この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

由布院に行ってきました、その3。

2022-07-10 21:20:18 | 旅行
 由布岳は別名「豊後富士」とも呼ばれ、富士山と同じ単独峰です。
 ただし、その頂きは急な鎖場が続くが眺めの良い西峰と初心者にも登り易いが西峰よりやや低い東峰に分かれます。
 ぶっちゃけ自分は東峰なら楽勝なんだろうと思っていました。
 なぜかというと東峰って100名近い団体ツアーで登ることもある山らしいんですよ。
 100名で登れる山を自分が登れないわけがないって思ったんですよね。
 ここ二、三年の間に田原山や津波戸山、中山仙境など大分の山をいくつか登っていたので心のどこかに妙な自信があったのでしょう。

 先に言っておきますが、由布岳登山、めちゃめちゃきつかったです。
 東峰なら楽勝だろうなんて思ってましたが、とんでもない!本当にきつかったです。
 ついでに言っておくと写真もめっちゃ少ないです。
 まともに撮れたのってそれこそこれぐらいですね。

   

 結局写真撮影って精神的、及び体力的に余裕があるときにしか出来ないんですよ。
 もう登っている間は登るのに必死で写真を撮っている場合じゃない!
 撮ったとしても上手く撮れたかどうかを確認する余裕がない!
 一応東峰頂上で撮った写真をアップします。

   

 もうちょっとマシな写真もあったような気がするんですが、、、う~む。。。

 登っている途中で思いっきりコケてしまいました。
 昔県名のダジャレで「滑って転んで大分県」っていうのがありましたが、それを地でやってしまいました。
 やべ、足をくじいてしまったか、と思いましたが、そこまではなかったです。

 登山って頂上まで登ったら、あとは下るだけだから楽勝って思うじゃないですか。
 今回の由布岳は登山もですが、下山するのもきつかったです。
 なぜ下山をするのもきつかったかというと、我ながらアホなのですが、飲み物を水筒に入れた500ccぐらいのお茶しか持ってなかったんですよね。
 駐車場に停めた車の中にはいくらでも冷えた飲み物があったのですが、後の祭り。
 一応ちょびちょびと節約して飲んでいたのですが、下山途中で水筒は空になってしまいました。
 全身から汗をだらだらと流しているのに飲み物はなし。
 普通はきつくなったら体力が回復するまでその場で休めばいいじゃないですか。
 でも飲み物がない状態で休んでも、休めば休むだけきつくなるんです。
 後半はゾンビのような状態でフラフラとしながら山を下りました。

 15時過ぎ、駐車場まで何とかたどり着いて、クーラーボックスの中からジュースやらコーヒーやら取り出して片っ端から飲み干しました。
 マジで脱水症状で倒れる寸前でした。
 もう二度と登山なんてしない、と誓いましたが、同じようなことは以前にも誓ったことがあるので、先のことはよくわかりません。

                                    続く。
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