ブログ 「ごまめの歯軋り」

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北朝鮮豪雨被害 南の支援を断る

2006年08月04日 | 時事問題
asahi.com2006年08月04日08時21分
北朝鮮で大水害、死者1万人説も 韓国の支援は断る
「北朝鮮で人道支援をする韓国の非政府組織「グッドフレンズ」は消息筋などの情報として、中部を中心に「死者は1万人近く被災民は130万~150万人に上る」と指摘。農産物が壊滅的打撃を受け、食糧事情が悪化しているとの見方を示した。だが北朝鮮側から直接支援を求める動きは鈍い。韓国赤十字社が先月末、人道復旧支援を申し出たにもかかわらず、北朝鮮は断った。韓国が政府レベルの支援凍結を表明したことへの反発に加え、ミサイル問題で国際社会との対決姿勢を続ける中で水害防止の無策ぶりを露呈するのは、国家威信の低下や体制動揺につながりかねない、との判断があるとみられる。」

ますます孤立する北朝鮮、崩壊は間近
 独裁国家は自国の面子を大事にして国民を無視するようだ。韓国でも大変な被害が出ているのだから、北朝鮮の被害は公表されないが深刻な事は容易に推測がつく。隷属国からの貢物という形ならば受け取るのか。北では市民というのは平城に住んでいる軍人と特権階級のことで、国民は農村で飲まず食わずのひどい状態らしい。したがって社会インフラ整備はなく豪雨被害も深刻であったろう。北朝鮮が亡びるとしても声を上げる余裕もない自国民の革命は期待できない、独裁政権は国民がいなくなるまで自壊はしない。孤立化によるエネルギー・食糧遮断なのだが、中国が支援する限り自壊はない。中国が見放すことが決定打になる。東欧のビロード革命がソ連のペレストロイカによる支援不能から起きたように。


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