たとえ新人さんといえども、体を動かしているのである程度
出来上がっているので最初にしては動きはいいようだ。
常歩から軽速歩に移行すると、動きが遅いので拍車を使ってス
ピードを促すと徐々に満足のできる早さになってきた。
・
「駈歩!」と言って足扶助をするが、案の定すぐに走ろうとし
ないので拍車で軽く蹴ってやると気合いが入り駈歩を始める。
最初から満足のスピードは出ないので、徐々にスピードアップ
を促すためにお腹を締める。思ったほど加速しないので、腹の
位置を後ろにずらして締めるとようやくスピードが上がった。
・
先ほどの新人さんは、馬場にきて見学をしたり厩舎いる馬たち
の様子を見たりしてまだ帰ろうとはしない。私の騎乗が終わる
と、それを待っていたようで洗い場にやってきた。馬に乗った
後、馬の手入れの仕方などを教えてほしいようだ。
・
「クリがあんなに早く走れるなんて、知りませんでした」
「駈歩が出来るようになると、面白いので頑張って下さいね」
「中学1年になる娘と2人で、この度乗馬を始めました」
「若い子は成長が早いから、それは楽しみですね」
するとクリは緊張から解放されたからか、ボロを出した。
「ボロを取る時は、馬のお尻を押して安全を確保して下さい」
・
馬装のはずし方、足裏の掃除の仕方などを一通り教えると。
「ありがとうございました。勉強になりました」
10回コースが終わった後、正会員さんになっくれたらいいの
だが。でも前向きな人だからきっと会員さんになるかな。
今日のブログがよかったらクリックしてね
↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報 http://www.sennenhome.sakura.ne.jp