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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

仕事内容が気になる江戸時代にあった職業ランキング1位はこれだと思う。

2016-01-14 21:54:17 | 蘊蓄・雑学
 本記事にはちょっとだけ下ネタ要素が含まれています。
 そういったものが苦手だという方は回れ右して腕立て伏せ二十回、それからひたすら夕陽に向かって走り続けてください。

 ミクシィニュースで【仕事内容が気になる江戸時代にあった職業ランキング】というものが紹介されていました(元記事はこちら)。
 その記事によると、仕事内容が気になる江戸時代にあった職業の1位は《小便仲間》だそうです。
 《小便仲間》と聞くと、何じゃそりゃ?と言いたくなりますが、要は尿の販売業者のことを江戸時代ではそう呼んでいたそうです。
 ちょっと驚いたのは、記事の筆者が
>汚物処理の設備が整っている現代では考えられない職業ですね。
 と書いていること。
 何となくこの文章だと糞尿を農作物の肥料として用いるのは江戸時代ならではのこと、というふうに読み取れますが、糞尿を肥料に用いていたのはそんなに前のことじゃないですよね?正確なことはわかりかねるけれど、3、40年前までは日本の農村でも当たり前に行われていたのではないかなぁ。
 この記者は「肥溜め」という単語を知らないのかもしれないですね(知ってます?)。

 まぁそれはさておき、【仕事内容が気になる江戸時代にあった職業ランキング】の1位が《小便仲間》であることに異を唱えたいのですよ。
 確かに《小便仲間》という名前はインパクト大ですが、もっとインパクトのある名前の職業が江戸時代にはあったからです。
 それは何かというと、思い切って言っちゃいますが、《ちんこ切り》ですね。
 はっきりいって江戸時代に限らず、日本史上最もインパクトのある名前の職業ではないでしょうか、《ちんこ切り》。
 ただ、女性ならば赤面もの、男性ならば身震いするその名前も実は男性性器とはまったく関係ありません。
 《ちんこ切り》、正確には「賃粉切り」と書きます。「粉切り」とは何かというと煙草の葉を粉にする作業のことで、それをお金をもらってすること(もしくは人)を「賃粉切り」と呼んだそうです(詳しくはこちら)。
 単に「賃粉」と略すこともあったとのことですが、うん、その略し方は間違ってるよね。笑。
 自分が初めてこの職業のことを知った時は爆笑したものだけど、他の人はそうでもないのかな?

 皆さんは《ちんこ切り》と《小便仲間》、どちらのインパクトが大きいと思いますか?(それを聞いてどうする…)
コメント (8)
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素敵な心霊写真の撮り方を教えます♪

2015-07-29 21:18:52 | 蘊蓄・雑学
 写真の男性はおだやかな笑みを浮かべていました。
 異様なのは男性の顔面に巨大な虫が張り付いていたことです。
 甲虫か何かでしょうか、とても作り物には見えません。
 そのような虫に張り付かれて男性はなぜ笑っていられるのでしょうか。
 それともそれは一見虫のようでいて、実はカメラがとらえた、可視化した怨霊か何かなのでしょうか。
 世の中には本当に不思議なことがあるものです…。

 今となっては信じがたいことですが、自分は子供の頃怖いものが苦手でした。
 デパートのお化け屋敷に連れて行かれたら、終始目をしっかりと閉じたまま、入り口から出口までお袋に手をずっと引っ張ってもらってました。
 テレビのCMでホラー映画の予告が流れたら、その日は一日テレビをつけることが出来ませんでしたよ。
 しかしそんな怖がりの自分はどこに行ったやら、今では怪奇現象を怖いと思うこともすっかり無くなってしましました。
 う~~~ん、嫌な大人になったもんだ。。。

 さて巨大な虫が顔面に張り付いた男性の写真、真相はわかりますか?
 何のことはない、カメラのレンズの裏側にダニが繁殖していたというだけなのです。
 そのダニがレンズによって拡大され、たまたま男性の顔面に張り付くように見える角度で写真が撮影されたのですね。
 どのようにすればレンズの裏側でダニを繁殖させられるかまでは知りませんが、ともかく、顔面に巨大な虫が張り付いている写真をトリックで撮影することは可能だということです。

 これに限らず、いわゆる心霊写真というものは100%とはいわずとも99%はそれと同じような写真を撮ることが出来ます。
 心霊写真特集などで手が透けていたり、足がなかったりする写真を見ますよね。
 これはどうやったら撮れるのか?
 実はそんなに難しいことではありません。
 単純にシャッタースピードを調節すればいいだけのことです。
 昔の写真でお侍さんがしかめ面をして写っているものがありますよね。坂本竜馬が懐に手を入れているものが有名かな。
 昔は写真を一枚撮るのも大変だったそうです。撮影技術が進んでいなかった頃は30分近くも同じポーズをしていなければならなかったとのこと。しかめ面にもなるわけです。
 では30分の間に動いてしまったとしたら?
 当然動いたところがぶれたり、時には透けたり、消えたりしまうわけですよ。
 心霊写真を撮ろうと思ったらそれを意図的にやればいいだけのことですね。

 心霊写真で何が不思議かといって、その写真を撮ったカメラマンがまず間違いなく素人だということです。
 心霊写真が現世に漂う霊の類いを捉えたものであれば、戦場で撮られた写真は高確率で心霊写真になるはずです。戦場にいる怨霊の数は平和な日本とは比べ物にならないぐらい多いでしょうからね。
 しかしプロの戦場カメラマンが撮った写真に心霊写真があったなどという話は聞いたことがありません。
 なぜプロのカメラマンが撮った写真に心霊写真はないのか。
 理由は簡単、プロのカメラマンは自分が使用するカメラの手入れを怠らないから、です。加えて撮影技術の差もあります。

 ですから逆にいえば、心霊写真を撮りたいと思ったら、カメラは出来るだけ性能の悪い古いものを使うこと、そしてそのカメラの手入れをしないこと、でしょうね。
 もっとも最新のデジタルカメラだといくらでも写真に(心霊写真っぽく見える)加工が出来るわけですが。

 そんなわけで自分は心霊写真を見ても怖いと思うことはほとんどありません。所詮トリックだろう、としか思いませんね。
 でもそれだけ強く否定するということは、逆に本物の心霊写真を見てみたいという衝動の裏返しでもあるわけです。
 今日はテレ東で心霊特集をやっているので、録画を後で見るのが楽しみです。


ps.心霊写真についてつらつらと述べましたが、自分はそんなに詳しいというわけではありません。より詳しく知りたいという方はこちらを参照されては如何でしょうか。
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素朴な疑問。

2015-06-04 21:00:48 | 蘊蓄・雑学
 素朴な疑問、その1。
 AKB48が5/20にリリースした40枚目のシングル「僕たちは戦わない」が、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得、同グループのシングルは27作連続で首位を記録しているそうです。
 自分にはこのことがとても不思議に思えます。
 何が不思議なのかって、リリースするCDが必ず1位を取るミュージシャンやアイドルグループってAKB48に限らないじゃないですか。
 確認はしてないですが、SMAPや嵐、B'z、他にはMr.ChildrenなんかもCDをリリースしたら必ず1位を取っているイメージがあります(違うのかな?)。
 これほど1位を連続して獲得するグループが複数存在することが自分には不思議なのです。
 SMAPと嵐が同日にCDをリリースしないのはわかりますよ。何といっても同じ事務所に所属しているのですから、当然と言えば当然でしょう。
 でも全く違う事務所に所属するミュージシャンはどのようにして別のミュージシャンのCDの発売日を知るっていうんでしょうね?
 そして最終的に誰が発売日を調整するんでしょう?
 この日はB'zが新譜をリリースするから、AKB48は翌々週にリリースすることにしようって誰が決めてるのか?
 誰かが決めたのでなければ、同じグループが27作連続で1位を取ることはあり得ないと思うんですよね。
 それともAKB48のCDの発売日がSMAPや嵐、B'z、Mr.Childrenなどのそれに被らないのはまったくの偶然なんでしょうか。
 だったらすごい偶然だと思います。


 素朴な疑問、その2。
 北海道にはゴキブリがいないと聞きます。
 自分にはこれも不思議です。
 これが北海道にはあらゆる昆虫がいない、だからゴキブリもいないというならわかるんですよ。
 だとしたら、北海道って自然環境が厳しいんだな、そう思うだけです。
 でも北海道にも昆虫は普通にいるんです。(ざっと調べた限りでは)セミもいるし、蝶もいる、ハチもいる、アリもいる、でもゴキブリはいない、というのは不思議でしょう?
 どう考えても蝶とゴキブリではゴキブリの方が生命力は強いように思えるのだけれど…。
 ふ~~~む?って感じです。


 素朴な疑問、その3。
 なぜ朱鷺は絶滅したのか?
 なぜ朱鷺は絶滅したのかって、単純に人間が乱獲したからでしょ?って言われそうなのですが、まぁそうなんですけどね。
 先日、車中泊をした際、早朝白鷺を見かけました。
 意識して見たのはそのときが初めてかもしれませんが、よくよく考えてみれば白鷺はしょっちゅう見かけるような気がします。
 そして白鷺も朱鷺同様とても美しい鳥のように思えます(もちろん朱鷺を直接見たことはないですけどね)。
 朱鷺が絶滅して、白鷺が生き残った理由は何なんでしょうか?
 言い換えれば白鷺はなぜ乱獲を免れたのか?
 似たような鳥に見えるんだけどなぁ。自分にはとても不思議です。


 今挙げた3つの疑問はネットでちょっと調べただけでは答えがよくわからなかったのですが、実は案外単純な答えなのかもしれませんね。
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アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?

2014-08-26 21:03:35 | 蘊蓄・雑学
 先日武雄にある佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》に行ったことは既に書きました。
 そこでちょうど夏の特別企画展で「いつか月に住めるかも!?」という展示会をやっていて、米ソの宇宙開発競争やアポロ計画など、月に関する様々な資料が展示してあったんですよね。
 ちょうど係りの人がいたので長年の疑問をぶつけてみました。
「アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?」


 自分は陰謀論の類いはほとんど信用していません。
 例えば、世界の金融や経済を一部のユダヤ人が裏で牛耳っている、支配しているという陰謀論なんて「ありえない!」って思っています。
 別にユダヤ人は善良な民族だからそんなことをするはずがないと言っているのではありません。
 そもそも金融や経済は人間が支配できるものではない、と言っているのです。
 もし一部のユダヤ人が世界の金融や経済を支配しているとしますよね。
 そしたらそのユダヤ人は自らの意思で自在にリーマンショックのような経済危機を起こせる、ということになります(というか起こせて初めて支配していると言える)。
 そんなことが可能なのかどうか?
 いや、無理でしょう。神ならぬ身で経済を御せるはずがない。
 自分は経済は天候に似ていると思います。
 今年の夏は冷夏になるに違いない、という予測の元に行動をして、莫大な利益を上げるということは出来る。
 しかし自らの利益のために今年の夏を冷夏にするということは出来るはずもない。
 同様に経済の動きを正確に予測し、その予測の元に行動、結果利益を得るということは出来るが、その逆に利益を得るために経済を動かすことなど出来るはずもない、そう思っています。
 支配することと予測することはまったく別のことです。


 しかしながら自分が唯一信じている陰謀論が『アポロ計画捏造論』、つまり人類が月面着陸したというのは、アメリカのでっち上げであるという説です。

 自分がなぜこの説を信じているのか、根拠はいくつか(というかいくつも)あります。
 まずアポロ計画ではなく、スペースシャトルの事故で何人の死者が出たのか、知っていますか?
 答えは1986年のチャレンジャー号爆発事故で7人、2003年のコロンビア号空中分解事故で7人、合わせて14人の犠牲者がミッション中の事故により出ています。
 ではアポロ計画では何人の死亡者が出ているでしょう?
 答えは3人。しかしこの3人の犠牲者も訓練中の事故によるものです。アポロ計画のミッション中に死んだ宇宙飛行士はいません。
 この事実だけで圧倒的におかしいと思います。
 だってぶっちゃけスペースシャトルって地球の周りをぐるっと回ってくるだけですよね(「だけ」というのもなんですが)。
 一方アポロ計画は月に到達し、さらに地球に帰還するというミッションの難易度でいえばスペースシャトルよりも比べ物にならないぐらい高いものです。
 しかも当時の科学は現代よりもかなり劣っていて、コンピューターはプレステ以下、推進装置、安全装置、その他諸々の装備はお粗末なものだったといわれています。
 ミッションの難易度は高く、装備はお粗末、しかし死者はゼロ、どう考えたっておかしいです。


 もう一つ根拠を上げます。
 アポロ計画がでっち上げではなかった、としましょう。
 アメリカは人類を月にまで送り届けることに成功した、それはいいです。
 ではなぜソビエトはそれが出来なかったのでしょうか。
 アメリカが出来たことをなぜソビエトは出来なかったのか?
 宇宙開発競争の初期においてソビエトがアメリカより一歩も二歩もリードしていた、というのは事実です(そこら辺のエピソードは『遠い空の向こうに』という映画に描かれています)。
 アメリカが宇宙開発競争でソビエトを追い抜き、月面に到達することが出来たのだとしても、ソビエトがそれを追って月に行かなかったというのは変なんですよ。
 だって将来月開発が進んだとき、月に到達していなければ月資源の権利の主張が出来ないわけですから。


 そういったことを係りの人と話しながらタイトルの質問をぶつけたわけです。
「アポロが月に行ったという決定的な証拠はあるんですか?」と。
 その質問に対し、係の人は何と答えたと思います?
「(決定的な証拠は)ありません」
 って答えたんですよ。
 これには質問した自分の方がビックリしました。
 自分は確かに『アポロ計画捏造論』を信じていました。
 でも信じていたといっても自分が信じるに至った根拠はせいぜいインターネットで調べて出てきたものばかりですから、ある程度詳しい専門の人に聞いたら、これまでそんな陰謀論を信じていたことが恥ずかしくなるぐらいの、アポロが月に行ったという決定的な証拠を突きつけられるものとばかり思ってました。
 まさかそれがないとは…。
 『アポロ計画捏造論』を信じる自分ではありますが、正面切って「証拠はない」と言われると何だかガッカリします。
 もしかしたらアポロ計画がでっち上げではないことを望んでいたのは誰よりも自分なのかもしれません(まだそうと決まったわけではないけど)。
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続パズルです。

2013-11-11 22:09:05 | 蘊蓄・雑学
 先日の記事の続きです。

 記事には誰からもコメントをもらえませんでした。
 まぁ、、、仕方ないですね。単純なクイズならともかく、図形パズルでは答えの書き込みようがないですから。

 でも、考案した自分がいうのもなんですが、このパズル、それなりによく出来てるんですよ。数独ほどじゃないにしても奥深いものもありますし、何よりいいのは紙と鉛筆さえあればいつでもどこでも出来るってことです。通勤電車の中でも、会議中でも出来ますよ。笑。

 実は先日の記事では少しだけ意地悪な部分があります。
 それは条件1です。
 条件1を「一つの正方形をいくつかの正方形に分割します」としましたが、このアプローチだとたぶん解にはたどりつけません。
 「いくつかの正方形を合わせて一つの大きな正方形を形作ります」とした方が考えやすいと思います。
 同じことを述べているのですが、発想の転換ですね。 

 問題は十一連と十五連の作図でしたが、ここでは解を示しません。
 代わりに十六連の別解を載せます。相変わらず手書きで見にくいのはご容赦ください。


   


 先日の記事の十六連はシンプルなものでしたが、この二つは少しばかり捻っています。
 今ここで、連結点を対角線で結んでみるものとします。
 赤い線がそれですが、わかりますでしょうか、赤い線をすべて繋ぐと、一筆書きになるんですよね。
 これは三つの条件を満たす、すべての連に共通します。
 ただし、スタート地点とゴール地点が同じになる場合と異なる場合があります。
 この違いはどうして生じるのか、わかる人はいるかな?
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パズルです。

2013-11-02 22:55:43 | 蘊蓄・雑学
 突然ですがパズルを出題します。図形パズルです。
 お暇な方、パズルやクイズがお好きな方はよければお付き合い下さい。

1.一つの正方形をいくつかの正方形に分割します。
 このとき、あまりなどは出ないものとします。

2.分割されてできた正方形は対角に2つの連結点を持つものとします。
 連結点は隣りの角同士ではいけません。

3.連結点は1~3つの他の連結点に連結するものとします。

 条件は以上ですが、図形パズルを文章で出されても何のこっちゃら?でしょうから実際図を見てみましょう。手描きでわかりにくいのはご容赦ください。作図するのに便利なCADソフトとか持ってないので。


   


 同じように4つの正方形で四分割された正方形A、Bがあります。
 Aは4つの辺の真ん中に連結点があり、Bは正方形の中心にのみ連結点があります。
 Aは三つの条件を満たしますが、Bは条件2、3を満たしません。
 三つの条件を満たし、四つに分割しているAを「四連」と呼ぶことにします。


   


 左から「八連」、「十二連」、「十六連」、「十九連」です。

 では問題です。
 「十一連」及び「十五連」を作図してください。

 結構難しい問題だと思いますが、解はシンプルです。

 ps.クドーくんは解けたかな…。
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さて、何と読むでしょう?

2013-08-08 22:24:55 | 蘊蓄・雑学
 自分には自分で言うのもなんですが、まるで役に立たない特技がいくつかあります。
 折り紙などがそうですが、その一つが『切り字』です。
 切り絵の文字版ですね。下描きなしに文字を切り取るのです。
 それが出来たからどうだって話ですが。


 一番最初に作ったオリジナルの団扇の裏側が無地だったので、とある漢字を張り付けてみました。


   


 「鹿」の下に「金」と書いて何と読むかご存知でしょうか?
 漢字のトリビア的に有名だと思っていたのですが、この前不思議博物館に行ったとき、その場にいる人に聞いてみたら誰も知りませんでした。
 う~~~ん、館長は知っていると思ってたけどな。知らないフリをしたのかもしれない。笑。
 ちなみに「ちり」ではありません。
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富士は日本一の山~♪世界では何番目?

2013-03-06 22:12:40 | 蘊蓄・雑学
 昨日の続きです。

 富士山が日本で一番高い山であることは日本人なら誰でも知っていると思います。
 けれど、日本で一番高い山である富士山が世界で何番目に高い山なのかについて知ってる人はあまりいないように思えます(少なくとも自分は知りませんでした)。
 なぜ富士山の世界での高さについて知ってる人があまりいないのか?
 その答えは実に単純です。
 それは富士山が世界で何番目の高さの山なのか、はっきりわかってないから、です。

 何番目の高さなのかはっきりしないと言われて怪訝に思う人もいるかもしれませんね。
 山なんてものは逃げも隠れもしないのに、なぜはっきりしないのか、と。
 この理由もまた単純です。
 それはそもそも“山”というものの定義が完全には決められていないからです。
 例えば文字通り漢字の「山」みたいな形の山があったとします。
 その場合、それぞれ山頂を擁する三つの山の集合と見るべきなのか、それとも両端に二つの峰と中央にに山頂がある一つの山と見るべきなのか、はっきりとした決まりがあるわけではないのです(この場合の「峰」とは山頂ではなく、地形的に盛り上がった箇所のことを指します)。
 だから富士山が世界で何番目に高い山なのか、はっきりしないのですね。

 とはいえ、何にでも順位づけしたがるのが人間の常ですから、すべての峰を山として数えるという条件の元で、富士山の世界での高さの順位をカウントした方がいます(こちら)。
 こちらの管理人さんによると、日本で一番高い山である富士山が世界で何番目に高いかというと、、、何と、17459位(以下)!!
 う~~~ん、思った以上に低い順位だなぁ。

 まぁもちろん山の良し悪しは高さだけで決まるものではないですから、世界的に見ると低い山であったからといって落胆する必要は全然ないのですけどね。
 その美しさは世界に誇るべきものですから、、、などと富士山のことを持ち上げずにいられない自分はやっぱり日本人なのですね。笑。
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漢字の書き順について薀蓄を垂れてみる。

2013-01-18 22:25:31 | 蘊蓄・雑学
 昨日、あるバラエティ番組を見ていたら芸能人が漢字の書き順のクイズで競ってました。
 正しい書き順を知らない芸能人の多いこと!!
 でもそれでいいと思います。
 漢字の書き順なんて知ってても知らなくてもどちらでもいい雑学の類いですよね。

 でも、どうなのかな?
 漢字の書き順って学校の国語の授業で教えることなんでしょうか?
 もしかして、入試とかに出たりします?
 クイズで楽しむ、ぐらいならいいんですけど、入試なんかで出題されるとしたらちょっと抵抗を覚えますね。
 漢字の書き順なんてものは「こう書いた方がいいですよ」という書き方の目安に過ぎないと思っているので。

 漢字というものは書き順通りに書けば綺麗に書ける、そう思っている人もいるかもしれませんが、はっきりいってそれは間違いです。
 例えば「右」という漢字と「左」という漢字。
 まぁ似てますよね。カタカナの「ナ」の下につくのが「口」なのか「工」なのかという違いだけであって。
 でも最初の書き出しが違うのです。
 右は「ノ」から、左は「一」からです(ついでに言っておくと右と酷似している石は「一」から)。

 なぜ似たような漢字でありながら書き順が違うのかというと、漢字の書き順はその漢字の成り立ちと密接な関わりがあるからなのです。こちら
 ですから、漢字というものは書き順だけを覚えても意味がないものなんですよ。一緒に成り立ちも覚えなければ。
 例えて言えば歴史において、関ヶ原の戦いが1600年に起こったことは知っていても、具体的にどういう戦いだったのか、知らないようなものではないでしょうか。

 かつては漢字の書き順は成り立ちよりも合理性を優先するという考え方もありました。
 わかりやすく言うと「右」も「左」も似たような漢字なのだから、書き出しは同じにすべきである、という考え方ですね。
 昔は二つの考えが混在していたので、書き順も統一されていませんでした。
 しかし戦後になり、文部省が当用漢字を決める際、教えを乞うた書家がたまたま漢字の成り立ちを重視する立場の人であったので、今のような書き順になった、という話を聞きました。

 また、漢字発祥の地である中国では合理性を重視するため(というか日本より桁違いに漢字が多いため、と言った方がよいかもしれません)、書き順は成り立ちにとらわれません。
 当然「右」も「左」も同じく「一」から書き出します。
 中国人が日本に来て、日本人が右という漢字を「ノ」から書いているのを見たら、きっと怪訝に思うことでしょうね。

 漢字の書き順にその成り立ちと密接な関わりを持たせた、というのは如何にも日本人らしい、ロマンのあるエピソードだと思います。
 でも書き順の問題に間違えて希望校に落ちてしまった、というのはあまりにもロマンのない話です。
 ロマンを追うのもいいですが、そのせいで視界が狭まって物事が窮屈になるというのはやはり考え物だと思うのです。
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エジソンって案外嫌な奴だった。

2012-02-14 22:09:05 | 蘊蓄・雑学
 本屋に置いてあった週刊漫画誌でトマス・エジソンが取り上げられていて、どんなものか興味があったので手に取ってみたのですが、彼に関するごく上っ面のことしか書いてなかったので、そのまま棚に戻しました。

 先に断わっておきますが、自分は別にエジソン研究の専門家というわけではないし、アメリカ近代史に詳しいというわけではありません。
 ここから先に書くことは、自分がトリビア本やwikiなどで仕入れたネタであり、絶対的な史実というわけではありません。
 そういう説がある、そういう見方がある、という程度に考えておいてください。

 トマス・アルバ・エジソン、歴史上最も有名な発明家であり、彼の残した格言「天才は1%のひらめきと99%の汗」から努力する天才というイメージがありますが、自分の知るエジソンは若干それと違います。
 エジソンは案外嫌な奴だった、自分はそう思っています。

 発明王として知られるエジソンですが、彼にはもう一つ異名があり、それは何かというと訴訟王です。
 彼は自らの発明とそこから生み出される利益を守るためには手段を選ばず、そのため生涯訴訟に明け暮れました。

 自らの利益を守るのは当然のことじゃないか、そう仰る方もいるかもしれません。
 確かにそうなんですけど、自分が生み出したアイディアの保護に熱心である一方、他人の生み出したアイディアは平気で盗んでたんですよね。
 メリエスの映画『月世界旅行』を無断で複製し、それをアメリカ中の映画館に売りつけ、莫大な利益を得たそうです。
 つまりエジソンは現在インターネット上で問題になっている違法コピーの祖なのです。

 彼の発明品の中で最も有名なものは蓄音機か、白熱電球あたりだと思いますが(最も白熱電球はエジソンの発明品ではない)、彼が最も売り込みに熱心だった発明品は死刑執行のために電気椅子ではなかったか、と思われます。
 電気椅子の売り込みに熱心だったという事実だけでもいけすかないのですが、その動機がまたろくでもないのです。
 詳しいことは省きますが(興味がある方は【エジソン 電流戦争】で検索してみてください)、そういったエピソードを知ると、とてもエジソンのことを偉人として尊敬する気は失せてしまいます。

 他にも、他人の研究を妨害したとか、部下に給料を払わなかったとか、貶めることを目的にある人の名前を用いた侮蔑的な表現を流行らそうとしたとか、ろくでもないエピソードに事欠かないのですが、そんなエジソンが努力する天才として人々から長く称えられ、つくづくイメージって大切なんだな~、と思わずにはいられません。 
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