この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

単純に(単純で?)面白かった『グリーンバレット』。

2022-08-29 23:18:52 | 新作映画
 阪元裕吾監督、伊能昌幸主演、『グリーンバレット』、8/27、KBCシネマにて鑑賞(レイトショーにて鑑賞料金1300円)。2022年33本目。

 8/27は『NOPE/ノープ』、『サバカン SABAKAN』に続き、場所をKBCシネマに替えて、『グリーンバレット』を観てきました。
 『グリーンバレット』、『NOPE/ノープ』に比べると単純に(単純で?)面白かったです。

 それにしても『NOPE/ノープ』、自分には意味不明で、大して面白いとも思わなくて、それはおそらく他の人も同じだろうなんて思ってましたが、違いましたね。
 yahoo映画のユーザーレビューではそこまででもありませんでしたが、ツイッターでは絶賛の嵐でした。
 映画って、難解なものになるとある程度頭がよくないとその良さが理解出来ないものですね。
 自分のようなボンクラには『グリーンバレット』ぐらいの映画がちょうどいいです。

 京都最強の殺し屋国岡は個性が強すぎる六人の殺し屋見習い女子を一人前の殺し屋にするように依頼されるが、、、というお話。
 この六人の殺し屋見習い女子をミスヤンマガ2021受賞者が演じるんですけど、フツー、ミスヤンマガのようなグラビアアイドルで映画を作ろうと思ったら、キラキラした青春映画になりそうなものじゃないですか。
 それを血がドバドバ飛び散るバイオレンスアクション(橋本〇奈に非ず)で作っちゃうのですから、まずその発想がすごいと思いました。

 そして単に発想がすごいというだけではなく、登場する六人の女の子のキャラクターがきっちり書き分けられ、さらに彼女たちの成長物語にもなってるんですよ。
 もちろん国岡やその他のキャラクターにも見せ場があって、観ていて一瞬たりとも退屈しませんでしたね。
 終盤、それはいくら何でも都合がよすぎるのではないかと思うシーンもありましたが、それはまぁご愛敬なのでしょう。

 阪元監督は去年観た『ベイビーわるきゅーれ』も面白かったし、今後の活躍に期待です。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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