癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

オオバナノエンレイソウとエンレイソウの仲間

2019年05月16日 | 花・紅葉だより

 昨日、中野ダム公園の帰りに、いつものオオバナノエンレイソウの群生地へ寄ってみた。


 この花は、北海道大学の校章にもなっている花で、北大の構内にも大きな群生地がある。
 5-6月に茎頂に直径5-7cmの白い大きな3枚の花弁を付ける。
 花の中央に子房があり、6本の雄蕊が取り囲む。


北海道、本州北部に分布し、群生することが多く、北海道では各地に群生が見られる。


 十勝地方に特に多くの群生が見られる・・・芽室町の新嵐山スカイパークの道路沿いの群生。


◎これまでに目にしたことがある他のエンレイソウ


一番多く目にするエンレイソウ(延齢草)・・・開花するまで15年程度もかかるそうだ。
キクザキイチゲ、カタクリ、エゾエンゴサクとともに咲いていることが多い。


函館山で多く見られるコジマエンレイソウ。コジマは渡島小島を指す。


山で良く目にするミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)
オオバナノエンレイソウより花弁が小さく、横向きに咲く。


ヒダカエンレイソウ・・・鎌鹿さんのブログから借用
自分にはコジマエンレイソウとの見分けがつかない。
見分け方のポイントは、雄しべの長さが短いことらしい。
また、エンレイソウと白い花弁を持つミヤマエンレイソウとの雑種なので、
近くにミヤマエンレイソウがあるかどうかがポイントとなるそうだ。


クロミノエンレイソウ・・・実が黒くなる。
アオミノエンレイソウ、アカミノエンレイソウ、ウスクロミノエンレイソウもあるらしい。


トイシノエンレイソウ・・・札幌の砥石山で発見されたのが名前の由来
萼片が緑色、雄しべが白く、子房は赤紫色。

 これらのほかに、シラオイエンレイソウ、カワユエンレイソウ、トカチエンレイソウなどがあるようだが、目にしたことはない。

珍しい緑色の「御衣黄桜」と黄色の「鬱金桜」ほか

2019年05月15日 | 花・紅葉だより

 本日の中野ダム公園の御衣黄桜

 ソメイヨシノはすっかり葉桜になって、今は遅咲きの八重桜がピークを迎えている。
 濃いピンクや白が多い八重桜の中で、珍しい緑色や黄色の花を咲かせる桜がある。緑色が濃い御衣黄(ぎょいこう)と淡黄緑色の鬱金(うこん)である。

 函館市内でこの2種類の花を一緒に見られるのは、巴中学校(旧的場中)である。統合に伴う校舎建て替えで、その桜がどうなったか電話で問い合わせたら、校門側から観られるように移植したとのこと。ただその際、大幅に剪定をして木自体は小さくなったが、今も咲いているというので出掛けてきた。
 ちょっと時期が遅くて、2つの違いが分かりづらくなっていた。そこで、御衣黄が見られる中野ダム公園へも足を延ばしてみた。鬱金は中央図書館の前でも見られる。

御衣黄(ぎょいこう)桜
 御衣黄桜は、貴族の着物のことを意味する。緑色の花びらが、平安時代の貴族の衣服の「萌黄色」(モエギイロ)に近いことが由来らしい。開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴。


 本日の巴中学校の御衣黄桜。すでに花弁の中心部が赤く染まっているものとまだ緑色のものが混在していた。


 巴中の御衣黄桜の木


 咲き出してまもない本日の中野ダム公園の御衣黄桜。蕾は緑色が濃い。

鬱金(うこん)桜
 鬱金桜は、ウコンの黄色が由来で、色っぽい河童のCMで有名な日本酒「黄桜」はこの桜の別名でもある。やはり、終わりに近くなると御衣黄と同じように花びらの中心部が赤く染まっていく。


すでに、中心部が赤く染まっていて、御衣黄との違いがあまり分からなくなっていた。


  左の木がその鬱金桜。


 まだ黄色が濃い5/7に撮影した中央図書館前の鬱金桜。今日見たら、やはり中心部が赤くなっていた。

◎2回目の練習ラン
 函館マラソン(ハーフ)へ向けての練習を始めて2回目のランに挑戦。
 今日は、朝の9時から10km走を目標に国道5号を函館新道入口までの往復のコースを走った。
 しかし、蔦屋書店でトイレに寄り、折り返し地点で10分近く休んでの10kmだった。
 
 タイムは1時間05分04秒 平均ラップ6分30秒/km
 往路 ①6'49 ②6'34 ③6'26 ④6'25 ⑤6'46 タイム33分00秒 ラップ6'37
 復路 ⑥6'11 ⑦6'30 ⑧6'24 ⑨6'36 ⑩6'23 タイム32分04秒 ラップ6'23

 6/2の千歳マラソン(ハーフ)は6分20秒イーブンで走る予定なので、休憩入りでもこの時期にこれだけのタイムで走れるのはまあまあである。これも登山パワーと歩き旅パワーのお陰であろう。

◎遅くなったタイヤ交換
 連休明けにしようと思っていたタイヤ交換だが、1000円でやってもらっていた黒の兄弟は、システムが変わって、タイヤ交換以外の車検、保険、修理などの継続利用やオイル交換などとの抱き合わせでないと1000円ではできなくなり、交換だけなら2160円になった
 そこで、他にも修理したい箇所があったので、いつもお世話になっている日産石川店に依頼した。連休明けはびっしり修理の予約が混んでいて、今日の17:30まで待たされた。

 3年目を迎える夏タイヤで、今夏で終わりだと思うが、中に1本だけ昨年の今頃にパンクして買い替えたものがある。それを一番減るところに取り付けてもらった。タイヤ交換は2200円だった。

ライフスポーツ春の登山会「庄司山」

2019年05月14日 | 登山・旅行

 スキーが中心のシニアスポーツクラブ・函館ライフスポーツの春の登山会、33名の参加で桔梗尾根コースから庄司山に登った。

 花の湯の駐車場に集合して、そこから7台の車に分乗して桔梗尾根コースの登山口へ向かった。9:30登山開始。


 スタートから1.5kmくらいは林道跡を進む


 目指す頂上。「遠いな~!登れるだろうか?」の声も聞こえた。


 下見のときには気付かなかったあまり目にすることのないアカネスミレ。葉の形が決め手。


何の葉だろうと思ったのだが、yamaさんからオオナルコユリかオオバタケシマランの葉が色変化したものと思われるとのこと。


少し斜度が増した登山道


最後の正念場


函館山をバックに頂上直下の急登尾根を登る


11:00、1時間30分で頂上に到着。珍しく予想した時間より30分も早かった。


眼下に新中野ダムを俯瞰する。津軽海峡を挟んで、下北半島も見える


狭い頂上で昼食タイム

11:45、下山開始。12:50、下山。登山口で解散し、みんなで花の湯で疲れを癒して帰宅。
天候に恵まれ、暑からず、寒からずで最高の登山日和だった。しかし、山菜のない山だった。


函館ライフスポーツのホームページの写真集から

春紅葉・・・山は2度紅葉する?

2019年05月13日 | 花・紅葉だより

 この時期(4月下旬〜5月中旬)に北海道で観られる「春紅葉」とは、秋の紅葉とは異なり、春の短い新緑時期にだけ起きる自然現象である。まるで秋の紅葉と見間違えるばかりの木々の色づきになる。この時期ならではの大好きな光景である。
 
 木の種類によって芽吹きの色が違うことが原因だと思っていたが、光合成が本格化するまでは葉緑素が十分でないため、緑色がまだ薄く、木が持つ元来の色素(赤や黄)が見えてしまう現象らしい。これが、夏に向けて光合成が本格化するとみんな同じ緑色になってしまう。






大楽勝で花畑まであった「滝澗山」(上ノ国町)

2019年05月12日 | 登山・旅行

 初神大橋から見上げる滝澗山山頂部。海岸線の山で松前町に一番近い山である。

 上ノ国町で唯一残った滝澗山(480m)も薮漕ぎで登るつもりだった。そこへJYUNさんから同行の申し出があった。彼は日曜日しか登れない。そこで、今日の夕方から会議と会合が入っていたが、朝早く登れば間に合うだろうと2人で登ることにした。


GPSトラックログ

 8時に現地で待ち合わせる約束をしていたが、早く目が覚めたので5時過ぎに家を出た。取り付き尾根の下まで行ったら、まだ7:15なのに、JYUNさんも到着していた。彼も早く出たとのこと。2人で登る尾根を確認して、少し戻り、茂立岩橋の手前の旧道入り口に車を入れて準備する。


 7:25、スタート。好都合なことに、これから登る尾根の末端に国道の法面の角があり、そこから取り付く。


 法面を登り切ったら明瞭な鹿道があって喜んだが、いきなり山親父の落し物の歓迎を受ける。しかし、この先には見当たらなかった。


 鹿道を少し登ると、やや濃い笹やぶになるが、全く気にならないで登って行ける。


 笹の全く生えていないところもあった。


 右手には、日本海が広がり、日方泊岬に乗っかった感じの小砂子集落とその向こうに松前小島が見える。写真に写ってはいないが、この右手には渡島大島も見えていた。これが唯一の展望だった。

       
 やがて、登山道でもあるような感じの快適な鹿道が続く。こんなうれしいことはない。


 尾根にはずっと笹やぶが続くが、頂上近くの400mを超えた辺りから尾根の左手に笹の生えていない斜面が広がっていた。良く見ると、あちこちに春の花々が咲いている。
 帰宅後、地形図で確かめたら、沢の源頭斜面だった。良く沢登りで源頭部へ登りつめるとこのような花畑斜面が広がっていることが多い。


 オオサクラソウと一面に広がるニリンソウ。薮山に登ってこのような花畑を目にするには初めての経験かも?


 オオサクラソウとシラネオアイの群生

      
 エゾワサビと終わりかけのカタクリ・・・このほかにやはり終わり掛けのエゾエンゴザクもあった。


 エンレイソウ
 なんとかそのままの斜面が頂上へ繋がっていないかと期待したが、山頂部は笹薮の中だった。


 8:55、わずか1時間30分で薮中の山頂に到着。周りの笹薮で展望もない上に、JYUNさんこだわりの三角点もない山である・・・これだけがちょっと残念。


9:10、仕方ないので、頭上の新緑と青空を撮って下山開始。
 薮山では考えられない花畑斜面を楽しみながら、その最後のところから薮尾根に入って下山を続ける。 


 9:50、登りの半分以下のわずか40分でゴール。結局、トータルで2時間25分の山だった。

 まさに「案ずるより産むが易し」という言葉があるが、薮山は来てみなければ分からない・・・距離は短いので楽観はしていたが、こんなに楽で、花の歓迎まである薮山だとは思いもしなかった。

 下山後、JYUNさんを帰路途中の上ノ国町石崎地区の裏に聳える楢ノ木山の取り付き地点まで案内した。この山も山頂部はネマガリダケはあるが、そこまでは薮漕ぎすらない山である。時間もそれほど掛らない。彼はそこを登って帰ると言う。
 彼と別れて、一昨日に引き続き花沢温泉(200円)に入って、帰路に就いた。


 途中木古内道の駅で、JYUNさんおススメの春限定のソフトクリーム「みそぎの塩いちご」(300円)を食べて帰った。
 帰宅後、このブログをアップ作業中に、彼から「楢ノ木山登頂し、三角点も見つけ下山しました」とのメールが入った。

 これで、道南全山219座完登まであとせたな町の3座と奥尻の2座だけとなった。奥尻の神威山以外は薮山だが、この5月中に薮漕ぎで登ってしまおうと思っている。


南茅部からオリンピック選手を!

2019年05月11日 | 登山・旅行

昨日の北海道新聞に掲載された佐藤瞳選手(ミキハウス)

 自分が30代後半~40代後半の2度にわたって7年間お世話になったのが、当時の南茅部町(現函館市)だった。
 南茅部といえば日本一の生産量を誇る昆布が有名だが、当時から子供たちの卓球が強い町としても有名である。その母体は南茅部卓球少年団である。当時一緒にスキーを滑っていた上山悟さんが自宅のそばに卓球場を作って子供たちに教えていたことが始まりである。そのころから、全道はもちろん全国大会でも活躍する選手は多かった。

 今、東京オリンピックを目指して、その当落線上で頑張っている佐藤瞳選手(ミキハウス)もその一人である。彼女は、小学校6年生のとき、全日本選手権の5・6年の部で準優勝し、全国の強豪中学校とエリートアカデミーにスカウトされた。しかし、それには乗らず、地元の尾札部中学校へ進んだ。
 それでも3年後に中学生チャンピオンになった。全国からの誘いを再び断って、札幌大谷高校へ進む。高校1年で全国高校総体で準優勝し、2016年のクロアチア大会で福原愛、伊藤美誠らを破り、ワールドツアー初優勝を果たしている。

 彼女の持ち味は、カットマンである。世界ランキング30位以内には14位の佐藤選手以外4人しかいないという。高速化の波の中で苦戦を強いられてはいるが、子供のころからの逆境の時代を打ち破って、南茅部初のオリンピック選手が実現することを切に願っている。函館市民としても、ぜひとも応援をお願いしたいものである。


炭焼きステーキ ビーフインパクト

2019年05月11日 | 食べ物

昨日の夕刊に挟まっていたチラシ

 昔は良く、年寄りは魚と野菜を多く摂るのが望ましいと言われた来たが、最近は、元気な年寄りは肉を良く食べている・・・ということで、肉食が見直されてきている。

 先日、TVを観ていたら、元気なお年寄りの代表格である三浦雄一郎さんが「今でもステーキは1度に800gは食べる」と話していた。自分も身体をハードに動かしているときは無性に肉を食べたくなるときがある。

 そんなわけでもないだろうが、最近函館にもステーキ戦争が起きている。昨年、いきなりステーキが戸倉町にできた。つい最近、この炭焼きステーキ・ビーフインパクトが昭和にオープンし、続いていきなりステーキ2店舗目が、石川にオープンした。

 昨夕、山から帰ってきたら、妻が「ステーキが少し安く食べられるんだけど」と上掲のチラシを見せて来た。ステーキリブロースが29%安くなるというキャンペーンである。
 いきなりステーキ戸倉店へ行ったのが、昨年の9月だった。久しぶりに良いかと出掛けた。


 いきなりステーキもこの炭焼きステーキも、ステーキは肉を1g単位の価格を基本にしたメニューから注文して焼いてもらうパターンであるが、ステーキ以外のメニューは炭焼きステーキの方が充実している。
 しかし、いきなりステーキは、自分で肉の計量に立会い、注文したg数の増減も含めてそれが値段に反映されるのが面倒くさい。その点、こちらはメニューから注文するだけで良い。


 いろいろなメニューがあるが、2人とも割引になるリブロースのステーキ250gとご飯とみそ汁のセットを頼み、1人分に「究極のガーリック」をお願いした。そのガーリックチップは2人で分けた。


 店ではレアを勧めたが、自分も妻もレアは苦手である。ミディアムを頼んだが、切ってみたら、2人にとっては十分レアだった。

 久しぶりのステーキに満足して帰った。しかし、寝る前になったら下痢になった。いきなりステーキのときもそうだった。焼き肉のときはそうでもないが、どうもステーキは合わないようだ。歳と取って消化力が落ちているのか、それとも、火の通っていない生の部分が合わないのか・・・?

撫付山~丸山(上ノ国町)〈薮山周回〉

2019年05月10日 | 登山・旅行

国道の大安在付近から望む丸山(457m)と撫付山(429m)

 道南全山219座完登まであと残り8座になっていた。奥尻の2座以外の上ノ国町の3座とせたな町の3座は積雪期に登るつもりでいた。
 ところが、最近藪山にハマっているJYUNさんから、4/28にこちらの未踏の撫付山に登って来たという連絡をいただいた。彼に言わせると、「いつもお世話になっているので、何か恩返しというかお役に立てれば」と思って、彼なりのルート工作でトライしてみたという。結果、それほど手こずる薮もなく楽に登れたとのことだった。

 早速、それを参考に、撫付山だけでなく、尾根で繋がっている未踏の丸山へも登れたら登る計画で出掛けた。結果、薮漕ぎ登山では割と楽な部類で2座ゲットすることができ、JYUNさんに感謝!感謝!である。


GPSトラックログ。もしやと期待した点線の作業道はほとんど痕跡すらない薮だった。 


 6:20、JYUNさんが取り付いた階段からスタート。ここから西尾根を目指して登った。この階段に目を付けたJYUNさんに感心する。


 階段を登ったら、その上はまだ耕作されている畑があり、さらに先は薮に埋もれているが、やはり畑の跡だった。


 その先を登って行くと、JYUNさんの記録にも載っていた農作業小屋(廃墟)があった。その先からいよいよ本格的な薮尾根に取り付く。


 JYUNさんのテープ・・・心強い。まっすぐ上の西尾根を目指して前進。薮は簡単に手で掻き分けられる程度でほとんど気にならない。


 6:55、西尾根に乗ることができた。尾根の先に目指す撫付山が見える。笹薮は場所によって濃淡はあるが、高いところでほぼ胸の高さぐらいなので、手と足で簡単に掻き分けて登ることができる。その先にもJYUNさんのテープが所々に付けられていた。


 細い尾根には鹿道もできていて、非常に助かる。


 頂上が近くなると、薮も薄くなってきた。ただし、そのあとの頂上直下の笹薮は少し濃く、ツタが絡みついて、すんなりとは登らせてもらえなかった。


 7:35、わずか1時間15分で撫付山頂上到着。JYUNさんが苦労して探して掘り出した三等三角点と彼が立て直してくれた測量用のポールが迎えてくれた。JYUNさんに撫付山ゲットのメールを入れる。


 遮るもののない360度の展望が広がる。青空の下に広がる日本海と海岸線の集落の眺めが気持ち良い。

◎丸山を目指す


 まだ時間はたっぷりある。丸山とそこまで繋がる尾根をじっくり眺める。多分、薮もここまでと大差はないものと思われる。ネマガリダケさえなければ楽勝のはずである。
 これまでの経験から、あまり期待はしていなかったが、稜線に出れば地図上の点線の作業道があるかもしれない?
 10分ほど休んで、迷うことなく前進。稜線までの吊り尾根の下りに掛る。ほとんど気にならない薮だった。 


 コル付近には、ヒバ(アスナロ)の林が残っていた。その先の地形は少し複雑で、尾根の方向が良く分からなかったがGPSに助けられる。


 吊り尾根の・450地点を目指して登って行く。これまでの経験から平坦な地形は笹薮が濃いことが多い。案の定、・450付近と稜線までの間は背丈より高く、密度の濃い笹薮漕ぎが続いた。今日のコースで最も辛いところではあったが、細いので手で簡単に掻き分けられるのが助かる。しかし、帰りここを戻るのはちょっと億劫だと思った。


 稜線に出たが、ちょっと期待していた地図上の点線の作業道跡は、案の定、痕跡すらなかった。しかし、その点線のところを漕いで行くと、ところどころに赤や青のテープが結ばれている。比較的新しいテープだが、踏み跡等は見当たらない。薮はほとんど気にならない程度である。


 途中の高い地点から、その先に目指す丸山が見える。すでに撫付山からの中間地点は過ぎていて、直線距離で750mほどである。小さなアップダウンはあるが、急な登りがないのが気楽である。


 稜線上に、このような測量か何かの調査の標識や記号が書かれたポールも所々にある。道はないが、人が通った痕跡があるだけでうれしいものだ。同じように薮漕ぎをして調査でもしたのだろう。


 大きなカラマツの木には「カラマツ」と書かれた青いテープや幹にはたくさんの番号札のようなものが貼られている。


 ダケカンバにも赤い番号札が付けられている。このような所がたくさんあったので、稜線上の植生の調査でもしたのだろうか?
 しかし、頂上のだいぶ手前で、左に下りて行くような作業道の痕跡があり、その先から頂上までは一切見当たらなかった。


 地図上の点線は頂上には続いてなく、下を通っているので、直接頂上を目指す。


 9:15、撫付山から1時間40分で丸山到着。まずは、越えて来た撫付山を眺める。ここには三角点はないはずなので探すこともしなかった。

 
 山頂から北に延びる海岸線や風力発電の風車や、反対側の歩いてきた稜線や尾根を眺めてしばし休憩。ここでも、JYUNさんにメール。

 さて、下山は同じコースを戻るか、直接尾根を下って国道を目指すか、地図を見て検討する。稜線から続く地図上に記載されている点線は、少し北へ進み、下に向かう西尾根に続いている。先ほどまでの続きなので作業道は期待できない。いくら藪が濃くても、下りは非常に楽である。おまけに登り返しがないのも助かる。しかも、その点線の尾根は、冬に登る予定でいたルートである。国道へ出てから1.5kmほどの歩きはあるが、そのコースを下りることに決定。

◎丸山から直接下山


 9:30、地図上の点線をGPSで辿って下山開始。少し北上して西尾根を下る。薮は概ねこんな楽勝モードである。


 途中から頂上を振り返ったら、山頂にガスが懸っていた。このときは撫付山もガスで覆われていた。


 ・196地点付近で尾根が細くなると、鹿道なのか昔の作業道跡なのか分からない踏み跡も現れる。この辺りから下の尾根には、確かに作業道があったような痕跡も見られる。


 やがて、尾根の下に汐吹漁港が見える。


 10:55、丸山頂上から1時間25分で国道に出た。1.5kmほど国道を歩き、スタート地点へ戻る。

 11:15ゴール。トータルで約5時間で2座ゲット。薮山にしては、辛いところもほとんどなく、非常に効率のよい歩きだった。積雪期に同じコースを回ってもそれほど違わない所要時間だったと思われる。JYUNに無事下山と感謝のメールを入れた。

 一気に2座ゲットでき、未踏はあと6座となった。同じ上ノ国の滝澗山(480m)も薮漕ぎで登ろうと考え、その下まで走り、地形図と地形を照合しながら、取り付き地点とおおよそのルートを決めて帰路に就いた。こちらは急登が続くが、ネマガリダケでなければなんとか登れそうである・・・?


昨年リニューアルオープンした上ノ国町営の花沢温泉で入浴(うれしい200円)。

 なお、往路は江差回りで来たが、復路は木古内回りで帰ることにした。その目的は、上ノ国市街地からのそれぞれの距離の違いの確認であった。昔から、上ノ国市街地や海岸線に住んでいる人は、「函館に出るときには江差回りの方が、木古内回り良い近い」と言っていたので、いつも上ノ国へ行くときは江差回りで走っていた。
 しかし、新吉岡トンネルができたことや茂辺地からの高速道路もできたので、距離感的には木古内回りの方が近い感じがする。しかし、結果は、江差回りが77.5kmで、木古内回りが高速を使ったこともあり84kmだった。高速を使わなくても、やはり江差回りの方が近いようだ。

庄司山(桔梗尾根ルート)<下見登山>

2019年05月09日 | 登山・旅行

桔梗野高台の畑地から眺める庄司山(570.3m)

 来る5/14開催予定の函館ライフスポーツの春の登山会の下見に出掛けて来た。
 メンバーの平均年齢が徐々に高くなってきて、山の選択に苦労するようになっている。しかし、このすぐ近くにある庄司山はまだ登っていなかったことが判明。そこで、今年の計画に取り込んだ。


桔梗尾根ルートのGPSトラックログ

 この山の南西尾根に取り付くまでのメジャールートは『北海道夏山ガイド』にも掲載されている蒜沢川(にんにくさわがわ)コースだった。しかし、最近は登山口まで車が入れなくなり、登山道入口の川の橋もなくなり、渡渉しなくてはならなくなっている。

 そのせいか、最近は桔梗野高台の畑地の奥に続く桔梗尾根ルートからアプローチする登山者が増えているようだ。距離はこちらの方がはるかに短い。そこで、そのルートの下見をしてきた。以前は、桔梗尾根の林道跡と登山道の出合い付近が薮だった記憶があるが、今回は、きれいに繋がっていた。


桔梗野高台の畑地の一番奥の林道入口が実質的な登山口になり、広い草地に車も駐車できる。


桔梗尾根の林道跡は下の方は刈払いが入っていた。


庄司山が徐々に近くなってくる。林道跡はきれいに踏み跡が続いている。


ヒトリシズカ


昔は薮で覆われていて繋がっていなかった登山道へきれいに合流。ここから右へ進む。


登山道の真ん中に大きな岩が落ちていた。今まで気付かなかったが、その上を見ると岩だらけの斜面だった。


新緑の木々で覆われた登山道。登山道は急登が続く。


シラネアオイ


最後の一番の急登を登りきると飛び出すような感じで鳥居と祠のある頂上に到着する。


春紅葉に囲まれた新中野ダムをズーム


函館山方向は春霞み?で覆われてはっきり見えなかった。


頂上から10分ほど薮で覆われた踏み跡を進むと大岩の陰に祠が2つ。ここで戻る。

他に目にした花々
今年雪のない山を初めて登ったので、いつも目にする花だが、新鮮だった。

 
一番多く目に付いたタチツボスミレ         コキンバイ

  
 フイリミヤマスミレ        青花キクザキイチゲ 

 
シラネアオイの赤ちゃん      ミヤマエンレイソウ

所要時間 (登り)8:15登山口~8:35登山道合流~9:15頂上<1時間>~9:25大岩下の祠  (下り)<頂上から50分>
 ※いつもは、自分が単独で登るタイムの2倍以上は掛るので、往復4時間以上は掛るだろう。

 当日は、9時に花の湯の駐車場に集合し、そこから乗り合わせで登山口まで移動予定である。そこで、帰りに花の湯に寄り、当日の駐車場で集合と9時からの10数台ほどの駐車をお願いしてきた。当然、全員入浴するということで頭を下げて来た。

過去の庄司山登山一覧
12、1,28 タタラ林道~北尾根~南尾根(周回ルート)
08,4,15の蒜沢川コースへ
07,2,06の桔梗尾根ルート~北尾根の積雪期登山へ
05,06,05の蒜沢ルート~北面ル-トへ
02,09,01の北面ルート~蒜沢川ルートへ
00,07,20の蒜沢川ルートへ
00,04,02の桔梗尾根ルート残雪登山へ

CT検査 & 今シーズン初ジョグ

2019年05月08日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

CT検査室前のポスターを写す

 4/25の胃カメラ検査のあと、3/4の血液検査の結果、腫瘍マーカーのca19-9の数値が少々高いのでCT検査を受けるように言われ、今日に予約を入れてくれた。 
 ただし、空きを待っているとずっとあとになるので、とりあえず今日の9時に来てもらって、検査の空きに入れてもらうとのこと。遅ければ1日掛かりになるかも知れないと言われていた。文庫本を1冊持って出掛けた。

 その血液検査は2ヶ月も前のものである。もし、どこかに癌があるのなら、だいぶ進行しているはずである。しかし、体調はすこぶる快調で気になる症状はない。

 ただでさえいつも混んでいる五稜郭病院だが、連休のあとだけにこれまでにないほどの混みようだった。
 9時過ぎに診察室に呼ばれ、「時間は約束できないので、もしかしたら午後になるかも知れないが、その結果次第で次のことを考えましょう」と言われた。看護師さんに「1時過ぎになることもあり、忘れられているのではと思うほど遅くなることもあります」と言われ、下着の上に検査着を着て、検査の説明を受けた。その後。消化器内科外来の前で待つように言われた。水とお茶は飲んで良いが、食べ物は摂ることはできなかった。

 検査着の上からジャンパーを着て、本を読んだり、スマホをいじったりして、ひたすら待った。
 朝から混んでいたと思っていた消化器内科外来の待合室は、予約時間に合わせて新しい患者がやってきて、ますます混んできた。100人ほど座れる椅子があるが、11時過ぎにはピークとなり、ほとんど空席はなくなった。

 12:25になって呼ばれたので席を立ったら、先生があまり遅いのでCTに電話をしてくれたらしい。 残りの一番前の列には名前が入っているが、非常に混んでいて、まだいつになるか分からないとのこと。

 13時過ぎにようやく呼ばれて検査室へ。聞いたら1日に70~80人くらいの検査で、朝から晩まで掛かるそうだ。

 検査後、再び消化器内科外来で待つ。14時近くになり、診察室へ。結果は「特に気になる所見は見当たらなかったです。ただ、腫瘍マーカーが高いのは気になるので、1ヶ月後に膵臓のMRI検査をしましょう」と言われて、6/10に予約を入れてくれた。その時にもう一度血液検査もし、胃カメラ検査の結果のピロリ菌の除菌もすることになった。
 
 膵臓癌は一番罹りたくない癌だし、早期では見つけづらい癌なので、検査を受けておくことはマイナスにはならないだろう。ただし、3/4の血液検査の結果でもし膵臓癌に罹っているなら、3/14に受けた糖尿病検診で、血糖値やHbA1cが異常に高くなっているはずである。しかし、そのときはそのようなことはなかった。これも大丈夫だろうと確信している。

 それにしても、なかなか無罪放免にならないものだ。病院は検査が一番儲かるので、検査を勧め勝ちである。気にしてもしようがないので、これまで通り過ごすことにする。

 次の検査の説明を受けて、会計を済ませたら、15時になっていた。1割負担で2780円だった。病院からの途中で迎えに来た妻と軽く腹ごしらえをして帰宅した。

◎今シーズン初ジョグ8km
 7/7の函館マラソン(ハーフ)まであと2ヶ月、その練習のつもりでエントリーした千歳マラソン(ハーフ)が6/2である。
 利尻山の疲れが抜ける連休明けから練習を開始するつもりでいた。2月のクロカンスキー、3月の雪山登山、4月の奥州街道歩き旅と続けてきた脚を、今度は走る脚に変えなくてはならない。
 今日は足馴らしと、どのくらいのペースでどのくらい走れるかを感得してみたいだけなので、病院からの帰宅後に、五稜郭公園の堀回りで、無理せず7分/kmペースで、8kmで切り上げた。特に辛さを感じることはなかった。昨日まであった堀の花筏は、沈んでしまったらしく、きれいになくなっていた。 

 1kmごとのラップは次の通りだった。①7'18 ②6'53 ③7'12 ④7'15 ⑤6'56 ⑥6'42 ⑦7'10 ⑧6'48 トータル56分24秒 平均ラップ7分03秒/km

 これを今後、週に3~4回走るように努め、千歳までの1ヶ月で6分20秒/kmでハーフを、さらに1ヶ月の函館までに6分/kmを切って走れるようにするつもりである。

五稜郭公園の堀に浮かぶ花筏(はないかだ)

2019年05月07日 | 花・紅葉だより



 昨夕、妻が1週間ぶりの五稜郭公園のサクラの様子を見に行ったら、このような見事な花筏が観られたという。

 そこで、今朝、自分も行ってみた。しかし、夜中ずっとかなり強い雨が降り続いたので、雨に叩かれてほとんど沈んでしまったようだ。規模は小さいがそれなりに観ることができた。
 風で寄せ集められたのか、詰まってグラデーション模様になり色が非常に濃くなっていた。






 公園内のソメイヨシノはほとんど葉桜になっていて、道路を挟んだ図書館の前には遅咲きの八重咲きのサクラが咲いていた。






家で食べた音威子府そば

2019年05月06日 | 食べ物

 利尻山を下山した翌日に、良くテレビなどで取り上げられている音威子府駅で食べた常盤軒の音威子府そばだが、そのときに売っていた生そば(350g 400円)を買ってきた。


 包まれていた紙を読んだら、創業90年を迎える畠山製麺で作られている。黒いのは、殻も一緒に擦り潰すかららしい。


 常盤軒では温かいそばしか提供していないが、冷たいざるそばが絶品とのことで、我が家で茹でて食べてみた。妻の茹で方も良かったが、腰が強くて、歯ごたえもあり、その黒さが引き立ち、そばの味も濃くて、まさに絶品であった。
 量的にも、二人で食べて、これが一人分の大盛りであった。


 昨日から風邪気で、喉が痛かった。昨日は夕食後すぐに寝た。夜中には熱も出たようだが、そのまま昼まで寝ていたら、喉も痛みもなくなり、どうやら治ったようだ。やはり疲れから来ていたのかもしれない?今日も早く寝よう。

     
 午後から、「利尻山元号またぎ登山」のHP用のページを作成し、アップすることができた。最近は薮山ばかりで、手抜きでHPにもブログのページにリンクを貼るだけだった。しかし、今回は真面目に久しぶりにHP用のページをアップすることができた。
 
 興味のある方は下記でどうぞ! 
 http://sakag.web.fc2.com/

室蘭ちょろちょろ、のち帰路へ

2019年05月05日 | 登山・旅行
 今日も昨日に引き続き、1日中快晴・・・絶好の行楽日和だった。道の駅みたら室蘭で朝を迎える。
 ゆっくり起き出し、まずは室蘭の町並みを一望できる測量山へ。


 測量山から東方向の町並みを見下ろす。中央奥の尖がりは地球岬。


噴火湾を挟んで眺める横津岳(左)と駒ケ岳。横津岳の北斜面の残雪は例年より多い感じ。


白鳥大橋とその奥に有珠山~昭和新山~まだ真っ白な羊蹄山

 この後、「室蘭のサクラの3大名所」を巡った。

 「母恋富士下のサクラ並木」~約29種類、130本余りのソメイヨシノやカンザンなどが5月上旬から6月上旬まで咲きほこる並木道。「富士下サクラ並木の会」の皆さんにより、開花時には行灯が燈され、夜桜を楽しむこともできる。


種類の分からないサクラのアップ


「幌萌の大山桜」~高さ16メートル、幹の周りは4.3メートルもある大きな桜の老木で、胆振地方のエゾヤマザクラとしては最大級とされている。夜間はライトアップされており、夜桜も楽しめる。
 推定樹齢180年以上で、室蘭市保護樹林に指定されている。そのため寿命をはるかに超え、風雪などに晒されて幹に傷みが見つかっているが、室蘭埠頭株式会社が所有、樹木医が修復・保護しているという。


「崎守の一本桜」~緑の草原の中にポツンとたたずむエゾヤマザクラで、高さは10メートルほど。樹齢は100年以上とされている。。
 2007年にビール会社のコマーシャルや、室蘭在住の坪川拓史監督が製作した映画『モルエラニの霧の中』のロケ地としても使われていいて有名らしいが、昔の写真より花付きが悪くなっている。後ろの山は稀府岳。


 サクラを見終わった後に、再び道の駅に戻る。目的は、今年道の駅の中に新しくオープンしたレストラン・くじら食堂へ。


 20時まで営業しているのに、昨夜、勝手に17時までと思いこんで、食べそこなった「室蘭やきとりプレート」で早目の昼食

    
 土産店で、夕食用の駅弁「母恋めし」を2個買って帰路に就いた。
 なお、母恋(ぼこい)の地名語源はアイヌ語で「ホッキ貝のたくさんある場所」を意味する「ポキ・オ・イ」に由来する。

 
 この母恋めし、6年前に母恋駅で買って食べたことがあるが、そのときは980円だったが、今回は1188円だった。
ホッキの炊き込みおにぎりがメインで、網に入った貝の中と貝から出ているおにぎりが2個入っている。

 取り出してみましょう。

・ホッキまみれの炊き込みおにぎり2個・スモークチーズ・燻製たまご・おつまみわかめ・お口直しの?ハッカ飴。化学調味料や添加物は一切使用していないとのこと。
 これに野菜サラダ+1品と味噌汁で6日ぶりの自宅での夕食とした。

静内(新ひだか町)と平取町あちこち

2019年05月04日 | 登山・旅行
 1日中快晴に恵まれた今日は、静内の二十間道路の桜並木をメインに真歌公園と、妻の希望で平取町のトトロの木とその帰路に二風谷アイヌコタンに寄った。

静内の真歌公園

  新しくなったシャクシャインの像。これが見たかった。

     
     以前からあったシャクシャインの像

 この像が老朽化して崩れそうになったので建て替えを計画した。しかし、著作権の関係で、同じように手を挙げた像は造れなかったので、祈りの像にしたらしい。著作権を持つ人から2000万円を要求されたので諦めたとか?


 シャクシャインのチャシ跡


 チャシの上から静内市街地と静内川上流の日高山脈を望む。


 復元されたアイヌの集会所の内部


 隣の部屋の中

二十間道路の桜並木

 かつてこの地にあった宮内省の御料牧場を視察する皇族の行幸道路として造成されたのがはじまりとされている。1916(大正5)年から3年間の月日を費やして、近隣の山々からエゾヤマザクラなどを移植。その時、左右の道幅がちょうど二十間(約36メートル)あったことから二十間道路と呼ばれるようになった。 なお、この桜並木は7kmもあり、日本一の長さである。
 現在は「日本の道百選」や「さくら名所100選」、「北海道遺産」などにも選ばれ日本屈指の桜の名所として多くの人々から親しまれている。 きょうも凄い人出だった。


 エゾヤマザクラのアップ。ソメイヨシノは花が先に咲いて葉が後に出るが、ヤマザクラは花より葉が先に出る。
 子供の頃、出っ歯の人をヤマザクラと馬鹿にしていたことを聞いてそのことを覚えた。鼻(花)より歯(葉)が先に出ているという洒落だった。


中間地点より1.5kmも奥にあったイベント広場

平取町岩知志のトトロの木

 今日のトトロの木。最近は手入れがされていないらしい。

    
 2012年から始まったらしい。そのころの?画像。(他サイトから借用)

二風谷アイヌコタン

 久しぶりに訪れたが、チセがたくさん増えていて、その他にも新しい施設が増えていた。



 


 新しくできていたアイヌ工芸館の展示品

     
 工芸館の中でアイヌ模様の切り抜きに挑戦する妻


 二風谷ダムの岸に新しくできていた沙流川歴史館


 二風谷ダム

 このあと、今夜のどこでもホテルの道の駅みたら室蘭まで走った。
 ここも、すぐそばに温泉があり、車を停める所を探すのに苦労するほど混んでいた。車の場所を確保してから温泉に行って、夕食を食べた。


 車に戻るときに捉えた噴火湾の夕焼けと大黒島

札幌あちこち

2019年05月03日 | 登山・旅行

 新潟へ出掛けていた妻が、4:30着の新日本海フェリーで小樽に帰ってきた。船が揺れて酔って昨日の夕食も食べてなくて、飢餓状態と言う。まずは近くのすき家で朝定食のさば定食を食べる。
 そのあと、とりあえず、札幌へ向かう。

円山公園ウォーキング
 まずは、札幌の桜の名所である円山公園をのんびり1周ウォーキングをする。ここの桜は、札幌の基礎をつくった開拓判官の島義勇を偲び、福玉仙吉が1875(明治8)年に北海道神宮の参道に150本の桜を植えたのが始まりとされている。


     円山斜面の春紅葉









コメダ珈琲

 妻が大好きなコメダ珈琲で2回目の朝食。コーヒーを頼めば付いてくるトーストと必ず食べるシロノワール。

平岡公園の梅林

 この梅林は、白梅と紅梅が6.5ヘクタールの中に、約1200本植栽されている。例年咲き始めてから約2週間程度花を楽しむことができ、開花期間中は12万人~20万人の来園者が訪れ、北海道の遅い春を楽しむらしい。





北海道開拓の村

 ここは、札幌を初め道内の明治以降の開拓当時の実在したいろいろな建物を移築した野外博物館である。これまでにも何度か来ているが、忘れていることが多く、いつ来ても新鮮な感じである。
 入場料だが、大人は800円(JAF割引で700円)だが、65歳以上はうれしいことに無料だった。
















 大道芸が開催されていた。がまの油売り、南京玉すだれ、紙芝居、バナナのたたき売りを見ることができた。子供たちが500円玉や100円玉を握りしめて夢中になって対応するバナナのたたき売りが楽しかった。
 このほかに、畳作りの実演、縄なえや丸太伐り、昔の遊びコーナーほかの体験が行われていた。

 朝2回も食べたので、さすがに昼食は食べる気がしなかった。

 このあと、明日の静内二十間道路の桜を見に行くために、温泉併設の鵡川の道の駅四季の館まで走った。道の駅は激混みだったが、車中泊準備を整えて、温泉でのんびり過ごす。このあと、レストランで夕食を食べるつもり。