この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

男なら黙って観に行け!と言いたくなる『ハンターキラー 潜航せよ』。

2019-04-20 17:15:30 | 新作映画
 ドノヴァン・マーシュ監督、ジェラルド・バトラー主演、『ハンターキラー 潜航せよ』、4月20日、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞。2019年17本目。


 結局この日は『ハンターキラー 潜航せよ』と『マロ―ボーン家の掟』のどちらを3本目に観るか、決めきれなかったので4本観ることにしました。
 1本観ただけでも気分が悪くなることがある今の自分に1日4本の映画を観ることが出来るのかどうか、甚だ疑問でしたが、この賭けは大成功でした。
 チャレンジはしてみるものですね。

 さて、その映画マラソン1本目は潜水艦アクションの『ハンターキラー 潜航せよ』です。
 正直この映画はそこまで観るつもりはありませんでした。
 絶対に観たくない!と思っていたわけではなくて、他に観る映画が多すぎたんですよね。

 しかしネットでの評価はすこぶる高く、また映画仲間の間でも評判がよかったので、急遽鑑賞候補作品に格上げしました。
 いやー、本当に観に行ってよかったです。
 世の中には劇場で観なくちゃダメ!!的な作品がありますが、本作はまさにそれでしたね。
 DVDで見ていたら、劇場に観に行けばよかった!!と激しく後悔していたことでしょう。
 ネットの評価と映画仲間に感謝です。

 男なら黙って観に行け!と言いたくなるような映画でしたよ(もちろん女性も黙って観に行った方が良い映画ですが。笑。)。
 男なら信念を持って行動すべし、男なら決して部下を見捨てるべからず、男なら自らの使命に殉ずべし、男ならetc、、、というような、平成の世も終わろうかという今の時代に昭和臭が漂う映画を観ることになるとは、そしてその映画に熱くなれるとは思ってもみませんでした。

 まぁツッコミどころは多々ありました。
 例えば救出部隊が4人というのはいくら何でも少なすぎるだろうとか、いくら何でもクーデターが起こしやすいにも程があるだろうとか、潜水艦の艦長がどうして駆逐艦の乗組員のことを把握しているのか、ロシア海軍では潜水艦から駆逐艦、もしくはその逆の配置換えがよくあることなのかとか、そういったことなのですが、まぁ男ならそんな細かいことは気にすんな!と叱られそうですが(誰にだよ)。

 ともかく、ゴールデンウィークの間に映画を観に行きたいと思っている方で、アメコミ映画に思い入れがないのであれば、本作は強く薦められる1作です。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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