五稜郭タワーの展望台外部コーナーLEDをブルーに点灯している「#タワーからARIGATO」
全日本タワー協議会に加盟している11のタワーでは、医療従事者の皆様をはじめ、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために最前線で尽力されているすべての皆様へ感謝の意を表すとともに、一刻も早い収束を願う、「#タワーからARIGATO」キャンペーンで、4/27よりブルーライトアップを実施している。五稜郭タワーでも、その趣旨に賛同し、展望台外部に設置されているコーナーLEDを5/6まで毎日日没〜22時まで、ブルーに点灯している。
【ブルーライトアップ実施タワー】(全日本タワー協議会に加盟している11のタワー)
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TVのニュースなどで流される重症患者の現場は、まさに戦場である。感染覚悟でそれらに従事している医療関係者には頭が下がる。実際に感染している医師や看護師も多い。
「医療現場で働く看護師が、娘に覚悟の遺書を残して出勤」というニュースを目にすると、やるせない気持ちになる。確かに感染して隔離されてしまうと、家族でも会うことができない。だから、いつ感染しても良いように遺書を残したという。「この騒ぎが過ぎて、母ちゃんも無事だったら2人で美味しいもの食べながら遺書を破ろうね。」という最後のフレーズには涙が出てしまう。
懸念されているのが「医療崩壊」である。現場はすでに危うい状況にある。指定医療機関に患者が集中し、医師や看護師たちはギリギリの対応を迫られているという。医療崩壊が起きてしまうと、本当に救える命も救えなくなってしまう。
我々は自分を守るだけで良いのだが、医療現場では、必要な医療装備も不足し、大きな感染リスクを背負って戦っている。そのような関係者本人や家族を差別したり、ばい菌扱いするというニュースも目にする。気持ちは分からないわけでもないが、差別などはもってのほかで、感謝や励ましの気持ちや態度があって然るべきであろう。
さらには、クラスターとなっている病院や高齢者施設でも、多くの医師や看護師、介護士が感染している。医療崩壊だけでなく、介護崩壊も生じているという。しかし、その中で毎日大変な思いで仕事に従事している姿にも頭が下がる。
そのような方々に感謝の気持ちを抱きながら、3密を避けることの必要性をより強く肝に銘じて行動することが大切である。そのような思いをタワーから発信してくれているキャンペーンに共感を覚える。
◎満開になった我が家のシバザクラほか
チャボアヤメ
開花寸前のオダマキ