この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

不倫はそんなに悪いことなのか?

2016-05-14 23:26:11 | 戯言
 タレントのベッキーが13日の金曜日の『金スマ』でテレビに復帰しましたね(番組は見ていませんが、それに関する記事全文は読みました)。
 復帰を歓迎します!ってわけではないですけど、特にバッシングをしようとも思いません。
 復帰したいのなら復帰すれば?って感じです。元からベッキーにしろ、ゲスの極み乙女の川谷にしろ、最初から好きでも嫌いでもないし、興味もほとんどないです。
 以前にも書きましたが、自分が興味があったのは、今回の騒動が露見することの切っ掛けとなった、LINEの情報を誰が流出させたのか、ということです。
 世間一般では流出させたのは川谷の奥さんということになっているようですが、自分はそうは思いません。
 なぜなら流出は一度ではなく、二度あったからです。
 どのような方法で流出させたのかも定かではありませんが、流出が一度だけなら、それはスマホの持ち主である川谷が油断したから(その隙に奥さんがスマホに何らかの細工をした)という説明もつきます。が、流出は二度なんですよね。そうなるとさすがに川谷が油断してその隙に奥さんが、というのはありえないでしょう。
 というより、「ありがとう文春」という文言はそもそも誰かの目に触れることを前提に書かれている、と思います(としか思えない)。
 誰かの目に触れることを前提にした文言が流出したのであれば、それを流出させたのは書いた本人、つまりベッキーだということになります。そう考えるのが自然です。
 しかし同時にそんなことってありえるのだろうか?とも思えます。常識的に考えてありえない。今回の一件で彼女は多大な違約金を支払う羽目になっているそうですから。
 果たして彼女は被害者なのか、加害者なのか?
 世間では川谷を責める声の方大きいように思えます。その気持ちはわからないではないです。ただ、今回の騒動は全容が明らかにされていない、と思うんですよね。
 全容が明らかになってない段階でどちらかを責める、というようなことを自分はしたくありません。

 そして『金スマ』でのベッキーの復帰ですよ。
 記事全文を読めば、少しは今回の騒動の全容が掴めるのかな、と思っていたのですが、結局はわからず仕舞いでした。LINEを誰が流出させたのかについても(巧妙に?)触れられてなかったですから。
 ベッキーの今後の活動についてはわかりませんが、不倫騒動についてアクションを起こすのはおそらくこれで最後でしょう。
 今回の件に限らず、自分が知りたいと思ったことは真相が明かされないままで終わるということが多いです。

 さて、先ほども述べた通り、自分の中でのベッキー(と川谷)への好感度は元々高くはなかったのですが、今回の騒動で特に下がった、ということもありません。
 ぶっちゃけ、彼女たちのやったことってたかだか不倫ですから。
 たかだか不倫、といってしまうと実も蓋もないですが、でも不倫、もしくは浮気をした芸能人って別に彼女たちが最初ってわけではないですよね?
 ちょっと思いついただけで挙げていくと、糟糠の妻を捨てて若いタレントと結婚したミスチルの桜井和寿、吉井和哉と真鍋かをりの略奪愛カップル、前妻である山下久美子から布袋寅泰を奪った今井美樹、篠原涼子もそうだし、一青窈も良い噂は聞かないし、もう本当に枚挙に暇がありません。
 にもかかわらず、今挙げた芸能人はベッキーと川谷ほどはバッシングを受けている様子はありません(自分が知らないだけかもしれませんが)。

 同じように不倫や浮気をしても、バッシングを受けたり、受けなかったりする、その違いってどこから生まれるんでしょうね?
 ベッキーは釈明会見で嘘を言ったからだ、という人がいるかもしれませんが、そのことでバッシングを受けるのだとしたら、今後不倫をしても誰も釈明会見なんて開かなくなるでしょう。そうすれば嘘をつかなくて済みますからね。

 今回の騒動でベッキーが芸能界を引退しなければいけないとしたら、桜井和寿も布袋寅泰も今井美樹も篠原涼子も一青窈もその他諸々の芸能人たちも同様に芸能界を引退すべきだ、と思います。
 ベッキーは引退すべきだ!と主張している人ってそこら辺のことはどう考えているのかな?

 ここまでは芸能界というある程度特殊な社会について限定しての話でした。
 ここから先は一般論として話をします。
 自分は不倫にしても浮気にしてもそれほど悪いことだと思っていません。
 極端な話をすれば、人は初恋の者同士、処女と童貞で結ばれ、一生を添い遂げる、そういう恋愛をするのが理想ですよね。
 しかし、そんな理想の恋愛をするカップルが世の中にどれほどいるでしょうか?
 実際には人は出会いと別れを繰り返し、その中で理想の相手を見つけるものなのではないでしょうか。
 そして時に、結婚後にそういった相手を見つけることもままあるはずです。
 それを一方的に不道徳だ、とは責められない。
 なぜなら人は過ちを犯す生き物ですから。

 何だかずいぶん不倫や浮気に寛容だな、と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。それが許されるリミットは存在する、と自分は考えます。
 それはいつかというと、女性であれば自身が身ごもったとき、男性であれば伴侶が身ごもったとき、ですね。
 真実の愛を求め、伴侶以外の異性と恋愛をするのもいい、けれどそのことで愛を知らぬ子どもが生まれてはいけない、と思うのです。
 なので、ベッキーと川谷の不倫報道よりも乙武洋匡のそれの方がはるかに腹立たしかったですね。

 さて最後に個人的な話をします。
 不倫にしても浮気にしても一般的には構わないだろう、と書きました。
 しかし個人的には不倫や浮気は極めて馬鹿馬鹿しい行為だと思っています。
 だって、不倫をしたら不倫相手と本妻の二人に、浮気をしたら浮気相手と本命の彼女の二人に気を使わなければならないのですから。
 そんなのって非経済的で馬鹿馬鹿しいったらありゃしないです。
 自分は恋愛に関しては一途でありたいです。
 ズルいまとめ方ですみません。笑。
コメント (2)
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