この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

パフュームのコンサートに行ってきました。一日目。

2014-08-09 23:51:20 | 音楽
 パフュームのコンサート『Perfume5thTour2014ぐるんぐるん』に行ってきました。

 一日目のメンバーは自分とお袋、それにうちの会社と取引があるW商事の営業の若林くん(仮)とその友人の春日くん(仮)の四人です。

 なぜパフュームのコンサートに母親を連れて行くんだ?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが(いないかもしれません、、、いないか)、順番が逆なんですよね。
 チケットが手に入ったからお袋を誘ったのではなく、元々お袋がパフュームのコンサートに行ってみたいといったからチケットを手に入れたのです。
 毎年、お袋の誕生日には何かしらイベントのチケットをプレゼントするようにしています。ミュージカルの『ミス・サイゴン』や新妻聖子のソロ・コンサートのチケットをプレゼントしたことがあります。
 一昨年はこれといってお袋向きのイベントがなかったんですよね。
 その中でどうかなと思ったのが三谷幸喜の舞台とパフュームのコンサートでした。
 三谷幸喜の舞台であれば外れってことはないだろうし、自分も観たかった、というのもあります。それに孫が2人もいるお袋の年でパフュームもないだろう、そう思ってその年は三谷幸喜の舞台に連れて行ったんですよね(いつもは一人で行ってもらうことが多い)。
 しかしその舞台が三谷幸喜にしてはエンターティメント性の低い、実験的な作品で、まるでお袋の趣味じゃなかったんです。
 それで自分が「パフュームのコンサートと迷ったんだけど」と言ったら、お袋が「そっちの方がよかった」と言ったんで、「いつかパフュームのコンサートに連れて行ってやるから」ってそのとき約束したんですよ。
 だから、もしお袋が三谷幸喜の舞台に満足していたら、パフュームのコンサートに行くこともなかったかもしれません。どうかな?笑。

 若林くん(仮)がこの記事を読むことはないと思いますが、彼には感謝しています。
 コンサートに一緒に行ってくれるメンバーを見つけるのはすごく大変でした。
 チケットを八枚入手した時はパフュームは人気アイドルグループなんだし、コンサートに行きたいって人は簡単に見つかるはず!って思ったのですが、それは取らぬ狸の皮算用でした(でもパフュームのコンサートに行きたいって人は簡単に見つかるはず!と思うのが取らぬ狸の皮算用というのはやっぱり抵抗があります。誰でもそう思いますね?)。
 しかしねぇ、これがまた結構な数の人に断られました。
 まぁその日は用事があるとか、パフュームには興味がないとか、そういうふうに断られるのは仕方ないと思うんですよ。それは強制できることではないし。
 でも中には一緒に行こうと思った友人が行けそうにないので行きませんという人がいて(←チケットを二枚回すつもりだった)、その断わり方には正直カチンと来ました。
 若林くんに話を振ったときも本当に藁にもすがる思いだったのですが、ぶっちゃけ何となく乗り気じゃなさそうだった、背に腹は代えられないので半ば強引に誘いました。
 これでコンサートがしょーもないものだったら罪悪感に苛まされるところでしたが、幸いコンサートで彼は自分なんかよりはるかにノリノリでした。いやぁ、よかったです。

 
 前振りというか、前説が長くなりましたが、コンサートの感想です。
 本当にすべてがよかったです。
 まず何がよかったかというと、席が良かった!
 チケットを受け取った時は座席番号を見て、こりゃ相当後ろの席なんだろうなぁと思ったのですが、とんでもない!!アリーナ席ではないにしても、ステージがすごく見やすい席でした。ファンクラブに入っているわけでもない自分がこんな見やすい席でコンサートを鑑賞して申し訳ないと思いました。

 そしてパフュームのパフォーマンスも素晴らしいものでした。
 前述の通り自分はこれまで行ったことのあるコンサートが十にも満たず、アイドルのパフォーマンスに関しても疎いと言ってよいです。
 そんな自分ですが、あえて断言させてもらいます。
 パフュームのパフォーマンスは現代のアイドルグループの中で頂点に達するものである、と。
 彼女たち三人の一糸乱れることのない、独創的なキレのあるダンスには目を奪われました。
 スゴイなと思うのが、彼女たちはそのダンスを動きやすい恰好でやっているわけじゃないってことです。彼女たちはハイヒールを履いて踊ってるんですよね。自分だったらそんなヒールの高い靴を履いたら、真っ直ぐ歩くことすら覚束ないだろう、そう思いました。

 MCもよかったです。
 前回のツアーでの会場を間違えたのはご愛嬌として、客を楽しませようというエンターティメント性に溢れていたと思います。

 およそ二時間のコンサートで自分はへとへとになりましたが、本当に来てよかったと思いました。


                                二日目に続きます。 
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