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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

その違いがよくわからない。

2018-04-09 21:51:00 | 蘊蓄・雑学
 ゲームやパズルの中には何がどう違うのか、イマイチその違いがよくわからないものがあります。

 例えば五目並べと連珠。
 どちらも碁盤と碁石を使い、碁石を五つ先に並べた方が勝ちというゲームで、何が違うのか、よくわからない人も多いのではないでしょうか。
 元々先手必勝だった五目並べを後手にも勝ち目を与えるためにルールを制定したのが連珠だったと記憶しています。

 似たようなゲームといえばオセロとリバーシもありますね。
 ルール自体はほぼ同じで、盤面の大きさなどの制約がないのがリバーシ、8X8と決まっているのがオセロだったと記憶していますが、他にも違いはあるんでしょうか。
 そういえばオセロは商標登録されているので、100円ショップで売られているのはリバーシオンリーじゃなかったですかね?

 五目並べと連珠、オセロとリバーシはまだしもその違いがわかったのですが、何がどう違うのか、さっぱりわからないのがナンバープレイスと数独です。
 自分はこの2つのパズルをルールはまったく同じで、ニコリが編集に関わっているのが数独、そうじゃないのがナンバープレイスだと思っていました。
 なのである程度問題のクオリティが保証されているのは数独の方だと思って、購入するのはソフトバンククリエイティブから出ているニコリ編著の『ポケット数独』ばかりでした。

 だいたい毎年一冊ずつ出ていたのですが、ここ2、3年は見かけなくて、どうしたのだろうと不思議に思っていたのですが、先日ツタヤに行って思いがけぬものを見つけました。


   

 『ポケット数解①』。
 見てもらうとわかると思いますが、何から何まで『ポケット数独』とそっくりで(出版社も同じソフトバンククリエイティブ)、違うのは編著がニコリからパズルスタジオわさびに代わったこととパズル名が「数独」から「数解」に変わったことですね。
 Amazonの商品紹介のページには
>あえて新ブランドを打ち立てて勝負します!
 などと勇ましいことが書いてありますが、もちろん何ゆえ新ブランドを立ち上げる必要があったのか、その理由については触れられていません。
 噂ではパズルスタジオわさびはニコリを辞めた役員の方が立ち上げたそうですが、はてさて。

 まぁ自分としては「数独」でも「数解」でも面白ければどっちでもいいんですけどね。
 「数解」が「数独」に劣らぬほど面白いのかどうかは、何問か解いてからじゃないとわからないことなのでもう少し先のことになりそうです。
コメント (8)
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風呂吹き大根の謎。

2018-03-03 21:38:49 | 蘊蓄・雑学
 突然ですが、風呂敷の由来を知っていますか?
 たまたま友人との会話の中で話題になったのですが、風呂敷は「風呂場で使う敷物」だから風呂敷というのです(詳しくはこちら)。
 そのままといえばこれ以上ないぐらいそのままで、わかりやすい由来ですよね。

 ではもう一問。

 和食好きな方であれば知っているでしょう、大きめに切った大根を茹でて味噌をかけて食す風呂吹き大根という料理があります。
 この風呂吹き大根の風呂吹きとは何のことでしょう?

 これは先ほどの風呂敷よりもずっと難しいと思います。
 ご存知の方はどれぐらいいるのでしょうか。自分は知りませんでしたよ。
 風呂吹き…、風呂が吹くのか、風呂で吹くのか、風呂を吹くのか、一度は耳にしたことのある単語だと思いますが、よくよく考えるとまったく意味がわからず、当然のことながら由来もまったく想像出来ません。

 なので自分は風呂吹きの由来をネットで検索して調べてみました。
 そして思いがけないいくつかの事実を知りました。

 まず風呂吹きというのは調理法の一種であるということ。
 我々は風呂吹きというと大根を頭に思い浮かべますが、大根に限らず、風呂吹きで調理された野菜はすべて「風呂吹き○○」もしくは「○○の風呂吹き」と呼ぶようなのです。
 なので奈良には「柿の風呂吹き」なる料理があるとのこと。
 甘い柿を敢えて蒸して味噌を垂らして食す、全然味が想像出来ないですね。

 そしてもう一つの思いがけない事実、それは(ここまで引っ張って申し訳ないですが)風呂吹きをなぜ風呂吹きというのか、諸説あって実はよくわからないのです(詳しくはこちら)。
 風呂吹きという思いっ切りインパクトのある単語にもかかわらず、その由来がよくわからないというのは面白いですよね。
 意味も由来もよくわからないまま、気がつくといつの間にか多くの人がその名を知るようになり、日本各地で食べられている、そんな料理もあるのですね。

 ちなみに子どものころは風呂吹き大根のことを風呂好き大根だとばかり思っていましたよ、というようなもっともらしい法螺を吹いて今日は話の風呂敷を畳みたいと思います。
 以上です。
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日本人の二人に一人は間違えそうな漢字クイズ。

2017-10-21 21:43:14 | 蘊蓄・雑学
 次の漢字に読み仮名をつけなさい。
 ①大地
 ②地面
 ③天地
 ④地図
 ⑤土地

 簡単簡単、①だいち②ぢめん③てんち④ちず⑤とちでしょ?小学校で習う漢字ばかりで間違えるわけないじゃん、と思った方、不正解。1問間違っています。

 5問すべてにあっさり正解する人って日頃から文章を書き慣れている人でしょうね。
 さらに解説まで出来るとしたら、その人は相当日本語に詳しいと言ってよいと思います。

 ちなみに自分はときどき間違えるし、お袋に出題したら案の定間違えました。

 日本語ってやっぱり難しいですね。
 詳しい解説はこちらです。
 

 

 
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世界いろいろクイズ、正解発表♪

2017-02-16 21:32:16 | 蘊蓄・雑学
 今日は世界いろいろクイズの正解発表です♪

 と、その前に【Mr.Fukudaからの挑戦状】の答えもついでに発表しておきますね。
 【Mr.Fukudaからの挑戦状】、AもBも答えは「0」でした。
 Aが「0」だということは自分にもわかったのですが、Bの方はわかりませんでした。
 ただBの答えも「0」だと聞いて、やっぱりな、とは思いましたよ。
 なぜかというと、複雑な数式の答えは得てして「0」や「1」だったりすることが多いのです(本当)。
 なので受験生の皆さん、数学のテストの数式の問題で、答えがさっぱりわからないとき、「0」もしくは「1」と記入するのも一つの手かもしれませんよ?(責任は持ちません)。

 さて、世界いろいろクイズの正解は(ABABAAACBC)でした!
 たくさんの応募者の中から最優秀正解者は、、、北海道在住の蒼史さんでした!
 蒼史さん、おめでとうございます♪皆さん、蒼史さんに惜しみない拍手と賛辞を!!

 ではごく簡単に解説をします。
 この世界いろいろクイズ、よく出来ていると思います。
 なぜかというと、比較的簡単な問題と難しい問題がバランスよく出題されているからです。
 それに上手い具合に日本人が持つ、その国に対するイメージを引っ掛けに使ってますよね。

 面積が一番大きい国はどこ?と世界で一番長い川は?という問題は比較的正解者が多かったのではないかと思います。
 しかし続くバナナの生産量が一番多い国はという問題には引っ掛かった人が多いのではないでしょうか。
 日本人はバナナといえば(生産国は)フィリピンを思い浮かべがちですよね。その逆も真であると言ってよいでしょう。
 ただ、フィリピンの主要生産物がバナナであることは事実であっても、フィリピンは所詮国土が小さい国なので、総生産量自体は大したことがないのです。

 同じくイメージを利用した問題は羊の数が一番多い国は?というのもそうですね。
 国民一人あたりの羊の頭数が一番多い国は?という問題であれば、おそらく間違いなくオーストラリアだと思います。
 しかし単純に頭数が多い国は?だと中国になるんですよね。
 これは自分もやられました。

 鉄道が一番長い国は?というのも間違えました。
 世界最長の鉄道がシベリア鉄道なので、ロシアだと思ったんですよね。
 しかし問われているのは国内の総鉄道網の長さなので、そうなると答えはアメリカなのです。

 自分は正解したが、チームとしては間違えたのは、世界遺産が一番多い国は?という問題でした。
 チーム内では中国だと思った人の方が多かったんです。
 たぶん、古い遺跡が一番多い国は?という問題であれば、答えは中国になると思います。
 しかし問われているのは“世界遺産”なんですよ。
 世界遺産であれば、現地調査が行われた上で世界遺産委員会で最終審議され、正式登録の運びとなります。
 素人考えですが、たぶんこの現地調査に中国政府が協力的ではないんじゃないかなぁ。そんな気がします。
 その一方イタリアは観光大国ですから、現地調査は大歓迎でしょう。
 自分がなぜこのことを知っていたかというと、確か『ジョジョの奇妙な冒険』で「イタリアは世界一世界遺産が多い」という記述があったからです。
 漫画が役に立つこともあるのですね。
 他のメンバーを説き伏せることは出来なかったけど。笑。

 以上です。
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世界いろいろクイズに挑戦してみよう♪

2017-02-07 21:15:09 | 蘊蓄・雑学
 「こくさいカフェ」のクイズ大会で出題された10問です。
 こんなの常識やん!という易しい問題もあれば、あれ、どっちだったっけ?と悩む問題もあります。
 さて、あなたは何問解けますか?
 あ、言うまでもなく、答えをネットで検索するのは禁止です。あくまで自力で答えてくださいね♪


 Q1 面積が一番広い国はどこ?
  A.ロシア
  B.カナダ
  C.アメリカ

 Q2 世界で一番長い川は次のどれ?
  A.アマゾン川
  B.ナイル川
  C.長江

 Q3 バナナの生産量が一番多い国はどこ?
  A.インド
  B.中国
  C.フィリピン

 Q4 人口が一番多い国はどこ?
  A.インド
  B.中国
  C.アメリカ

 Q5 平均寿命が一番長い国はどこ?
  A.日本
  B.スイス
  C.シンガポール

 Q6 羊の数が一番多い国はどこ?
  A.中国
  B.オーストラリア
  C.インド

 Q7 日本人が一番多く住んでいる国はどこ?
  A.アメリカ
  B.オーストラリア
  C.中国

 Q8 世界遺産が一番多い国はどこ?
  A.スペイン
  B.中国
  C.イタリア

 Q9 鉄道が一番長い国はどこ?
  A.中国
  B.アメリカ
  C.ロシア
 
 Q10 米の生産量が一番多い国はどこ?
  A.ベトナム
  B.インド
  C.中国

 
 以上10問です。
 何問わかりましたか?
 正解だと思うアルファベットを(ABCABCBCBA)というふうにコメント欄に書き込んでください。
 最優秀正解者には何と!惜しみない拍手と賛辞が送られます(欲しくねぇ!!)。

 ちなみに自分は8問正解しました。
 チーム正解数が自分の正解数より少ないのは、要はメンバーを説得しきれず多数決で負けてしまったのですね。昔から信頼されないんだよなぁ…。
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湯船ってなんで湯船?

2017-01-12 21:36:12 | 蘊蓄・雑学
 友人とメールのやり取りをしていたら、たまたま浴槽のことをなぜ「湯船」というのか?という話題になりました(どういうメールのやり取りをしていたかはナ・イ・ショ♪)。
 浴槽のことをなぜ「湯船」というのか、実はその理由は簡単です。
 江戸時代に実際お風呂を設置した「湯船」という船があったんですよね(詳しくはこちら)。浴槽のことを「湯船」というのはそこから来ています。
 まぁそれは調べれば簡単にわかることではあります。

 ただ、自分はそこで納得しませんでした。
 湯船をなんで湯船というのか、それはまぁわかったのですが、そこから別の疑問が生じたのです。
 湯船ではどうやってお湯を沸かしていたんだろう?って疑問に思ったんですよね。
 今ならお風呂のお湯をガスとか電気とかで沸かしますよね(ちなみにうちは灯油です)。でも一昔前はそんな便利なものはなかったですから、お湯を沸かすとしたら燃料は薪になるでしょう。
 そして江戸時代の船といえば当然木製です。
 木で出来た船の中で薪をガンガン燃やしてお湯を沸かしていた?文章に起こしただけで、そりゃ無理だろ、としか思えません。絵面が全然想像出来ない…。

 湯船でどうやってお湯を沸かしていたのか、ネットで相当調べましたよ。でも、残念ながらわかりませんでした。
 どの薀蓄サイトを見ても、「浴槽のことを湯船というのは江戸時代に湯船と言う船があったからですよ~、ふふん♪」みたいに訳知り顔で書いてはあるのですが、そこから先、どうやって湯船でお湯を沸かしていたかについてはどのサイトでも触れられていませんでした。
 それを疑問に思うのって自分ぐらいのものなんですかねぇ。自分にはめっちゃ謎なんですが。

 どなたか、湯船でどうやってお湯を沸かしていたか、ご存知の方は教えてください。
 先日、江戸時代の古書に通じているという二十歳の男性がうちのブログにコメントを残していったばかりなのですが、その人に聞けばわかったのかなぁ?笑。

 ところで江戸時代のお風呂についていろいろ調べていたら、そういったことにそこそこ詳しくなりましたよ。
 江戸時代の銭湯って実は混浴だったって知ってます?
 江戸時代の銭湯が混浴だったと聞いて、江戸時代に生まれていればよかった!と思われる方もいるかもしれませんが、事はそう単純じゃないのです。
 そもそもなぜ江戸時代の銭湯が混浴だったかと言うと、風紀が緩かったから、、、ではなく(江戸時代の風紀は今よりずっと厳しかったと聞いています)、理由は簡単、男湯と女湯、別々に作るのが大変だったからです(こちら)。
 男湯と女湯を別々に作るのが大変だったからと聞いても「はぁ?」って思われる方もいるかもしれませんね。単純に浴槽の真ん中に仕切りを設ければいいだけのような気がするので。
 でもやっぱり大変だったんですよ。
 仕切りを設ければ浴槽の大きさが半分になるから、必然的に浴槽を大きくしなければならない、そうすると浴槽に入れるお湯の量も大量にいるようになってしまう。
 江戸時代では今とは比べ物にならないぐらいお湯を沸かすことが大変だったのですよ。大量のきれいな水を確保することも、それを沸かすための大量の薪を確保することも、大変だった、だから江戸時代の銭湯は混浴だった、自分が調べた限りではだいたいそういうことが書かれてましたよ。

 でも自分はその答えにも納得していなくて、結局のところ江戸時代に銭湯が混浴だったのは、女性がお風呂に入る権利が認められていなかったからではないか、と考えています。
 男湯と女湯、別々に作るのは大変とはいっても別に費用が二倍以上になるわけではないですからね。女性の地位が男性と同等であれば男湯と女湯は別々に作られていたことでしょう。

 と、想像で答えを出した自分なのですが、湯船でどうやってお湯を沸かしていたか、全然想像出来ません。
 木で出来た船の中で薪をガンガン燃やしていたのでしょうか、、、誰か答えを知っている人、教えてください。
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今日は何の日?11月11日編。

2016-11-11 21:35:47 | 蘊蓄・雑学
 話に聞いたところによると、本日11月11日は一年で一番記念日が多い日なのだそうです(ホントかどうかは知りません)。
 どんな記念日があるかというと、電池の日、麺の日、ピーナッツの日、チーズの日、サッカーの日、靴下の日、折り紙の日(!)、鏡の日、もやしの日、煙突の日、etc、、、詳しく知りたい方はこちらを参照してください。

 全部が全部そうだというわけではありませんが、ほとんどの記念日の制定の由来が本当にどーでもいいこじつけや安直なイメージばかりでどーにかならんかったのか?と思わずにはいられません。
 例えばサッカーの日がなぜ11月11日なのかというと、サッカーが11人対11人で行うスポーツだから、だそうです。
 いやいや、もうちょっとサッカーの日に相応しい日があるだろうに。例えば日本で初めて公式のサッカーの試合が行われた日とか?そういった日を記念日にした方がよくない?
 他には、もやしの日が「1111」がもやしを4本並べたように見えるから、煙突の日が煙突が4本立っているように見えるから、だそうです。
 何だか、、、ひどく脱力する理由ですよね。
 もやしをたった4本だけ食べることがあるのかよ、煙突が4本並んで立っているのってどこだよ、って言いたくなります。

 まぁそんなふうに制定の理由にケチをつけるのは簡単なので自分なりに11月11日に相応しい記念日を考えてみましたよ。
 その記念日とは悪口雑言の日。
 なぜ11月11日が悪口雑言の日なのかというと、1が4回続く「1111」は「一々一々」と読め、「一々一々」に続く言葉は「うるせぇンだよ」といった悪口雑言が一番合っていると思うからです。
 
 もし11月11日が悪口雑言の日に制定されたら、4月1日のエイプリルフールに嘘をついても許されるのと同様に、この日はどんな悪口を言っても許される、というのはどうでしょうか(当然暴力は禁止)。
 普段は心の奥の奥に仕舞い込んでいる家族、友人、同僚に対する悪口をこの日だけはお互い思う存分ぶつけ合う、そしたらストレスが発散されて円滑な日常生活を送れるようになるのではないでしょうか。
 
 とりあえず実験として、この記事のコメント欄を本日の12:00まであと1時間半、匿名で、管理人に対するどんな悪口雑言を書いてもオッケーということにします(ただし言うまでもなくそれ以降はNGです。通常の荒らし対応となります。)。
 さて、どんな悪口が書かれるのか、怖いけど、ちょっとだけ楽しみです。
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虫に関する素朴な疑問。

2016-07-13 21:25:13 | 蘊蓄・雑学
 虫に関する素朴な疑問を二つほど。


 北海道にはゴキブリがいないってよく言われますよね(近年になって繁華街などではその姿を見かけるようになったらしいですが)。
 実際それは事実らしいのですが、自分にはなぜ北海道にゴキブリがいないのか、いまいちよくわかりません。
 ネットで調べると、知恵袋のようなサイトでは、北海道は寒いからゴキブリがいない、というような答えが書いてあります。
 自分にはこの答えでは納得出来ないんですよ。
 だって、北海道は寒いからありとあらゆる虫が生きていけない、だからゴキブリもいないというならわかるんですけど、決してそういうわけじゃないですからね。
 北海道にはトンボもいて、セミもいて、テントウムシもいて、ホタルもいて、アリもいて、(中略)でもゴキブリはいない。
 これって不思議じゃないですか?
 ゴキブリって太古の昔から生き続けてきて、すべての虫の中で一番生命力がありそうに見えるのに、こと越冬能力に関してはテントウムシ以下なんですかね?どうも納得出来ないんですけど。
 それに、北海道が寒いといってもそれはあくまで屋外が、ですよね。屋内は逆に東京などよりよほど暖かくして北海道の人は冬を過ごすと聞きます。
 だとしたらいくら北海道の家屋が気密性が高かったとしても、別段出入り不可能というわけじゃないだろうし、一度家の中に入ってしまえばいくらでも巣は作れそうな気がするんだけど…。
 ふ~~む、わからないなぁ。


 もう一つの疑問。ゴキブリと並ぶ二大害虫である蚊についての疑問なんですけどね。
 ここ、二、三日ほど、夜寝ている間に蚊に刺され難儀しています。
 不思議なのは蚊が襲ってくる時間帯です。夜中といっても明け方も近い、4時、5時に襲ってくるのです。
 自分が就寝するのはだいたい夜の12時ぐらい、どんなに遅くなったとしても1時を越えることはありません。そして寝るときは自分は必ずドアを閉めます。窓は網戸にしています。つまり蚊が出入りすることは出来ないんです。
 明け方近くになって襲ってくる蚊は、自分が布団の中に入った時点ですでに部屋の中にいるってことになります。じゃあ蚊の奴は、襲撃するまでの4時間から5時間の間、部屋の中で何をしているんでしょうか?
 もちろん(襲撃の対象が)寝入り端よりも熟睡している方が襲撃が成功する確率は高くなるというのはわかります。
 でもそれは人間の頭で考えてそうだ、っていうだけですよね。蚊が同じようにあと4時まで待てば襲撃が成功する確率が高くなるからそれまで待とう、なんて高度なことを考えるんでしょうか。
 この疑問は、ネットで調べても、納得出来ない答えすら見つけきれませんでした。
 熟睡したころになって蚊に襲われるというのは自分だけなのかなぁ?
 今夜も寝るのがちょっと怖いです。。。
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「みぎ」と「ひだり」、漢字で書けますか?

2016-07-06 22:07:57 | 蘊蓄・雑学
 突然ですが今日は国語の時間です。
 「みぎ」と「ひだり」、漢字で書けますか?
 ここで「書けません」と答えたあなた、回れみぎして素直に小学校からやり直してください。
 別にとんちクイズじゃないのです。答えは「みぎ」が「右」で、「ひだり」が「左」です。
 では次の問題。
 漢字の「右」と「左」、正しく書けますか?
 この場合の「正しく」というのは「正しい書き順で」という意味ですが、これは結構間違える人、いるんじゃないかな。
 間違える人がいるというのはつまり、「右」と「左」では最初の書き出しが違うってことですね。似たような形の漢字なのに不思議と言えば不思議ですね。
 なぜ書き出しが違うのかというとそれはそもそも成り立ちが違うからなんです(詳しくはこちら)。
 ある程度漢字に詳しい人であれば、漢字の「右」と「左」、正しい書き順で書けて当たり前というかもしれませんね。それも小学校で習ったよっていうかも?
 けれど、その“正しい”書き順が定まったのが実は戦後であること、長い漢字の歴史から見ればごくごく最近のことだということは学校では習わなかったはずです。
 wikiによれば1958年(昭和33年)に文部省(当時)から筆順をできるだけ統一する目的をもって作成された「筆順指導の手びき」が示されて、以後日本に漢字を正しい筆順で書くという考えが広まりました。
 ただし手引きには、
>ここに取りあげなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとするものでもない。
 とあります。
 つまり、「正しい書き順で」と言いましたが、正しい書き順などないんです(正確には誤った書き順がない)。
 もしテストで、漢字の書き順を問う問題が出題されたら、正しい答えは「正しい書き順はない」(どう書いても良い)ということになります。
 まぁテストでそんな答えを書いたとしても○はもらえないと思いますけどね。笑。

 先ほど漢字の「右」と「左」の書き出しが違うのは成り立ちが違うからだ、と書きました。
 これは言い換えれば、成り立ちを重視すれば書き出しもまた違ってくるということです。
 ですから、ろくに成り立ちも知らずに書き順だけ知っていても意味がないってことですね。
 まぁでも現代社会で一つ一つの漢字の成り立ちを知っている人がそういるとも思えません。
 なので書き出しや書き順はそれほど重視する必要はないのです。

 ちなみに、書き順を重視する人が、書き順通りに書けば漢字は綺麗に書けると主張することがありますが、これもまったくの嘘です。
 漢字の「右」と「石」、乱暴に言えば違いは上に突き出ているかどうかだけです。
 「石」を綺麗に書ける人が「石」の書き順で「右」を書いたって綺麗に書けるに決まっています。笑。

 書き順はさほど重視する必要はないと述べました。
 重要なのは綺麗に書くこと、この場合の「綺麗」というのは単に形が美しいというだけでなく、他の人の目で見て、読み(取り)易いということです。
 この読み易さに比べれば、書き順なんていうのは本当にどうでもいいことです。
 逆に言えば、読み易い字を書く自信がない人は、正しい書き順で書くのも読み易い字を書くための一つの手かもしれませんね。

 あ、そうそう、こんなふうに漢字について薀蓄句を垂れたからといって、自分は字が上手いかというとそんなことは全然ありません。
 これからは正しい書き順で字を書こうかな…。笑。
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九連環が解けません。

2016-06-16 21:42:56 | 蘊蓄・雑学
 近ごろ不思議博物館に知恵の輪が置かれるようになりました。
 “不思議”博物館というだけあって好事家が多く集まるので、そういった頭の体操みたいなものが好きな人も多いのでしょう。
 ただ、そこは不思議博物館なので(?)、キャストパズルのレベル6というような本格的なものはありません。手の中でガチャガチャといじくりまわしている内に偶然解けてしまうような、その程度の知恵の輪ばかりです。

 自分はというと決して知恵の輪は嫌いじゃありません。
 けれど、パズルであれば折り紙で充分!みたいなところがあるので(折り紙にはパズル的な要素があるのです)、あえて積極的に知恵の輪を集める、というようなこともないですね。
 ただ一つ、『九連環』を除いて。


   

 これが九連環、別名「チャイニーズ・パズル」です。
 一見楽器のような、手術道具のような、変てこな形をしていますが、中国発祥の立派な知恵の輪なのです。
 去年中国に行った時買い求めました、、、というのは嘘で、買ったのは2014年九州国立博物館で特別展【台北 國立故宮博物院 神品至宝】を観に行った時ですね。
 そのうち不思議博物館に持って行こうと思ったまま今に至ります。
 あれから一年半が過ぎ、未だに不思議博物館に持って行っていないのには理由があります。
 そう、自分が解けるようになってから持って行こうと思ってたのです。そして解けない人を横目に見てほくそ笑んでやろう、なんてことを思っていました。
 しかし未だに解けません。泣。
 一応解説書はついているのですよ。中国語の。
 うん、さっぱり何が書いてあるかわかんないね。
 このままじゃいかん!と思いました。いい加減解けるようにならないと!
 そこで思い切ってズルをすることにしました。
 この場合のズルってわかります?そう、ネットで【九連環 解き方】で検索したのです。九連環を解いている動画がいくつもヒットしました。
 これで自分も九連環が解けるようになる!そう思いましたよ。
 が、世の中そんな甘いものじゃなかったです。
 確かに九連環を解いている動画はありました。
 しかしその動画を見ても何が何やらさっぱりなんですよ。
 例えて言えば、ルービックキューブの達人がルービックキューブを六面合わせている動画を見たからといってルービックキューブが解けるようになるわけじゃないのと一緒かな。
 そんなわけで九連環、解き方がさっぱりわからないままですが、今週末にでも不思議博物館かサナトリウムに持って行こうと思っています。
 さてさて、解ける人はいるのかな?
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