三菱商事が「グリーン水素」の供給に乗りだす。
現在使われている水素は、天然ガスを中心とした化石燃料を使
うため、製造過程で大量のCO2を排出する「グレー水素」。
一方、グリーン水素は再生エネで発電した電力を使うため、製
造過程でもCO2を排出しない脱炭素の切り札とされる。
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計画ではオランダ沖合などに大規模な洋上風力発電を建設して
、この電力を使って水を電気分解してグリーン水素を作る。
欧州で2030年に年40万トンを製造。2030年には年
100万トンへの拡大を目指す。
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水素は、肥料や農薬、医薬品の原料など多彩に渡って利用され
ている。燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出しない。今後
は工場のボイラーや家庭用暖房、自動車の燃料として利用拡大
が期待されている。ただ普及に向けた課題は多い。グリーン水
素は天然ガス由来の水素と比べて製造コストが数倍に上がる。
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岩谷産業や川崎重工業、丸紅などは、欧州でグリーン水素を製
造し、液化して日本に運搬する計画を進めている。しかし、
-250度に冷やさなければならないなど運び方も難しい。
三菱商事が2030年度までに計画する再生エネ投資額は約1
兆円に上る。欧州でのグリーン水素製造を軌道に乗せられるか
どうかは、脱炭素の将来を占う試金石となる。
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