この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

スカイダイバーより一言。

2023-05-23 20:55:18 | 戯言
 5月4日に兵庫の《コウノトリ但馬空港》で人生で初めてのスカイダイビングをしました。
 そのことを機あれば、ヤクルトのおばちゃんから運送屋のおっちゃんまで、誰彼構わず話しています。
 だいたい、へぇ、そうなんですか、と軽く流されることが多いのですが、「怖くなかったですか?」とか、「人生観、変わりました?」と聞かれることがあります。

 まず、怖くなかったかどうかですが、怖いか、怖くなかったかで言えば、当然怖かったです。
 ただ、自分の人生における恐怖体験のランキングでは、今回のスカイダイビングはベスト5にもランクインしません。

 ベスト5にランクインする恐怖体験はどんなものかと言うと、例えば、岡山に旅行に行った際、最終日に岡山で一番高いところにある温泉に入りに行ったんですよね。
 温泉から上がって、もう岡山では特に行くところもなかったので、その日車中泊をする予定だった広島の駐車場の住所をカーナビに入力しました。
 そしたらとんでもない山越えのルートを指示されちゃって…。
 道幅が車一台分しかないんですよ。
 しかもガードレールもない。
 わずかでもハンドルを切り損ねたら崖下に真っ逆さまです。
 もし対向車が来たら、、、想像するだけで体が震えました。
 その道を通っていたのはたぶん、10分か、15分ぐらいだと思うんですが、あの時は本当に怖かったです。
 あの時の恐怖体験がベスト3ぐらいかな。
 それに比べたら、スカイダイビングは安全装備もバッチシだし、すぐ後ろにはインストラクターもいるし、怖いことは怖いけれど、耐えられないほどではないな、って感じでした。

 あと人生観ですが、はっきり言います。
 まったく、全然、変わっていません。
 むしろ、スカイダイビングをしたぐらいで人生観が変わる人っているの?って思いますね。
 そんなことで人生観が一々変わっていたら、その方が生きることが大変そうですけれど。

 スリルももちろんありましたが、ぶっちゃけ体験料が5万円のスカイダイビングよりも、翌日鳥取でやった3千円のラフティングの方がはるかにスリルがあって面白かったです。

 恐怖体験としてはベスト5にランクインすることもなく、人生観も変わらず、スリルと面白さではラフティング以下のスカイダイビングをしたことを自分は後悔しているかというとそんなことはありません。
 スカイダイビング、やって本当によかったと思っています。

 人生って何が起きるのかわからないじゃないですか。
 何気なく入力した住所でとんでもない山越えのルートを行かされることもある。
 トラブルやアクシデントが起きた時、重要なのはどれだけ平常心が保てるかだと思います。
 そして平常心が保てているかどうかって、日常ではわからないことなんですよ。
 ある種の極限状態でなければ、それはわからない。

 スカイダイビングをしている最中にパニックにならなかったからといって、何かしらのトラブルやアクシデントが起きた際に平常心が保てるとは必ずしも限らないのですが、でもその方が可能性としては高いと思うんですよね。
 まぁ山越えの道を進んでいる間、半泣きだった自分に平常心があったかどうかは定かではないですが。笑。
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2 コメント

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Unknown (ミオ)
2023-05-24 18:18:26
遠出した帰り道のルート。
しっかり自宅に設定したのに
なぜか地元の斎場に連れて行かれた深夜。
あれは怖かった…。
しかも1人だったし。
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自分も、 (せぷ)
2023-05-25 21:38:08
自分もしばしばなぜこのルートを?と思うような道をカーナビに指示されます。
意味なく遠回りさせられた時はカーナビを罵倒したくなりますが、もしかしたら単に自分の設定が間違っている可能性も否定出来ません。。。
返信する

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