この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

DVDで見た旧作ホラー映画3本について。

2020-04-17 22:51:59 | 旧作映画
 準新作3本に続いて、旧作のホラー映画を3本DVDで見ました。

 1本目は『呪い襲い殺す』
 何とも禍々しいタイトルですが、実際はシネコンで上映しても全く問題ないような、よく出来たディーンズホラーでした。
 この手のティーンズホラーで重要なのはヒロインが可愛いかどうかだと思いますが、その点本作は『レディ・プレイヤー1』でもヒロインだったオリビア・クックなのでまったく無問題でした。
 そうそう本作ではウィジャボード(日本で言うコックリさん)が重要なキーアイテムなのですが、子どものころコックリさんで遊んだことがあるって人って日本ではどれぐらいいるんでしょうか?
 自分はそういった遊びに誘ってくれる友だちがいなかったので遊んだことがないのですが、もしかしたらこっくりさんって誰でも子どもの頃に一度や二度遊んだことがあるものなんですかね?
 ちょっと気になりました。

 2本目は『拷問男』
 皆さんは『拷問男』というタイトルからどんな映画を想像しますか?
 拷問好きな変態男が美少女を攫って拷問する、そんなマニアック映画?
 そうじゃないんですよ。
 それどころか真逆と言っていいですね。
 本作は溺愛する一人娘を殺された父親が犯人に復讐する、リベンジストーリーなのです(まぁその復讐の仕方が監禁の上の拷問なのですが)。
 ですから拷問シーンは限りなくエグいのですが、作品全体を覆うのは愛する娘を失った父親の悲しみなのです。
 愛する者を無残に殺されたら、誰だって主人公の父親と同じような行動を取るんじゃないでしょうか。
 と、自分は割と本作に肯定的なのですが、犯人が犯行の詳細をノートに記していたり(記すな!)、そのノートを割と人目につくところに置いていたり(置くな!)、さらにノートが紛失したことを気づかなかったり(気づけ!)、ツッコミどころが多いことはどーにかならんものかと思いました。

 ラストの3本目は『テリファイド』
 今日紹介する3本の中では自分はこの作品を推します。
 Amazonのカスタマーレビューでも同じことを書いている人がいましたが、自分も本作を見て、『呪怨』のパート1を初めて見た時のような、わけのわからない恐怖を覚えました。
 本作はハリウッドでのリメイクも決定したようなのですが、本作の怖さはわけのわからなさにあると思うので、わかりやすいホラーが主流のハリウッドでリメイクするには不向きだと思うのですが・・・。
 
 それにしても今日紹介した3作品はどれもタイトルと中身が乖離しているか、想像出来ないものばかりでしたね。
 出来れば配給会社には内容に見合った邦題をつけることを望みますが、それもまた言うほど簡単なことではないことかもしれません。
 ちなみに『拷問男』の原題は『Daddy's Little Girl』ですが、この原題をそのまま直訳しても内容に相応しいタイトルにはならないですからね。
 タイトルをつけるのはやっぱり難しいです。
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