新興国のCO2排出量は年々増加傾向にある。
IHIはインドネシアで、アンモニアだけを燃やす火力発電技
術の実用化に乗りだす。現在は石炭などとアンモニアを混ぜて
活用する技術しか確立されていないが、アンモニアだけを燃や
せば、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない。
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IHIはインドネシアの国営電力会社PLNの子会社と、火力
発電所でのアンモニア活用の協力で基本合意する。2022年
度中に、両者と協力してアンモニアのみの発電を前提とした技
術開発を進める。
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CO2排出量が多い石炭火力には世界的に逆風が吹くが、日本
やアジア諸国で短期間で再生エネルギーに転換することは技術
やコストの面で難しく、当面は石炭火力を一定程度維持する方
針だが石炭火力発電が多い東南アジアの脱炭素に貢献したい。
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IHIは脱炭素を進める現実的な対応として、炭素を含まず燃
やしてもCO2を排出しないアンモニアの活用を提案している
が、アンモニアは石炭や天然ガスに比べて安定して燃やすの
が難しいので様々な国や企業と連携して実用化に向けた技術
開発を進める方針だ。
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先進国のCO2排出量は減少傾向にあるが、新興国などは30
年前から2.4倍に増えた。世界全体で温室効果ガスの排出量
を実質0にするためには、新興国の取り組みが不可欠となる。
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