ぼやきデーターの野村解説

昨日からいよいよプロ野球日本シリーズが始まりました。
日本ハム対巨人の実力者同士の対戦を解説するのが楽天前監督の野村
克也さんでしたから、つい釘付けになってしまいました。データー野球
の前監督の野村さんは、日本ハムの選手は今まで対戦をしてきた相手な
のですべて知り尽くしています。序盤戦は試合の中で日本ハム選手を褒
め讃え、守備の時、外野の３人はプロ野球界ナンバーワンの鉄壁のすば
らしい守りだと褒めちぎっていました。監督最後のクライマックスシリ
ーズで、楽天と日本ハムの選手に胴上げをされたのでそのお礼だったの
かもしれません。中盤を過ぎても１対１のままで、特に日本ハムは１０
本近くヒットを打っているのに、追加点が入らずにいらだつ試合展開で
す。こうなってくると野村さん本来のぼやきが出始めました。
究極は巨人の攻撃でワンアウト一塁３塁、ここらでスクイズを決めて追
加点を取りたいところです。するとバッターがスクイズの空振り、３塁
走者はホームに走らずに一塁走者が２塁に盗塁をしました。いわゆる偽
装スクイズというやつで、キャッチャーが三塁走者に気を取られている
間に一塁走者が２塁に走るというやつです。これを見た野村さんは
「あんなレベルの低い野球をする方もする方だが、それをさせてしま
う方はもっとレベルが低い。あそこは一塁走者、阿部の足を考えれば
躊躇なくボールを２塁に投げるべきだ」と日本ハムに鋭い指摘。
これこそが、ぼやきデーターの野村解説だと納得しました。試合もおも
しろかったですが、それ以上に野村解説が楽しかったですね。

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