この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ビックリするぐらい登場人物がアンブレイカブルだった『MOZU~百舌の叫ぶ夜~』。

2014-06-12 23:49:38 | テレビ
 現在藤原竜也主演の『MONSTERZ』が絶賛公開中です。
 絶賛公開中です、といってる割には観る気はないのですが、元になった韓国映画の『超能力者』はDVDで見たことがあります。
 正直スゲーつまんねー映画だな~と思いました。
 『超能力者』というタイトルの割には派手な超能力バトルがなかったからです。
 しかし恥ずかしながらここだけの話、自分はこの映画のオチがよくわかっていませんでした。
 つまり、「人を操る」という力を持つ悪の超能力者と戦う主人公が、実は「不死身」(正確には脅威的な回復力を持つ)の超能力者だった、というオチがわかってなかったのです(自分の作品に対する理解力なんてそんなもの)。
 それがきちんとわかっていれば、作品への評価も変わっていたと思います。

 さて、先日最終回が放映されたばかりの『MOZU~百舌の叫ぶ夜~』ですが、『超能力者』もビックリするぐらい不死身の登場人物ばかりでしたよ。
 まず西島秀俊が演じる主人公の公安刑事・倉木。コイツがまったくもって不死身。
 ぶっちゃけだらだら~とながら見をしてたのでストーリーはよくわからないのですが、最終十話目までに常人であれば、二回か三回は確実に死んでましたよね?
 倉木が恐ろしいのは絶対安静の状態から翌週には「俺は本当の真実を知りたいだけだ…」と呟きながら真相を追い求めて駆け回ってるんです。まさにアンブレイカブルでした。

 倉木と同じぐらいアンブレイカブルだったのが真木よう子演じる美希。彼女は最終回直前黒幕からズドーンと銃で撃たれ、バッタリ倒れてしまいます。床一面に広がる夥しい血。
 あ、美希、死んじゃったのか、、、と思いきや、最終回では当たり前のように復活して黒幕と対峙してました。驚くべき不死身っぷりでしたよ。

 でもさらに驚いたのが池松壮亮が演じた連続殺人鬼・百舌こと新谷宏美ですね。
 コイツは最後の最後で黒木の手の中で息絶えるんですが、それまでの不死身っぷりがもう本当に半端じゃなくて、銃で撃たれるわ、串刺しになるわ、それでもまるで死ぬ様子がなく、本当にコイツ、不死身なのでは?と思いましたよ。

 しかしその新谷宏美を上回って不死身だったのが、例のアイツです。
 ラスト、海の中から這い上がってきたときは、驚くのを通り越して、爆笑してしまいました。不死身すぎるのも程があるやろ!って思ってしまいました。

 ドラマ『MOZU~百舌の叫ぶ夜~』はかなり面白かったです。
 でもその面白さはサスペンスというより、ホラー映画を見ているときの面白さに近かったですね。
 Season2にも期待することにしましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« そのフィット、ISUZUに... | トップ | ドラマ『アリスの棘』を総括... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

テレビ」カテゴリの最新記事