展示会では解明されませんでした(されんかったんかい!)。

 でももう一つの疑問は解けました。
 もう一つの疑問は何かというと、「おしえて」や「まっててごらん」でヨーデルを歌っている人は誰か?ということでした。
 会場の入り口近くのスペースにあったスタッフボードに名前が載っていました。
 ヨーデルを担当していたのはネリー・シュワルツという人だそうです。
 実はここだけの話、自分はあのヨーデルを歌っているのはロッテンマイヤーの声を担当していた-麻生美代子ではないだろうか、って思ってたんですよね。
 声質がそっくりだと思っていたのです。
 でも展示会に行って違うということがわかりました。
 長年疑問に思っていたことが一つ解明されました。
 でもオープニングとエンディングを歌っている人がなぜ違うのか、という疑問はまだ解明されていませんが、、、どなたか答えをご存知の方はおしえて下さると幸いです。

 どうでもいいことを長々と書きましたが、博多阪急で開催中の【アルプスの少女ハイジ展】はお薦めなので(開催は25日までですが)気になるという方は是非行ってみて下さい。
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