この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

まったく理解不能だった『NOPE/ノープ』。

2022-08-27 23:19:54 | 新作映画
 ジョーダン・ピール監督、『NOPE/ノープ』、8/27、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットBC8、鑑賞料金1000円)。2022年31本目。

 8/27は映画を三本観ましたが、実は最初、四本観るつもりでした。
 四本目に観ようと思っていたのは池井戸潤原作の『アキラとあきら』!
 ではなく、『DC がんばれ!スーパーペット』です。
 早起きすれば十分見ることが出来たのですが、果たして『DC がんばれ!スーパーペット』は早起きしてまで観る映画なのか?と自問したとき、自分の中のもう一人の自分が「否!」と即答しました。

 何が言いたいのかというと『アキラとあきら』や『DC がんばれ!スーパーペット』は観る価値がない、ということではなく、8/27は映画を三本観たけれど、前日はしっかり寝ましたよ、ってことです。

 にもかかわらず、『NOPE/ノープ』の鑑賞中、睡魔を押さえきれず、この日観た映画の中で唯一何度もウトウトとしてしまいました。
 何ででしょうね?
 フツー、映画のハシゴをして眠るとしたら、一番最後に観る作品だと思うけどなぁ。

 そんなわけでこれからツラツラと『NOPE/ノープ』の感想(めいたこと)を書きますが、ところところで舟を漕いでしまったので的外れなことを言っているかもしれません。
 その時は悪しからず。

 冒頭、テレビのバラエティ番組で、チンパンジーが出演者を殺戮するシーンがあるんですよ。
 相当ショッキングなシーンではあるのですが、その後の本筋に絡むわけでもなし、何かの暗喩なんでしょうけれど、それが何を意味するのか、さっぱりわからないのです。
 監督のジョーダン・ピールにとっては意味のあるシーンなのでしょう。
 でも映画というのは単なる自己表現の場であるだけでなく、娯楽であり、観る者がきちんと理解できるように最低限のヒントは必要だと思います。
 『NOPE/ノープ』にはそれがない(ように思えます)。
 監督の掌の上で踊らされているような感覚はあまり気持ちいいものではありません。

 前述の通り鑑賞中一度ならず居眠りをしてしまったので、この作品について深く語ることは出来ません。
 ただ、この作品を最初から最後まで、しっかり観たとしても理解出来ていたかどうか、甚だしく疑問です。

 ジョーダン・ピール監督の作品は一作目の『ゲット・アウト』がまぁまぁで、二作目の『アス』がまったく面白くなかったのですが、三作目である『NOPE/ノープ』がまったく理解不能だったので、四作目を観ることはおそらくないでしょう。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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