この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ファンにとって最高のプレゼントだった『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』。

2015-11-08 20:30:08 | 新作映画
 佐渡岳利監督、Perfume主演、『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』、11/7、TOHOシネマズ天神にて鑑賞。2015年40本目。


 去年、マリンメッセ福岡までPerfumeのコンサートに行ったのですが、その時のメンバーでまたPerfumeのドキュメンタリー映画を観てきました(正確にはコンサートは二日間行ったので、そのうちの一日のメンバーということですが)。
 ある意味奇跡だと思いました。
 四人揃って行けたらいいなとは思いましたが、実際には四人揃うことは難しいだろうとも思ってました。
 何やかや、皆さん、忙しいですからね。
 実際、自分以外の三人は用事が詰まっていたようです。
 忙しい合間を縫って映画に付き合ってくれた人もいて嬉しかったです。

 さて、映画の感想です。
 ぶっちゃけドキュメンタリー映画としては、この『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』はそれほど出来は良くないと思います。 
 内容は、Perfumeが三回目のワールドツアーに行ってきましたよ、ただそれだけ。特に何かがあったわけではないのです。
 大きなトラブルがあったわけでもないし、舞台裏ではそんなことがあったの?と驚くようなこともない、ただ淡々とPerfumeがツアーをこなしていく様子だけがスクリーンに映し出されます。
 またPerfumeのレベルの高いパフォーマンスも垣間見れますが、パフォーマンスを観たいのであれば、これまでに発売されたライブビデオを見ればいいだけのことだと思います。

 じゃ観るだけ損だったのかというとそんなことはないのです。
 やっぱりファンにとっては最高のプレゼントだったと思います。
 自分たちのPerfumeがついにここまで来たか、と感慨深いものがあったのではないでしょうか。

 ただ、気になったのが、ワールドツアーを終えたあとの打ち上げで、あーちゃんが「自分たちももう26歳だから(中略)二年後にマジソンスクエアでのライブを目指します」というような宣言をしたこと。
 目標を高く掲げることはいいですが、期限付きの、それも“最終”目標と受け取られかねない目標を掲げるのは、何だか不安な気持ちになってしまいましたよ。
 仮にその最終目標を叶えたら、それでどうするの?と思わずにはいられません。
 Perfumeのダンスパフォーマンスは至高のものだと信じて疑ってませんが、年齢による衰えによってクオリティが下がることをメンバーも考えているのかな?ってつい思ってしまいます。
 杞憂であればいいんですけどね。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
コメント (4)
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