この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

第26回北九州将棋フェスティバルに行ってきました。その5。

2019-09-18 21:14:42 | ゲーム
 午後の対局は宮本広志五段VS都成竜馬五段の脳内将棋から始まりました。
 脳内将棋、目隠し将棋といった方がわかりやすいかもしれませんね。
 将棋盤を見ずに対局する将棋のことで、棋力と共に記憶力が試されます。
 ただこの脳内将棋が通常の目隠し将棋と違ったのは反則が三回までアリだということ。
 MCの女子アナがそう発表すると対局する両棋士はもちろん、解説の久保九段も「え?そんな目隠し将棋、あるの?」みたいな感じで驚かれていました(通常の目隠し将棋だと動かせない駒を動かしたり、持ち駒の数などを間違ったりした時点で反則負けになる)。
 その特殊なルールを上手く活用した都成五段が反則一回つきで勝利を収めました。笑。

 続いては永遠のライバル中田功八段VS豊川孝弘七段のおしゃべり将棋。
 通常のプロ棋士同士の対局は「よろしくお願いします」の礼で始まったら、、どちらかが投了するまで基本的に私語は厳禁なのですが、このおしゃべり将棋は対局者自身が差し手を解説しながら打つという前代未聞の将棋でした。
 このルールなら豊川七段が有利なのかなと思いきや、勝負に集中するあまりいつしか押し黙ってしまいました。
 もっとしゃべってくださいよ、と解説の女流棋士に催促されていました。笑。
 勝負は豊川七段が必勝の態勢を築くも、終盤ポカをやって中田八段の逆転勝ちでした。
 豊川七段、スイートネイルでしたね。

 トークショーを挟んで将棋フェスティバルのメインイベントである久保利明九段VS山崎隆之八段の記念対局が行われました。 


   

 先手番である久保九段が当然飛車を振るのかと思いきや、振ったのは後手番である山崎八段の方でした。
 後手番でそんな将棋をして勝てるわけがないと自分は思い、実際途中は久保九段が優勢に勝負を進めていたのですが、最終的に勝利を収めたのは山崎八段の方でした。
 山崎八段は相変わらず見たことない将棋を指すなぁと感心しました。

 記念対局終了後、次の一手クイズの当選者が発表されたのですが、森下九段のサイン色紙が森下九段の御父上に当たるというハプニングが起きて会場がどよめきに包まれました。
 でもこのハプニングが起きるためには森下九段の御父上がクイズに正解する必要があるわけで、とんびが鷹を生むという諺がありますが、この場合鷹の父親は鷹だったということですね。

 閉会式が終わり、会場を後にした自分はお土産用にサンドイッチを買いに行ったのですが、サンドイッチ屋に着く直前に会場に水筒を忘れたことに気づき、慌てて取りに戻りました。
 それからまたサンドイッチ屋に行ったので疲労感が半端なかったです。
 でもイベント自体はとても楽しかったので来年も是非参加したいと思っています。


                                                 終わり。
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