消費は美徳の崩壊

自動車メーカーと家電メーカーの生産調整が本格化されています。
メーカーの派遣社員切りが、問題視されているいもかかわらずに、次は
正社員のリストラが始まりました。昨年の夏頃までは、素材メーカーな
ども史上空前の利益だという話が耳に入ってきたものでした。半年経っ
た今の状態がうそのような気さえしますが、これが現実なのですね。
今までは、アメリカ流の消費は美徳だという発想が世界に蔓延していま
したが、これが音を立てて崩れ去っていこうとしています。
消費は美徳だとすることをこのまま続けていけば、地球の寿命も短くな
る運命だったのかもしれません。今こそものを大切にして、生活そのも
のの見直しをする時なのでしょう。
昨日ある不動産会社の社長のブログを見ていたら、今までは新車の買い
換えは２～３年だったが、今乗っている車は５年も乗っているからぼち
ぼち買い替えてもばちは当たらないだろうと言っていました。
私にすれば５年でもう、と思いました。僭越ながらいわせてもらえば、
地球を守るためにぜひエコ車に買い替えてほしいですね。
車、家電の減産ばかりが新聞テレビを賑わしていますが、アメリカでは
新たな分野の芽も出てきました。自動車の修理業界です。どちらかと言
えば日陰に咲く彼岸花のような地味な業界でしたが、これがいま空前の
好景気になっています。消費は美徳という発想からものを大切にしよう
という発想に切り替わりつつある証拠なんですね。地球環境のためにも
自動車修理業界のさらなる発展を期待しています。

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