山白朝子短篇集『死者のための音楽』、読了。
自分が本書を読む気になったのはネットで、山白朝子=乙一ではないか、という噂を聞きつけたからです。
乙一マニアを自認する自分としては噂の真相を確めずにはいられませんでした。
同じく乙一の別名義ではないかと噂される中田永一に関しては、中田永一は乙一とは別人だと思うとコメントしている人に対して、おめーは今まで乙一の何を読んできたんだよ!といいたくなるぐらい中田永一=乙一であることを確信しているけれど、99%間違いないと思います、山白朝子に関してはどうもはっきりしません。
確かに文体といい、内容といい、似ているところもあるのだけれど、同一人物だと断定するまでには至らないなぁ(同様に別人ともいえない)。
感想はというとそれなりによく書けてある幻想小説だな、というところ。でもどのお話にもオチらしいオチがないので、自分の好みではありませんでした(乙一作品であれば『石ノ目』に雰囲気が似ています)。
あと、背表紙についているしおり代わりの紐!(正式名称は何ていうんでしょうか?しおりひも?)これが本書には通常の本より細いのが三本もついていて読んでいて邪魔っけでしょうがなかったです。一本で充分だっつーの。
本作のお気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
自分が本書を読む気になったのはネットで、山白朝子=乙一ではないか、という噂を聞きつけたからです。
乙一マニアを自認する自分としては噂の真相を確めずにはいられませんでした。
同じく乙一の別名義ではないかと噂される中田永一に関しては、中田永一は乙一とは別人だと思うとコメントしている人に対して、おめーは今まで乙一の何を読んできたんだよ!といいたくなるぐらい中田永一=乙一であることを確信しているけれど、99%間違いないと思います、山白朝子に関してはどうもはっきりしません。
確かに文体といい、内容といい、似ているところもあるのだけれど、同一人物だと断定するまでには至らないなぁ(同様に別人ともいえない)。
感想はというとそれなりによく書けてある幻想小説だな、というところ。でもどのお話にもオチらしいオチがないので、自分の好みではありませんでした(乙一作品であれば『石ノ目』に雰囲気が似ています)。
あと、背表紙についているしおり代わりの紐!(正式名称は何ていうんでしょうか?しおりひも?)これが本書には通常の本より細いのが三本もついていて読んでいて邪魔っけでしょうがなかったです。一本で充分だっつーの。
本作のお気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。