この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事(デカ)』、その他大勢の脇役にスポットライトが当たる時。

2011-11-06 21:46:24 | 新作映画
 アダム・マッケイ監督、マーク・ウォルバーグ&ウィル・ファレル主演、『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事(デカ)』、11/6、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2011年39本目。


 冒頭から凄まじいカーチェイスシーンが展開されます。
 乱れ飛ぶ弾丸の中、凶悪な強盗犯を見事捕まえる二人のスーパー刑事。
 よくある刑事もののアクション映画かと思わせて、物語は大きくツイストします。
 だって二人のスーパー刑事がいきなり舞台から退場しちゃうんですからね(二人の退場シーンにはめちゃめちゃ爆笑しました。あれ?え?嘘?と思ってる間に退場するので。)。

 代わって躍り出るのが、ウィル・ファレル扮するデスクワーク命のアレンと、マーク・ウォルバーグ扮する暴走刑事テリー。
 二人のアザー・ガイズ(その他大勢、脇役)は主役の座を射止めることが出来るのか…。

 いやぁ、腹を抱えて笑わせてもらいました。めちゃめちゃ面白かったです。
 キャラクターは一人一人が深く掘り下げられてるし、ギャグはストーリーと密接に絡んで機能してるし、コメディなのにアクションは手を抜いてないし、生意気にも伏線が張られてるし、そして何より社会派ドラマとしての一面も持ってるし、言うことないです。ブラボー!!

 と、個人的には絶賛したいところなのですが。
 世間的な評価はあんまり高くないみたいなんですよねぇ。
 ミクシィのレビューには、
> 自分には笑いのツボがことごとくズレたように感じた作品でした。
>ウィル・フェレルが日本で人気の出ない理由が、分かるような一本(笑)
>映画館でも家でも観る価値はないです。
>アメリカンジョークはわからんっ。
 といった具合で、散々でした。

 おっかしいなぁ、自分はめちゃめちゃ笑ったんだけどな。
 自分がほとんど笑えなかった『ステキな金縛り』が世間一般では評価が高く、自分が爆笑した本作が逆に酷評の嵐だと、自分の中の価値観が世間とはズレまくってるのかなぁと思ってしまいます。
 まぁいいや、どうせ自分は永遠にマイナー嗜好だよ!!
 と、意味なく僻んでみせたりして。笑。

 でも、ほんと面白いと思ったんだけどな~。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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